家を建てる。 設計者の 立体力

設計とは、部屋と部屋の
パズルのピースを繋げていく
という作業ではないんですね。

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具体的な
設計作業というのは

敷地の状況を把握した後
敷地図面に向って
始めていくのですが

まずは
ゾーニングと言って

大まかな位置

建物と駐車場の関係や
玄関がこのあたりにあるべきとか

リビングと庭は
このエリアに持っていきたい

など、ざっくりとした
イメージを固める作業から
入っていきます。

それぞれの空間が
具体的になり始めたら

広さや高さ、カタチについても
イメージを広げています。


部屋と部屋の
パズルのピースを繋げていく
という作業ではないんですね。

素人の方や
建て売りのプランなどを見ていると

パズルで間取りを作って
結果として出来たカタチが

家のフォルムになっている
といったケースがほとんどです。




たとえばキッチンと
リビングダイニングの関係とか

キッチンと洗面洗濯の
仕事の流れを機能的に
平面上で押えながら

空間の連続性を
ずっと考えているんですね。

心地よさや開放感
ダイナミックさや遠近感


形から現れる
構造の力強さや勢いが

内部の空間を
決定づけることにもなります。

また図面は
1/100とか1/50で
縮小されているので

スケール感が
備わっていないと
思ったような空間にはなりません。



設計を職とする人たちは
図面と現場を
行ったり来たりしながら
そんな職能を身につけています。



そしてお客さんの
伴走者として共に走り
ご要望に答えながら

出来上がった時の満足感と
建物のクオリティが
評価されるのです。

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