【布団の洗濯方法】洗い方別の手順や頻度を紹介|洗濯表示を確認して布団をキレイに

布団を洗濯する方法を紹介します。この記事では、自宅・コインランドリー・クリーニングといった3種類の洗濯方法に分けてまとめました。自宅で洗濯する際に知っておきたい洗濯の流れや、コインランドリーで洗濯するときにかかる料金と時間、クリーニングで洗濯すると受けられるサービス内容に注目。さらに、布団を洗濯する頻度や、コインランドリーで毛布を洗う方法についても紹介します。

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布団を洗濯する前に「洗濯表示」をチェック

布団を洗濯する際には、必ず洗濯表示を確認してからキレイにしましょう。

最近では、洗える布団が多くなってきましたが、布団によって洗える方法はそれぞれ。洗濯表示を確認せず洗濯機で洗ってしまうと、布団の表面が傷んだり布団の中身が硬くなってしまったりすることも

1度傷んでしまった布団を元に戻すのは難しく、何より寝心地が悪くなってしまうので、事前に洗濯表示をしっかりと確認して洗濯表示に従い布団を洗濯するようにしましょう。

布団を洗濯する方法【自宅編】

ここからは、自宅で布団を洗濯する手順を紹介します。布団は水分を含むと、とても重いものになります。洗い上がった布団を干しにいく際は、身体に負担をかけないように注意しながら作業をしましょう。

〔洗濯の手順〕

1. 洗いたい布団のサイズと洗濯機の大きさをチェック

洗濯機で布団を洗うときは、自宅にある洗濯機のサイズと布団のサイズに合ったもので洗濯するようにしましょう。

シングルサイズの布団なら5kgまでの洗濯機で洗うことができ、シングルサイズ以上のダブルサイズといった大きめのものは7kg以上の洗濯機で洗えます。

しかし、ドラム式や二層式洗濯機などの洗濯機では洗えない場合も。無理に洗ってしまうと、故障の原因や布団の劣化に繋がるため事前に自宅にある洗濯機で洗えるかどうか事前に確認しておきましょう。

2. 洗濯槽に水を入れて洗剤を溶かしておく

自宅の洗濯機で洗濯ができることを確認したら、洗濯槽に水を溜めて洗剤を先に溶かしておきましょう。布団を先に入れて洗濯機を回すこともできますが、洗剤がムラになってしまい、布団の素材を傷めたり、全体をキレイに洗濯できないことがあります。

また、洗濯するときに使う洗剤は、液体洗剤がおすすめ。粉末の洗剤でも使えないことはありませんが、溶けきらず布団に残ってしまうことを避けるために液体洗剤を使うようにしましょう。通販では、寝具の洗濯専用の液体洗剤が販売されていますよ。

洗濯機のコースは、「布団コース」「毛布コース」「大物コース」といった洗濯機に備わっている専用のコースで洗うようにしましょう。

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2,156円(税込)
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プロにクリーニングしてもらったときのような仕上がりになる、寝具専用の洗濯洗剤です。クリーニング屋も使っている業務用洗剤で、毛布、タオルケット、羽毛布団、まくらの洗濯にピッタリ。毛布なら8枚まで洗濯ができます。さらに、大きめの布団や汚れが目立つ布団には、つけおきもできるのがポイント。やさしく香る、フローラルローズの香りつきで贅沢な睡眠時間に。

3. ネットに布団を入れて洗濯する

布団を洗濯するときは、必ず洗濯ネットに入れて洗濯をしましょう。洗濯ネットを使えば、素材のダメージや布団の形崩れを防いでくれますよ。

布団をネットに入れるときは、布団をキレイに折りたたむかくるくると丸めてから入れましょう。布団が入る大きなネットは、通販で買うことができます。

また、ネットの代わりに麻紐で縛っておくのも◎。

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布団や毛布、以外にもカーテン、まくら、バスタオル、ペットマットなどの洗濯にもピッタリな90×110cmの特大サイズです。ほかにも、ぬいぐるみや寝具周りのアイテム、セーターやコートなどの洗濯にも使える大きさ。耐久性に優れており、乾燥機までそのままかけられるのが特徴です。本体は、細かい網目になっており通気性がよく、清潔に使い続けられます。

