【洗濯物が臭い?!】これで嫌なニオイとサヨナラ!生乾きの原因から対策まで

天気が悪い日が続くと、洗濯物の生乾きが辛いものですよね。生乾きのままだと、ニオイも気になってしまいます。そんなニオイ対策、どのようにしていますか?今回の記事ではニオイ対策の方法を数種類試してみました。今日から始められる生乾きのニオイ除去テクニック、要チェックです!

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梅雨どきや花粉の多い季節は、洗濯物の部屋干しが増えてしまい、どうしても生乾きになることが多いです。そこで気になるのが、洗濯物のイヤ~な生乾きのニオイ……。

乾いたあともニオイはそのまま残ってしまうので、もう一度洗い直すなんて面倒なことをしていたそこのあなた。この生乾きのニオイは、ちょっとしたひと手間で防ぐことができるんです! ニオイの原因を知った上で、ついてしまったニオイの落とし方と上手に乾かす方法をマスターしていきましょう。

■目次
1.生乾き臭の原因は?
2.洗濯するときの対策
3.干すときの6つの対策
4.洗い直さずにニオイをとる3つの方法
5.洗ってもとれない!染みついたニオイをとる方法
6.ニオイのもとから絶つ!洗濯機のお手入れも重要
まとめ

1. 生乾き臭の原因は?

生乾きの何ともいえないイヤ~なニオイ。その原因は、洗濯の最中に繁殖した雑菌にあります。あの嫌なニオイから解放されるためには、洗濯物に生まれる雑菌を極力少なくする必要があります。

では、どうすれば雑菌の繁殖を抑えることができるでしょうか。日頃からできる方法を考えてみましょう。

■1.洗濯物を溜めこまない

一日着用して、汗や皮脂のついた衣類を溜めこんでいませんか?雑菌は湿った環境を好むので、数時間で雑菌だらけになってしまうことも。繁殖した雑菌は洗濯しても死滅しません。

洗濯する前の衣類は、通気性のいいカゴなどに入れておくのがベスト。溜めこまずに、早めに洗濯するように心がけましょう。また、洗濯した衣類も洗濯機の中に放置せずに、すみやかに干してください。せっかくきれいに洗った衣類に雑菌が繁殖して、ニオイの原因になる可能性もあります。

■2.お風呂の残り湯ですすがない
節水のために、お風呂の残り湯で洗濯している人は多いのではないでしょうか。残り湯には雑菌が多く含まれており、ニオイの原因になります。洗うときは残り湯でも大丈夫ですが、すすぎのときは水道水を使うようにしましょう。

■3.洗濯機の容量は余裕を持って

洗濯機を何回もまわすのは面倒だからと、洗濯物をめいっぱい入れて洗濯していませんか?容量以上にものを入れて洗うと、洗浄能力は低下してしまいます。容量の8割程度を目安に洗濯するようにしましょう。

■4.洗剤の入れ過ぎに注意!

洗剤を大量に入れたから洗濯物が綺麗になるわけではありません。余分な洗剤が溶け残り、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。ニオイの元となる雑菌を増やさないためにも、洗剤の量は適量を入れるようにしましょう。

2. 洗濯するときの対策

洗濯物に染みついた皮脂や汗は、雑菌を取り除かないとニオイもとれません。まずは、洗濯でニオイをとる4つの方法をご紹介します。

■1.酵素系漂白剤でとる

酵素系漂白剤は、洗剤では落ちにくい汚れやニオイのもととなる皮脂汚れ、除菌効果があります。洗濯機で洗う前に、50℃ぐらいのお湯の中に衣類を入れます。

お風呂の温度よりも熱いのが目安です。お湯1Lに対して小さじ1の酵素系漂白剤を入れます。約20分つけ置き、洗濯機の中に入れて通常通り洗濯をします。

■2.重曹でニオイをとる

100円ショップで手に入る重曹。お財布に優しいのが嬉しく活用できる場がたくさんあるので、ご家庭に1つあるととても便利です。

重曹の成分は「アルカリ性」で、皮脂や汗のニオイ成分は「酸性」。アルカリ性の重曹によって酸性の汚れが中和され、ニオイがとれるというわけです。生乾き臭から加齢臭まで消すことができる優れもの。

