『もしかして家が傾いてる…!?』そう確信した後にするべきことは?

『もしかして家が傾いてる…!?』
家の傾きは、家そのものを傷めるだけでなく、身体の不調の原因となるなど、健康にも悪影響を及ぼします。地盤沈下や液状化、地震などによって家が傾いたら、なるべく早くリフォーム工事を行いましょう!
でも全く知識が無いまま業者に相談するのも不安ですよね。なので一緒に注意すべき点などを見ていきましょう。
傾斜を直す工法はさまざまありますがこの記事では、家の傾きを直すリフォーム方法のひとつ「アンダーピニング工法」について解説します!

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アンダーピニング工法で家の傾きを修理!費用・メリット・デメリットを解説

アンダーピニング工法の特徴

家の基礎の下に杭を打ち込み、その力で家の傾斜を修正する工法がアンダーピニング工法です。
家の下(アンダー)に杭(ピン)を打つため、このように呼ばれています。
軟弱な地盤にも効果があり、重量のあるコンクリート造の建築物に適した工法です。騒音や振動、ほこりの発生も少なく、閑静な住宅地でも近所の方々へ大きな迷惑はかけることなく行えます。また、住宅密集地でも50㎝ほどの幅があれば行うことが可能です。以下で、アンダーピニング工法の手順や特徴を詳しくご紹介しましょう。

【アンダーピニング工法の工事の手順】

アンダーピニング工法では、まず基礎の横に作業スペース用の穴を作るため、土を掘り起こします。その後、建物の重みと油圧ジャッキの力を生かし、地盤に鋼鉄製(またはコンクリート製)の杭を打ち込んでいきます。1本の杭の長さは50㎝〜1mほどなので、溶接(またはボルトジョイント)して継ぎ足し、長い杭を造って固い地盤まで到達させます。支持層まで到達すると家が持ち上がるので、水平に修正していきます。このとき、1㎜単位で微調整することが可能です。
このようにして修正し終えたあとは、流動化処理土を用いて埋め戻しをし、工事は完了となります。基礎下のすき間や杭の周辺には、モルタルを注入し、補強を行います。

【アンダーピニング工法の工事期間】

工事期間は1~2ヶ月と、他の工法に比べると長い傾向にあります。ただし、その間、仮住まいの必要はありません。入居したまま過ごせ、水道・電気・ガスなども通常どおり使用できるため、特に生活条件を変える必要はないのがメリットです。作業は庭で行われるので、在宅していても外出していても問題ありません。

【修正強度は抜群】

入居したまま過ごせ、水道・電気・ガスなども通常どおり使用できるため、特に生活条件を変える必要はないのがメリット

アンダーピニング工法は、橋や地下鉄などの公共事業などでも採用されていることがその効果を実証しています。支持層まで丈夫な金属製の杭を下ろすため、再沈下のリスクがほとんどない、現状の傾斜補修工事のなかでも特に信頼性のある工法だと言えるでしょう。大きな地震があっても倒壊する危険性が低くなり、安心して住み続けられる家になります。

家の傾き修正工事の費用や予算は?

アンダーピニング工法の費用はどのくらい?

アンダーピニング工法の費用
高い効果のあるアンダーピニング工法の唯一とも言えるデメリットは、費用面だと言えます。アンダーピニング工法は、他の工法に比べると圧倒的に高額です。
アンダーピニング工法を用いて地盤修正工事を行った場合、建坪15〜20坪・総2階建て住宅なら6,000,000〜10,000,000円ほどの費用が必要になります。
費用に幅があるのは、地盤の条件や必要な杭の数、人員数に左右されるためです。
適正価格を知るため、いくつかの業者に見積もりを依頼し、見極めるようにしましょう。

参考までに、他の工法と比較すると費用は以下のとおりです。

プッシュアップ工法 :2,000,000〜3,000,000円
硬質ウレタン注入工法:3,500,000〜6,000,000円
グラウト注入工法  :3,000,000〜6,000,000円
耐圧盤工法     :5,000,000〜7,000,000円

高額だからと言って安易に他の工法を選ぶのではなく、地盤や基礎の状態を踏まえて総合的に判断することが大切です。他の4工法では再沈下の恐れがあったり、修正できる傾きに限度があったりする点に注意しましょう。

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  • レフトハウジング例:150~350万円
  • A社の例      :300万円前後
  • B社の例      :50万円~300万円
  • C社の例      :200万円~500万円

数社から同じ仕様で見積もりを取り、比較することが重要なポイント

また、パッと見で安価だから良いとも、高額な見積もり額だから完成度の高い工事であると判断するのは早計ですから、注意する必要があります。

アンダーピニング工法を行う際の注意点

アンダーピニング工法は、再沈下の可能性が特に少ない安全な工法だと言えますが、地盤の条件が悪ければ100%ないとは断言できません。そのため、事前の地盤調査と基礎の調査と検討が欠かせません。きちんと事前調査を行い、工事によって起こるデメリットやリスクもきちんと説明してくれる業者を選ぶことも重要です。加えて、万が一、再沈下が起きたときの補償がしっかりしているか、確認してから工事を依頼しましょう。

また、一度沈下が起こった建物は、なんらかの歪みが発生している可能性がありますし、家を持ち上げるときにもさまざまな歪みが発生する恐れがあります。床の解体・復旧や、内外壁の補修や建具の交換などが必要となれば、その分コストは上乗せされる点には注意が必要です。アンダーピニング工法は高額ですので、特に古い住宅の場合は建て替えすべきか、リフォーム工事をすべきか、総合的に判断しましょう。

地盤修正工事のひとつ、アンダーピニング工法を紹介しました。
工期が長く、費用は高額ですが、その分、細かな単位までしっかりと家の傾きを直し、地震にも強い安全に住み続けられる家へと変身させてくれる、信頼できる工法です。大切な家に安心して住めるよう、適切な工法で家の傾きを直してください。

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《地盤沈下》今すぐチェック!簡単にできる住宅の傾き診断!

近年、何よりも気を付けたいのはやはり地震。いつ来てもおかしくない災害に備えて、自分たちでできる限り、家庭の防災には力を入れたいところですよね。備えあれば憂いなし、皆様はご自宅周りの防災はお済みでしょうか? 地震は様々な被害が想定されますが、ご自宅に直接被害を受ける地盤沈下は防ぎたいところ。そこで今回はご自宅で簡単にできる地盤沈下のチェックポイントをまとめてみました。すぐにご自宅でできるので皆さんもチェックをしてみてください。

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