4. しっかり乾かす

布団は乾かすのに時間がかかります。

布団の種類や洗い方にもよりますが、洗濯機で脱水できないと、1日で乾かないことも。2~3日の間でよく晴れて湿度が低く、温度が高い日を天気予報で事前にチェックし、洗濯に最適な日を選びましょう。

また、布団を干す場所もしっかり確保しておくことがポイント。脱水しきれず、干してから乾くまでの間水がしたたり落ちても大丈夫なベランダや庭など、スペースの確保も事前にしておきましょう。

布団が乾きやすい干し方は、M字干し。平行に設置した物干し竿2本に対し、布団をM字型にひっかけて乾かします。こうすることで布団が風や日光に当たる面積が増え、乾きやすくなりますよ。

洗濯機に入らない布団は「浴槽」で洗える

LIMIA編集部

布団が洗濯機で洗えない場合は、浴槽で洗うことができます。

手順は、洗濯機と同じように浴槽に洗剤水を用意し、ネットや麻紐でまとめます。汚れがひどい箇所や表面についたホコリなどはシャワーで洗い流したり予洗いをしておきましょう。空気が入っている場合は布団が浮いてしまうため、やさしく押したり足で踏んだりして空気を抜きつつ洗います。

手で脱水するのには時間がかかりますが、時間をかけながら丁寧に布団の水を抜きましょう。ある程度浴槽で脱水をしたら、洗濯機に入れて数分脱水をします。脱水が終わったら、M字干しをしてしっかりと乾かしましょう。

布団を洗濯する方法【コインランドリー編】

自宅で布団の洗濯が難しい場合は、コインランドリーで洗いましょう。しかし、コインランドリーによっては、布団の洗濯ができない場所もあります。布団を持ち込む前に、洗濯ができるかをチェックしてから持ち込むようにしましょう。

〔洗濯の手順〕

1. ネットorヒモで布団の形崩れを防ぐ

コインランドリーで布団を洗う場合も自宅で洗濯するように、洗濯ネットや麻紐を使って布団をまとめておきます

2. 洗濯洗剤が必要かどうか調べておく

コインランドリーの洗濯機は、洗剤が自動投入されるものもありますが、古い機種の場合は洗剤が自動投入されないことも。そのため、事前に洗剤が必要かどうかを調べておくか、念のため自宅から洗剤を持っていくようにしましょう。

コインランドリーの中には、一回分の洗濯洗剤を販売しているところもありますよ。

3. 高温乾燥機で乾燥させる

コインランドリーは乾燥機が設営されています。

コインランドリーの乾燥機は、高温の風で乾かすため自宅での乾燥に比べて時間がかからないので、夜になっても布団が乾かなかったといったことが防げるのがメリット。高温で乾かすことで洗濯後の雑菌を繁殖させず、乾いた後のイヤな臭いの発生も防げるのもポイントです。

また、コインランドリーで乾燥させると布団がふわふわになるのもうれしいポイントのひとつ。自宅で布団を洗濯し、コインランドリーで乾燥させるのもおすすめですよ。

コインランドリーで洗濯するとかかる料金と時間

コインランドリーは、店舗によって料金設定が異なります。さらに、洗濯機の容量によって金額が変わってくるので、事前に洗濯機の料金を確認しておくと◎。同じように乾燥機の料金設定も確認しておきましょう。

コインランドリーにある大体の洗濯機の値段は、300〜500円が相場です。一方で乾燥機は約10分で100円かかるような料金設定になっています。

洗濯にかかる時間は、容量にもよりますが約40分ほど、乾燥は30分以上かけるようにしましょう。乾燥が終わったら布団の乾き具合を確認し、乾燥が足りない場合は追加で乾燥機をかけると、湿った布団を持ち帰ることなく、ふわふわの布団をもって帰ることができます。

