家を建てる。 設計者の コスト管理力

お客さんのご要望と設計者のアイデア
常に、この二つは膨らみがちです。

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コスト管理力とは

お客さんのご予算に
計画全体の費用を
合わせていく力です。


実に難しい。
正直大変なんですね
この作業。


お客さんのご要望と
設計者のアイデア

常にこの二つは
膨らみがちです。


それに加えて
基本的にクリアして
いかなければならない
住宅性能。

たとえば
気密性や断熱性能
構造耐力など

どんどん
求められる質が
上がっています。



材料の高騰
そして消費税

10%になったら
¥3000万に対して¥300万
何もいわれず
持っていかれます。


その反面
お客さんのご予算が
比例して上がることは
ありません。



ですから
ご予算内で計画が
納まるかどうかについては

設計の途中段階
(基本計画が完了した時点)

つまり
まだ後戻りできる段階で

概算見積といって
工務店さんに
資料が少ない状態なんだけど

ざっと、いくらぐらいになるか
見積を出してもらいます。

オーバーしていても
調整可能な額なら、GO!です。

そして
設計図面が
全部完成した時点で

正式な見積をもう一度
出してもらうようにしています。


ただ、ここでもピッタリと
納まる訳ではないので
もう一度調整します。



誰しも少しでも
スペースを広く
確保したいものです。

ですが、無防備に
床面積を大きく
計画してしまうと

コスト調整で
いくら贅沢な要素の
ランクを下げても

なかなか金額は
下がりません。

注意が必要です。


ここまで工事費の
コストについて
お話してきましたが

総予算の視点で言うと
税金や設計料や
新規購入する家電や家具
引越し費用などを含めて
考えていくことになります。

それはまた
別の機会にお話したいと思います。

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