新築の家を全面セルフリノベ!ナチュラルからインダストリアルな宮崎駿ワールドへ1年半の劇的beforeafter

3年前に新築の家を購入しました。そして、ナチュラルテイストな室内で しばらく暮らしてみた結果、インテリアに対する違和感を覚え、思い切って全面セルフリノベに踏み切ったのが1年半前でした。

辿り着いたのは、工場や機械などのインダストリアルな空間に女の子が無理なく似合ってしまう、宮崎駿が描く あの世界観。幼少期の頃に観たナウシカやラピュタの映像は、大人になった今でも心に根強く残っているほど衝撃的なものでした。

その世界観に近づきたくて奮闘を重ねた この1年半の軌跡を、ご覧下さい。

  • 24468
  • 438
  • 2
  • クリップ

【宮崎駿ワールドに憧れた理由】

家を建てた当初は、自分がどんなテイストの家に住みたいのか、どんな暮らしをしたいのか、これと言って主軸になるものはなく、ただ流行りの壁紙や 流行りの照明を取り入れていました。

そして しばらく過ごしているうちに、上手く言えないんですが、違和感というか、しっくりこない感覚というか、そういうストレスを感じるようになったんです。

そこで、自分がどんなテイストが好きなのかを模索するために、ルームクリップや雑誌で様々なジャンルのインテリアを見ていった時に、常に自分の中でヒットしたものが、工場・古道具・ビンテージな空間・アースカラー、こういったものたちでした。

その時に、これらの要素が全て入っているのは【宮崎駿ワールド】だと気づいたんです。幼い頃に観た、ラピュタやナウシカの あの背景。古い工業系の空間に女の子が無理なく似合ってしまう、あの空間。あの頃に観た映像があまりにも印象的だったので、今でも心の根底にあったんだと思います。


【リノベ開始のきっかけは主人の一言】

目指す方向は定まったけど、やっぱり新築に手を加えるなんて、さすがに億劫になります。

毎日、SNSや雑誌を見ては『こんな風にしたいな~』『このインテリア、好きやわー』と言っていた私に、ある時 主人が、こう言ったんです。

『俺らは、いつか売る時のためにここに住んでるわけじゃないだろう?せっかく手に入れた一軒家やん。好きなようにイジればええんちゃう?』

それが、我が家のリノベの始まりでした。

そうか!【暮らし】を【楽しむ】ために家を建てたんだ! 学校でイヤなことがあった子供たちが明日また学校に清々しく登校できるような家にしたい! 仕事で疲れた主人が心から落ち着くことのできるような家にしたい!

そう思いながら、時には家族総出で、笑いながら・喧嘩しながらリノベしてきた1年半でした。



【ここからがbeforeafterの紹介です!】

この1年半で、1階は全てセルフリノベーションしました。

キッチン→パソコンデスク→ダイニングスペース→スチール棚→リビング→キッズスペース→ランドリールーム→トイレ→玄関、といった順でbeforeafterが続きますので、最後まで御覧いただけますと幸いです。

【キッチン】

*before

レトロなようでナチュラルでもあるような。。。
これはこれで悪くはないと思うんですが、目指すのは【宮崎駿ワールド】です。


afterが、こちら。

*after!

塩ビ管をシルバー塗装してフェイクの配管を作り、工場感を出しました。

でもクド過ぎるのはイヤだったので、小物はシルバーとアースカラーを織り交ぜて配置し、さらにグリーンを加えることで柔らかな雰囲気が出て、結果、女の子が料理しても似合うような、どこか懐かしいような、そんなキッチンになったかと思います。

この時に施工した、壁紙の貼り替えと塩ビ管は、どちらも初めてのことでした。



*before

自作のキッチンカウンターも、ラベルを統一したりシルバーをプラスしたりして、、、




*after!

スッキリと まとまったかと思います。

シルバーや黒を取り入れながらも優しい雰囲気に見えるのは、木の配分が多めなことや、レトロな水色のタイルのお陰かなと思います。



*before

ナチュラルテイストだった、この眺めも、、、



*after!

随分変わりました!

つきあたりの壁は、白のペンキでエイジング塗装したお陰で、古い塗り壁のような雰囲気が出て、ノスタルジックな感じを出してくれています。

冷蔵庫の手前にあるのは、元はプリント合板の食器棚だったものに、シルバーに塗装した薄いベニヤ板を貼って、厨房にある冷蔵庫のような雰囲気を目指してリメイクしたものです。



*before

この雰囲気も劇的に一変します。


afterが、こちら!

