かぼちゃを栽培!プランターでの育て方から成功させるコツも紹介

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かぼちゃをプランターで育てるなら、立体栽培がおすすめ!ベランダなどの小さなスペースでも、十分に育てられ、家庭菜園向きです。この記事では、かぼちゃをプランターで栽培する方法や育て方のコツについてご紹介します。

 かぼちゃをプランターで成功させる育て方とは

【 かぼちゃの基本情報】

・科名:ウリ科
・属名:カボチャ属
・原産:南アメリカ
・発芽温度:25〜30℃
・生育適温度:20℃前後
・生育場所:明るい日向
・株間:40cm
・種まき:3〜5月
・収穫:7〜8月
【 かぼちゃは3種類に分けられる】

・日本かぼちゃ
日本に初めて渡来したかぼちゃ。表面の皮が黒く、窪みがはっきりしているものが多く、果肉が粘質で煮物や揚げ物に向いています。高温多湿には強い品種です。

・西洋かぼちゃ
日本かぼちゃの後に渡来したかぼちゃ。表面の皮がツルツルして、丸みを帯びたものが多く、果肉が甘いです。比較的寒さや乾燥に強い品種。

・ペポかぼちゃ
日本種、西洋種にはないものが該当するかぼちゃ。ズッキーニをはじめ、お化けかぼちゃなど、色や形がユニークなものがあります。

 かぼちゃをプランターで栽培!育て方のポイント5

【 育て方のポイントを押さえるだけで、かぼちゃ栽培は成功しやすくなる】

ポイント1. プランターは大きめのものを用意
かぼちゃは広いスペースで大きく育つ品種です。スペースが確保できない場合は、プランターのサイズを大きなものを選びましょう!直径が40cm以上で深さが50cm程度の40型以上のものがおすすめ。

ポイント2. 支柱とネットを上手に使うことが大事
ミニ家庭菜園など、狭いスペースでかぼちゃを育てるなら、支柱とネットを使いましょう。立体的なプランター栽培、かぼちゃを浮かせた育て方は、病気にも罹りにくいですよ!

ポイント3. ミニかぼちゃを選ぶのがよい
かぼちゃを立体的にプランター栽培をするなら、ミニかぼちゃを選んでみましょう。育て方ポイントも一般的なかぼちゃよりも簡単。プランターでも十分に育ちやすいですよ。

ポイント4. 日当たりのよい場所で育てる
かぼちゃは日当たりがよく、暖かい場所で元気に育つ野菜です。かぼちゃは土質よりも日当たりの良さが重要で、元気に育つほか病気に罹りにくい環境もつくれます。

ポイント5. 朝の人工授粉が成功へのカギ
かぼちゃの育て方で最後にやってもらいたいことは人工授粉。ベランダなど虫が来ないような場所では、自家受粉しにくく、収穫率も落ちます。1株で5〜6個収穫できるようにしましょう!

 かぼちゃ栽培をプランターで成功させる育て方とは

【 プランター栽培で収穫しよう!かぼちゃの育て方】

1. かぼちゃの種は、発芽口を割ってからポットにまこう!
かぼちゃの種の発芽率をよくするために、発芽口をペンチで割ってからポットにまきましょう。種が細く尖っている方が発芽口で、先っぽを口が開くように割ることがコツ!

ポットに種を3〜4粒入れ、水をたっぷり与えたあとは、保温して発芽まで待ちます。

2. 本葉が出てきたら間引き
種まきから5日間ほどで発芽し、本葉が出てきたところで、間引いてあげましょう。苗が隣り合っていると生長が緩慢のほか、徒長もしてヒョロヒョロになってしまいます。別のポットに1株ずつ移してあげてくださいね。

3. かぼちゃの苗はプランター1つに1株を植え付け
かぼちゃの苗の本葉が4〜5枚に展開したところで、プランターに移植します。苗は1株で1つのプランターに植えること。根は広く張るので、できるだけスペースを確保してあげます。植え付ける位置は、プランターの真ん中で定植させてくださいね。

4. 支柱を立て、ネットを張る
定植させたところで、支柱をを立て、ネットも張ってしまいましょう!かぼちゃのつるをどのように伸ばすかは自由ですが、グリーンカーテンのように一直線に伸ばしたり、アーチ状ん仕立てたりすることもできます。

5. かぼちゃのつるを上手に摘芯・放任・誘引!
西洋かぼちゃと、日本かぼちゃ・ペポかぼちゃでつるの仕立て方が異なります。西洋かぼちゃは実のつきがよいので、親づるを伸ばし、下から10節目のところで子づる2本を伸ばし放任し誘引します。

日本かぼちゃ・ペポかぼちゃは子づるの草勢が強いので、元気のよい子づるを4本残し、放任し誘引。親づるは葉が5枚ぐらいになったところで摘芯してあげます。

6. 梅雨の開花時期には人工授粉を
5月から6月にかけて開花が始まります。開花をしたら朝の7〜8時までに雄花を摘み取り、雌花に受粉させてあげます。雄花、雌花の寿命は午前中のみなので、遅れないように作業を行ってください。雌花の花下は膨らんでいるので、見分けがすぐにつきますよ。

7. 実が大きくなり始めたら追肥
受粉後、実が野球ボールぐらいのサイズになったら、追肥をしてあげてください。ぼかし肥を与えるほか、水やりをするときに液肥に変えて与えるのもよいです。

8. 収穫時は見逃さない!
7月から8月はかぼちゃの収穫時期。その前に実がたくさんついている場合は、生長が悪いものは摘果してあげてください。

実がちょうどよい大きさになってきたところで収穫していきますが、実とつるがついている茎部分を見るのがポイント。コルクぐらいの太さになったものが食べ頃のサイズです。

 かぼちゃの育て方で注意するべき点

【 かぼちゃの育て方をもう一度確認することが大事】

1. 窒素成分が多すぎるのは避ける
窒素が多いと、つるぼけをして生長が悪くなります。カリウムを入れて、窒素の成分の抑制することができるので、調節して肥料を施してください。

2. 水はけはよくしよう
土の表面が乾いたら、かぼちゃは水を与えますが、水はけが悪い土を使っていると、根腐れ、病気を起こします。

3. 早まきはしない
かぼちゃは暖かい場所で、発芽・生長します。3月のまだ寒い時期に種まきをするのは避け、保温をしっかりとしてください。

4. 風通しの悪さ、密植には注意
風通りの悪い場所、密植をして植えるなどは、病害虫の被害に遭うリスクが高まります。うどんこ病、ウリハムシには特に注意!

5. 連作はできるだけ避ける
かぼちゃはウリ科の植物。連作をすると連作障害が起き、生育の悪さ、病気にかかるリスクが増えます。やむを得えずウリ科の植物を育てた土を使う場合は、腐葉土などの堆肥を混ぜて、ふかふかの土を作ってあげましょう。
【 おわりに】

かぼちゃは立体栽培をすることで、プランターでも育てられ、できるだけコンパクトにすることができます。水やりや施肥など育て方の注意やコツを知っているだけで、栽培は成功しやすくなります。ぜひかぼちゃを育てて、おいしい採れたてを味わってください!

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