知り合いの建築業者さんほどリフォーム(リノベーション)を頼みづらい理由

これは自分でも不思議なのですが
自分の家のリフォームをしたいと思ったときには
知り合いの業者さん数社から見積を取るのですが
結果として頼むまでに至っていないのです。
それで自分でもなぜだろうと思ったので
その理由をあらためて分析してみることにしました。

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人には紹介できるけど自分の家のことは頼みづらい

腕が良くて親切だと思う業者さんは人には積極的に進めることが
できるのですが、それは精神的な貸し借りがないからです。

自分の家の工事をお願いすると間違いなく便宜を図ってくれるでしょう。

ですが、それが無意識上の貸しに繋がり
仕事のことで物を言いづらくなるということが懸念されます。
ですから建築の現場管理者としては、あまり良いことではないというのが結論でした。

安くしてくれるに違いないという思い込み

知り合いの業者さんになるとよく耳にする言葉は
「まかせてください」という言葉です。

その言葉を耳にすると見積もりに関しても
きっと安くしてくれるに違いないと思うものですが、
その根拠はいったいどこにあるでしょうか?

リフォームの相場を知らない限りはわからないはずです。

かりに
「信用しているから他は調べなくとも良い」と思っているとしたら
危険と言わざるを得ません。

「信用」した故の建築の失敗例を数多く目にしてきました

これは遠方に住んでいる身内の家でも起こったことですが、
「昔からの友人に家を建ててもらっているから心配はいらないよ」
と言われていたので安心していたのですが、

実際訪問した時にはとてもショックを受けてしまいました。

それはあきらかに間に合せの建材や金物を使用していることと、
枠材のチープさとあるべきところに下地が無いなどの、
これ以上ない手抜きがはっきりと見えたからです。

キッチンについてもレンジフードの位置が大きくズレていたりと
訴えるには充分すぎるほどの手抜き工事だったのですが、

「友人なので訴えるつもりはない」と言われたので
それ以上は言えなくなりました。

そんな現場もいままで数多く目にしてきたのですが、
まさか自分の身内に起こるとは夢にも思いませんでした。

そんな痛い経験もあるので
業者選びは本当に慎重になるべきだと強く思っています。

リフォームは価格の差よりも安心度の差を選ぶべき

知り合いだから安くリフォーム工事をしてもらえたとしても

結果、訴訟に発展しなくとも、不満足な出来具合であればどうでしょうか?

建築業界、特に職人さんの間でよく言われる言葉があります。

それは

「安かろう、悪かろう」

と言う言葉です。


確かに大きな規模で社員も多い会社であれば
経費もかかる故価格に反映してしまうという嫌いはあると思いますが、

それが安心・安全を担保するものであれば妥当と考えましょう。


選択に迷っている一人として

リフォーム(リノベーション)で悩むのは
一般の人だけではありません。

建築業の人間であっても悩むものです。

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