*after!

工場系なテイストでありながらも、木の割合を多くしたり、随所に可愛い小物を置くことで、温かな雰囲気が出せたかなと思います。



キッチン横は、ダイニングテーブルとパソコンデスクのスペースになっていて、塩ビ管は、キッチン背面からパソコンデスク上まで一面に張り巡らせてあります。


次はパソコンデスクへ!


【パソコンデスク】

*before

テイストが定まってない感じです。。。


ここも、

*after!

塩ビ管とサブウェイタイル風壁紙のお陰で、統一感が出ました!

アームライトやアンティークチェアを合わせることで、ノスタルジックな雰囲気が出るようにしてみました。



塩ビ管をDIYしたのは、これが初めてたっだんですが、この立体交差を微調整するのに苦戦したのを覚えています。

今ではお気に入りの眺めです♪



【ダイニングルーム】

*before

ナチュラルですねー。


ここも、

*after!

コンクリート調の壁紙に張り替えて、大きめのマガジンラックも作りました。

私は家事の合間などに ここで過ごすことが多いので、子供の学校のプリントや いろいろな書類などをファイルに区分して、それが すぐ手の届くところにあるというのは、すごく便利なんです。

窓枠も、白にビンテージ塗装してノスタルジックな雰囲気が出るように♪



【スチール棚】

*before

ただ置いてみただけ、といった感じのこの棚も、




*after!

廃材で引き出しボックスを作ったり、ラベルを統一したりして、空間に統一感を出しました。

コンクリート調の壁紙に無骨なスチール棚、そしてシルバーや黒の事務用品。これらが工場感を出し、そこにアンティークミシンやアンティークチェア、モチーフ編みなどの可愛い小物を合わせることで、女の子でも似合うような雰囲気に仕上げました。





【リビング】

*before

リビングは、このテレビボードを作り直すところから始めました。



*after!

角材を黒に塗った脚がアイアン風に見え、天板には足場板を使って、かっこいいテレビ台ができました。





*before

ナチュラルだった このリビングが、、、



*after!

爽やかでカッコイイ空間になりました!

テレビ背面の壁には野地板を張って白にエイジング塗装しました。





*before

別の角度から見ても、、、



*after!

統一感が出たかと思います!

リビングドアは 元は茶色で、よくあるプリント合板のものだったんですが、それを黒で塗装して細い角材を両面テープで貼って格子風に見せて、さもアンティークドアかのようにリメイクしたものです。

さらに、テレビ左側の緑の扉は、白いクローゼット扉を緑に塗装し、厚紙で作ったフェイクのアンティーク蝶番をつけ、取っ手の位置を変えて、さも観音開きの扉のようにリメイクしたものです。

ここも もちろん、ノスタルジックな宮崎駿ワールドを意識しました。



*before

この写真の中でも特に、ダーッと並んだクローゼット扉に注目して見ていただくと、、、




*after!

先ほどの緑のリメイク扉の横には、ロッカー風にリメイクしたクローゼット扉が並んでいます。

黒やこげ茶色、或いはシルバーといった色も考えたんですが、空間があまりクドくならないようにするために、グリーン系で柔らかな雰囲気を出してみました。

なので、工業系なテイスト、というところはブレずに、でも どこか可愛らしい、といった雰囲気になったかと思います。

ロッカー風の扉がある場所は、子供(6歳の次女)が使うキッズスペースなので、そこも考慮して、女の子でも似合いつつインダストリアルになるように、と。



*before

これは、リビングとキッチンを一望したアングルです。

ここから見た眺めも、、、



*after!

インダストリアルでノスタルジックな空間になりました!

時計がある場所の壁は、エイジング塗装で路地裏の壁のような雰囲気にしてみました。

壁には、アパートの非常階段のように見せたディスプレイを100均の材料だけで手作りしたりと、とにかく、手を加えてないところは無いんじゃないかっていうくらい、手作りでいっぱいです。





【キッズスペース】

*before

ナチュラルで可愛らしかった 次女のキッズスペースは、


*after!