漂白剤と同様、バケツや洗面器に50℃ほどのお湯を入れます。お湯1Lに対して重曹大さじ3が目安です。

あとは、ニオイが気になる衣類を入れるだけ。約20分つけ置きします。あとは通常通り、洗濯機に入れて洗濯をするだけです。

酵素系漂白剤や重曹でお湯を使う場合、シルクやウールなどのデリケートな素材は、生地を傷めてしまう可能性があるため衣類のタグを確認してから行ってください。

■3.クエン酸洗濯

100円ショップや通販などでも簡単に手に入るクエン酸。やり方はとっても簡単です。

すすぎのタイミングでクエン酸を入れるだけ。柔軟剤を投入するところに入れます。入れる量は水10Lに対して小さじ2が目安です。

最初からクエン酸を入れないのがポイント!アルカリ性の洗剤と酸性のクエン酸が一緒になると、中和されて効果が出ません。クエン酸にはニオイをとるだけではなく、柔軟剤の効果もあります。ニオイも取れて、衣類がふんわり柔らかくなるのは嬉しいですね。

■4.あの調味料でニオイがとれる!

クエン酸がなくても大丈夫。家にある調味料でも活用ができます。

それは「お酢」。成分はクエン酸と同じ「酸性」です。

クエン酸と同様、すすぎのときに大さじ2入れるだけです。気になるお酢のニオイですが、ほとんど感じません。もちろん柔軟剤いらず。コストもかからないので、手っ取り早くニオイをとる方法の一つなのではないでしょうか。

3. 干すときの6つの対策

洗濯でニオイを取り除いたら、次は干すときの対策をしましょう。生乾きのニオイを発生させないためには、できるだけ早く乾かすことが大切です。ちょっとした工夫で洗濯物を早く乾かすことができます。

■1.干し方を見直そう

洗濯物は風が当たる部分が広いほど、乾きが早いです。

洗濯物同士の間隔は5センチ~10センチあけて干しましょう。縫い目などが重なっているので、裏返して干すとより乾きが早くなります。

■2.天気が悪い日の干す場所

雨が降っている日は、やむをえず室内干しをしなくてはならないこともあります。雨の日は室内も湿度が高いため、洗濯物がなかなか乾きません。そんなときでも、外干しする方が洗濯物は早く乾きます。

まずは洗濯物が直接雨に濡れないベランダや、屋根の下などに外干ししましょう。風が通ることで、水分が蒸発して乾きやすくなります。半日ほど外干ししたら、室内に移しましょう。最初から室内干しするよりも、乾きが早くなります。

■3.お風呂場で干す

室内干しに適している環境と言えば、お風呂場。湿気がたまりやすい場所では?と思いますが、お風呂場には換気扇がついているので、湿気を外に出してくれます。

ポイントは空気を循環させるために、換気扇をまわしながらお風呂場のドアを少し開けておくことです。下から扇風機の風をあてると、より早く乾きます。お風呂場に干せば、急な来客時に洗濯物が目につかないのでいいですよね。

■4.エアコンを活用する

天気が悪い日に外干ししたり、浴室に干したりするスペースがない、という人はこちらの方法はどうでしょうか?

エアコンには、ドライ機能とエアコン機能があります。ドライ機能は部屋の湿度を下げる働きがあるので、室内干しに適しています。しかし、ドライ機能の方が電気代は高くなることも。

そんな時は、エアコン+扇風機で洗濯物をより早く乾かすことができます。エアコンだけ使用するよりも、扇風機を併用した方が時間短縮になり、電気代もよりお得に。扇風機の首振り機能を使って、洗濯物に風がまんべんなく当たるようにしましょう。

■5.効率よく衣類が乾く家電!除湿器

除湿器を使えば、部屋干しの効率が一気に上がります。ポイントは部屋を閉め切ること。部屋を開けっ放しにしていると、なかなか湿度が下がりません。重力によって洗濯物の下の方に水分がたまりやすく、乾きにくくなります。除湿器を洗濯物の下に置くことで、より早く乾かすことができます。

