材料を使い分ける

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階段には手摺を付けなければなりません。
その手摺の形状は、使いやすさが担保されていれば
階段の形に合わせて、様々な形状が考えられます。

素材は基本、木、鉄、合成樹脂系、となりますが、
ブライシュティフトでは、合成樹脂系は味気ないので使いません。

残るは、木と鉄になりますが、
どちらを使うか、階段の形状から導きだされる法則はなく、
階段が置かれている空間全体のバランス、そして使いやすさも含め、
その家に適した材料を選択しています。

撮影:大沢誠一

メインの手摺は木で作り、
落下防止の補助材として、鉄を用いました。

撮影:大沢誠一

手摺の曲がり部分が多くなると、
木より鉄の方が有利です。

木の曲がり部分は、削り出しでつくらない限り、
剛接合でつくるのは難しく、基本ピン接合になります。
その点、鉄は、特に丸鋼は曲げ加工が容易くでき、
曲がり部分が多くても問題ありません。

ただし、曲げ部分に水平力を与えると、ぐらつきますので、
曲げ部分と支点間距離には、注意が必要です。


と言うわけで、
手摺の用途と素材の特性に則して、素材を違えてみました。

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