LIMIAでは、コインランドリーを使う際のコツやスムーズに使える時間帯などをまとめた記事を公開中。大きな布団を持って、いざコインランドリーに向かったけど空いている洗濯機がなかった......なんてことがないように、前もってコインランドリーについて調べておくことをおすすめします。ぜひ参考にしてみてくださいね。

▽詳しい記事の内容はこちらから

布団を洗濯する方法【クリーニング編】

自宅やコインランドリーでは洗濯できない特殊な素材の布団は無理に洗おうとせず、クリーニングに持って行き、プロに洗濯してもらうようにしましょう

クリーニングなら水洗い不可の布団を洗えることも

布団の中には、水洗いができない布団があります。そのため、布団の洗濯を断念してしまうことも。しかし、クリーニング店によっては布団を水洗いせず、キレイにしてくれるドライコースというものがあります。

布団をドライクリーニングした際の金額は、10,000円前後。金額で考えると、自宅やコインランドリーで洗濯するよりも出費が上がりますが、自宅やコインランドリーで洗えない布団を洗ってもらえるのでおすすめです。

水洗いができない素材とは

水洗いができないものは、ウール100%、真綿、シルク、ウレタンなど。水で洗ってしまうと、激しく伸縮してしまったり、変色してしまったりすることがあるためクリーニングでプロに洗ってもらうのがおすすめです。

また、中にはポリエステル100%のもので水洗いができないものもあるので、素人目で素材を判断せずにしっかりと洗濯表示を確認しておきましょう。

宅配クリーニングを選ぶと自宅で解決

クリーニング店に布団を持って行き、クリーニングが終わった後に取りに行くのがむずかしいという方は、クリーニングの宅配サービスがおすすめ。

宅配クリーニングは、ネットで申し込むと布団の梱包キットが届き梱包が完了次第、業者が引き取ってくれるサービスです。クリーニングが終わった布団は、自宅に届くため取りに行く手間がなく、すべて自宅で完結できることから、忙しい方や大きな布団を持っていくのが大変という方にピッタリ

しかし、対応できる布団は店舗によって異なります。梱包までしたのに対応してもらえなかったということがないように、あらかじめ対応している布団をチェックしておきましょう。

保管サービスといったオプションが選べる

布団をキレイに洗濯したけど、時期的に使うことがないといったときは、クリーニング店や宅配クリーニングにある保管サービスがおすすめ。

使わない布団を自宅に収納するとかさばってしまうときや、自宅の収納スペースに限りがあるという方にピッタリです。クリーニングが終わり次第そのまま、倉庫に保管してもらえるため手間がかからないのもポイント。8か月間も保管してくれるところもあり、布団が必要になったときに取り出せるので便利ですよ。

羽毛布団と毛布の洗濯方法もチェック

LIMIAでは、羽毛布団と毛布の洗い方を詳しく紹介しています。

羽毛布団を自宅で洗濯する方法&コインランドリーで洗濯する方法、洗い上がった羽毛布団のしまい方をまとめました。毛布の記事では、コインランドリーを使い短時間できれいに仕上げられる方法を公開中。こちらも参考にして、清潔な羽毛布団と毛布で快適な睡眠時間にしましょう。

▽自宅で羽毛布団を洗う記事の内容は下のリンクをチェック

▽コインランドリーで毛布を洗う方法の詳しい記事の内容は下のリンクをチェック

布団を洗濯する頻度は「年に1〜2回」

布団は、年に1〜2回を目安に洗濯しておきましょう。

布団を清潔に保つためには、定期的な洗濯が必要不可欠。しかし、忙しい中大きな布団を頻繁に洗濯するのは手間がかかります。日頃は、天気がいいときに天日干しをして、布団のシーズンが変わり収納する頃を目安に洗濯するのがおすすめ。

使わない布団を洗濯して収納すれば、ダニやカビの繁殖が防げて、汗や皮脂の汚れも落とせるため臭いの発生も抑えることができますよ。

※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行なってください。
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※記事内の口コミは、LIMIA編集部の調査結果(2020年10月)に基づいたものです。
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