■6.アイロンを使う

脱水のあと、干す前にアイロンをかける方法です。

湿った洗濯物にアイロンがけ!?と感じるかもしれませんが、アイロンがけで水分がかなり飛び、乾きが早くなります。また、洗濯物がシャキッとシワなく乾くちょっとしたコツでもあります。シャツやハンカチなどに適しています。

4. 洗い直さずにニオイをとる3つの方法

洗濯物が臭うからといって、もう一度洗い直すには時間と手間がかかりますよね。ニオイの程度にもよりますが、簡易的なニオイのとり方をご紹介します。

■1.スチームアイロンでニオイをとる

スチームアイロンの熱で雑菌を退治してニオイを取り除きます。

やり方は簡単です。高温に設定して、スチームアイロンをあてるだけ。

スチームをあてることで、ニオイは水に吸着して蒸発します。ゆっくりあてていきましょう。ニオイだけでなくシワもとれるので一石二鳥ですね。

■2.ドライヤーでニオイをとる

ハンカチや靴下などの小物を乾かすのに便利な方法です。

ビニール袋の端をハサミで切り、空気の通り道をつくります。その中に衣類を入れます。

ドライヤーをビニール袋に差し込み、輪ゴムなどでとめて隙間がないようにします。そしてドライヤーの熱風を衣類にあてていきます。衣類にドライヤーの熱風がいきわたるように、袋を揺らしながら乾かします。即席の「ミニ乾燥機」に!

■3.消臭スプレーでニオイをとる

除菌効果のある消臭スプレーは、雑菌の繁殖を抑える働きがあります。しかし、ニオイがすでに発生しているものに消臭スプレーをかけても、一時的に効果があるだけで、時間が経つとニオイが発生してしまうことも。

ニオイが発生するまえにスプレーをするのがポイント。洗濯した衣類を干して、すぐに消臭スプレーをふりかけましょう。全体にまんべんなくスプレーをかけます。

5. 洗ってもとれない!染みついたニオイをとる方法

台所のフキンや雑巾など、色々な汚れやニオイがつきやすく、普段の洗濯だけでは物足りない場合はこちら。

最終手段の「煮洗い」です。鍋でグツグツと煮沸消毒。そこに重曹や洗剤をプラスしてニオイを落としていきます。衣類の量にもよりますが、5分~10分を目安にグツグツと煮ましょう。

鍋から取り出したあとは、しっかりとすすぎます。そのまま洗濯機に入れて脱水をかけましょう。煮沸消毒をしているので部屋干しでも嫌なニオイが発生しません。

注意する点はウール、シルク、ポリエステルなどの化学繊維。熱に弱いので、この方法は適さないです。綿や麻などの強い繊維の生地ならOK。使用する鍋にも気を付けましょう。アルミの鍋は洗剤のアルカリで変色する可能性があるので、ステンレスやホーローがいいです。

6. ニオイのもとから絶つ!洗濯機のお手入れも重要

洗濯方法を工夫しても、すぐに干して乾かしてもまだ嫌なニオイがする……。その場合、洗濯槽に原因があるかもしれません。洗濯槽の裏は衣類のホコリや水垢、カビが発生しやすい場所です。見た目では分からないため、ついつい掃除を忘れてしまいがちになりますよね。

衣類にカビなどの汚れがつき、不快なニオイを発生している可能性があるので、定期的に洗濯槽の掃除をしましょう。

毎日のお手入れは、洗濯が終わったあとに洗濯機の周りの汚れをふき取りましょう。衣類から出るホコリで、洗濯機のふたの裏は汚れがつきやすい場所です。

見落としがちなゴムパッキンの内側もホコリがたまりやすいです。
そして、洗濯機のふたは開けてしっかり乾燥させ、雑菌が繁殖するのを防ぎましょう。

まとめ

洗濯物のイヤ~なニオイを解消するには、いかに雑菌の繁殖を抑えるかがポイント。ニオイは自分だけでなく、まわりの人にも不快な思いをさせてしまうこともあります。何よりニオイの原因は雑菌なので、衛生的にもよくありません。汚れがキレイに落ちて、いい香りがする洗濯物は気持ちがいいものです。

洗濯の仕方、干し方とニオイの解決方法は様々。生乾きのニオイでお困りの人は、取り入れやすい方法から試してみてくださいね。

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