家を建てる。 一級建築士とはいったい何者?

免許をとって1年目でも30年目でも
同じ一級建築士です。

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一級建築士は
国土交通大臣の免許を受け
一級建築士の名称を用いて
設計・工事監理等の
業務を行うものである

と建築士法第2条第2項にあります。


一級建築士のほか
二級建築士、木造建築士
という資格があり

構造計算書偽造問題等の
事件の後

さらに、構造設計一級建築士
設備設計一級建築士が
加わったように記憶しています。


建築系の大学を卒業し
2年の実務経験を経て
やっと、一級建築士の
受検資格を得ることができます。

学科と製図の
二つの試験があり

学科が通らないと
製図には進めません。

製図が通らなくても
翌年もう1回、製図のみで
試験にトライできます。



独立して
設計事務所を運営するのなら
ライセンスは必要になるので

誰しも早いうちに
取ろうとするのですが

事務所で働き始めると
まあ、どの業界も
同じなのですが

試験勉強と通常業務の
両立が大変なんですね。


誰しも
数年間、集中して
試験勉強をする時期があります。


でも結局
一級建築士は
ライセンスであり

設計者としての能力を
示すものではありません。


免許をとって1年目でも
30年目でも
同じ一級建築士ですからね。


また、一級建築士が
建築家である訳でもありません。


建築家は資格ではありません。
職業として建築家を
名乗ることは自由です。


私も以前所属していましたが
日本建築家協会は

建築家という立場を
公に明確に、かつ自覚しつつ
社会に貢献していこうという
活動をしています。


いずれにしても
一級建築士という
社会的に認められた資格で

一定の水準の
技術者であるということを
明確にしながら

自らがいかに社会に対して
信頼を築いていくかが
仕事のあり方なんだと思います。

余談ですが

田中角栄氏が
建設大臣の時に
この資格を作ったので

一級建築士の第1号は
田中角栄氏なんだ、と

若い頃、先輩に
教えてもらったのですが

どうやら単なる
都市伝説のようですね。

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