スパゲッティに絡みつく納豆ソースのうまみ!秘伝の潰し納豆パスタのレシピをご紹介♪

簡単に作れるパスタとしても人気な納豆パスタ。茹でたスパゲティに納豆をそのまま乗せて、麺つゆやしょうゆで味付けしたレシピが多いですが、今回紹介するのは「潰し」納豆パスタです!

絡みつく納豆ソースは、納豆を絡めるだけの納豆パスタとは一線を画す美味しさ!ぜひ一度作ってみて欲しい一品です。

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オムライス&ダイニングバーkurumari
絡みつく納豆ソースづくりを目指します!

納豆の粒だけが残ってしまう問題を解決!

納豆パスタと言えば、パックの納豆をスパゲティと絡めるだけの簡単レシピとして人気ですが、納豆パスタには大きな欠点があります。

それは、食べる時に納豆の粒だけが残ってしまい、最後に納豆だけを食べることになってしまいがちであるという点です。納豆は粘りがあるとは言え、固形の粒ですので麺との絡みは悪く、全ての納豆を麺と一緒に食べることは困難となります。
これでは「納豆パスタ」というよりも、「納豆」と「パスタ」それぞれバラバラのものを合わせただけの料理と言えます。

納豆はそのまま食べても美味しいですが、うまみが強い食材のため白ご飯と一緒に食べた方が美味しいというのは日本人なら周知の事実でしょう。それは納豆パスタでも同じことが言えると思います。

そこで、納豆のうまみを余すことなくスパゲティ麺に絡めて食べられる「納豆パスタ」を作るべく、納豆を潰して作った納豆ソースのパスタをご紹介します。

パスタソースはイタリアンの定番「アーリオオーリオ」!納豆とにんにくは相性抜群

パスタの基本である、アーリオオーリオ。オリーブオイルにニンニクの香りをしっかり移したオイルのことですね。今回の納豆パスタソースもイタリアンパスタの基本、アーリオオーリオオイルを作るところから始めます。

ここで気になるのは納豆とニンニクとの味の相性です。
納豆とネギがぴったりというのは皆さんも納得するところだと思います。納豆の独特の風味にネギの強い香りが入るとキリっと全体の味わいが締まる感じがしませんか?このネギの香りは、アリシンという香り成分によるものです。実はニンニクの香り成分も同じアリシンで、ネギとニンニクの味の方向性は似ているため、組み合わせた時も相性が良いと言えます。

納豆パスタの材料はこちら

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< 材料 >
納豆 … 1パック
にんにく … 2片
オリーブオイル … 適量
鷹の爪 … 2本
塩 … 少々
黒コショウ … 少々
青ネギ … たっぷり
スパゲティ(1.4mm~1.6mm) … 90g

①まずはにんにくオイル作り!

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弱火にしたフライパンにオリーブオイルを入れ、ニンニクと唐辛子をじっくり加熱していきます。高温で加熱するとオイルに香りが移る前にニンニクが焦げてしまいますので弱火でじっくりがポイントです。

パスタはもちろん、イタリアンには欠かせないオリーブオイルは通販でも手に入れることができます。

②にんにくオイルの中に納豆を入れます

納豆はパックから出したままドサっとフライパンに入れてOKです。この時フライパンは火から降ろしています。熱が入りすぎると鍋にくっついてしまいますし、加熱しすぎると納豆菌が死滅してしまいます。

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③お玉の裏などで納豆とにんにくを潰します

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納豆がペースト状になるようにお玉の裏でしっかり潰しましょう。
納豆を潰していくと、納豆と熱とオイルと混じり、まるで餅のように粘度が増します。まずはこの状態を作りましょう。

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納豆が粘りが出てきたら、付属の醤油、からしを入れます。最初から醤油を入れると水分量が多くなって潰すのが大変になりますので、先に潰して、水分は後から入れます。

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④パスタの茹で汁を入れて濃度を調整します

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オイルと納豆を潰しただけのものは濃度と粘度が高いためこのままではパスタと絡みません。
パスタの茹で汁で溶かすような感じで濃度を調整しましょう。

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⑤パスタと絡めます

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茹で上がった麺を納豆ソースが入ったフライパンの中に入れて絡めます。

この時、粘りが強いようでしたら茹で汁を足してソースの固さを調整してください。納豆が持っている粘りもありますので、ソースの粘性が高いと食べる時にソースが麺に絡みすぎてモサモサした食感になります。

⑥刻んだ青ネギを入れてざっくり混ぜ合わせます

青ネギに火を通すことが目的ではないので、火を止めた後にざっくりと混ぜ合わせたら完成です。

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お皿に盛り付けたら潰し納豆ソースの納豆パスタのできあがり!

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スパゲティを持ち上げても、しっかり納豆ソースが絡んできます。

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スパゲティの一本一本にもしっかり絡んでいます。

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ごちそうさまでした!
普通の納豆パスタなら、粒が残ってしまって最後に納豆だけを食べることになりますが、潰して作った納豆ソースパスタの場合はスパゲティに絡めて納豆を食べることができます。

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番外編:カルボナーラ風納豆パスタ

本編では、納豆ペーストを茹で汁で延ばして納豆ソースにしましたが、パルメザンチーズ、生クリームで納豆ペーストを延ばし、卵黄と絡めると納豆カルボナーラスパゲティになります。納豆とパルメザンチーズは共に発酵食品ということもあり味の相性も良いですね。生クリームと卵黄でまろやかに仕上がりますので、基本の納豆パスタを作った後はぜひチャレンジしてみて下さい。

制作協力:オムライス&ダイニングバーkurumari

まとめ

いかがでしたでしょうか?

納豆パスタは好きでよく食べていたのですが、麺を食べきった後にどうしても残ってしまう納豆粒が気になっていたところ、納豆をペースト状にした納豆ソースを作るようになりました。

納豆ペーストで作るパスタの利点は、スパゲティとの絡みだけでなく味わいの点でも美味しくなります。納豆は混ぜれば混ぜるほどうまみ成分が増すという話があるように、納豆をペースト状にすることによってうまみや甘みが増し、まろやかな味わいに変わっているように感じます。油と一緒に練ることによって、納豆のアルカリ性の臭気成分が包み込まれるためにまろやかに感じるのかもしれませんね。

文章で説明することは難しいところなのですが、一度食べて頂けるときっとその違いに驚くことと思われますのでぜひ作ってみて下さい。

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