塩ビ管を使って工場感を出したり、壁全体を白のペンキでエイジング塗装して古い塗り壁風にしたりと、インダストリアル感を出しつつも、女の子が似合うようなノスタルジックな空間に仕上げました。


塩ビ管や黒の万年カレンダーなど、かっこいいアイテムがありながらもコテコテな男前系に見えないのは、家具を白と木目で統一したことと、先ほどのロッカー風にリメイクした扉の淡いグリーンが、優しい雰囲気を作ってくれているんじゃないかなと思います。


次女のデスク周りは、可愛らしい雑貨を置くなどして女の子っぽさを出しています。

どこか懐かしい感じが すごく気に入っています。あ、次女よりも私が。


まだbeforeafterは いくつか続きますが、実は ここの空間が一番苦労しました。

インダストリアルな中に、どうすれば女の子が馴染むのか。それがものすごく難題で、何度も何度もやり直して ようやく この形に辿り着きました。






【ランドリールーム】

*before

ここは、壁紙は気に入っていたんですが、家具などが手つかずだった場所でして。

そして ここを、、、



*after!

ノスタルジックを意識して、こんな風に仕上げました。タイル柄の壁紙やブルーグレーの壁紙が甘い雰囲気を出してくれているので、甘くなり過ぎないように、工業系のライトやランドリーラックの黒い脚で、少しだけ かっこよさを足してみました。

最終的には とってもお気に入りの場所になりました!







ここから差し込む朝日が綺麗だということに気が付いたのは、リノベしてからのことです。リノベをするまでは、ここは家族にとって、ただの【洗濯をする場所】【歯磨きをする場所】でしかなかったんです。朝日の綺麗さにハっとすることで、雑務に追われる日常から ほんの ひとときでも解放される。

リノベの力は、思っていたよりもずっと、大きいものです。

DIYしたランドリーラックは、見た目も気に入っているんですが、オープン収納なので使い勝手が良いところも◎です。





【トイレ】

*before

なんともテイストが定まっていない空間です。。。


ここは、

*after!

過度な装飾はせず、清潔感と 掃除のしやすさに重きをおいてリノベしました。

ここの壁紙を貼り替える頃には、家の中のいろんな場所で壁紙の貼り替えに慣れてきた頃だったので『これくらい、ちゃちゃっと終わるやろ』と舐めてかかっていたんですが、まさかトイレの壁紙の貼り替えが こんなにも大変なものなんだなんて、思ってもみませんでした。

装飾こそ少ないですが、やっぱり家全体の雰囲気に合わせたテイストにしてあります。





【玄関】

*before

はい、長らくお付き合い頂きまして、ありがとうございました。

ようやくラストの、玄関です。


この空間が、

*after!

こんなに激変しました!

ここの壁も、ペンキだけでモルタル風に見えるようにエイジング塗装してあります。

自作の下駄箱が、壁の幅、キッチリぱっつんぱっつんに作ってしまったせいで、壁塗装の際、この下駄箱を外に出す作業が『痛い痛い痛い痛い』『重い重い重い重い』の連呼でした。

この空間も、家全体の雰囲気とマッチするようにノスタルジックで ちょっとだけ男前に仕上げた場所です。




【番外編:作業風景】

ここまで作り上げるには、家族の協力が必須でした。

私も含めて、家族たちの作業風景を何枚か載せてみます。

大きな脚立にのぼって吹き抜けの塗装をしたこともありました。


図書館に行こうとしていた高校生の長女が『塗らせて~』と言うので塗らせてみたところ、『やばー!ウケるー!』と言いながら塗ってました。

いや、なんにもヤバくないし、ウケるところもないんですが(-_-)。。。



広い面積を塗る時はたいてい次女も参戦します。

これはDIYならではの醍醐味かなと思います。こんなところに大胆に色を塗れる機会なんて、そう滅多にあるものではないですから♪


本当に苦戦したトイレの壁紙の貼り替えです。

まさか こんなに大変だとは思ってませんでした。これも今となっては思い出の一つですが(^^*)



【最後に】

今こうやって振り返ってみても、本当に大変だったなーと思います。でも不思議なことに、大変だった記憶よりも楽しかった記憶のほうが遥かに大きいんです。

住空間に興味のない方からしてみれば、やらなくてもいいことをやっている、としか見えないかと思います。

そうなんです、やらなくてもいいことをやってきたんです、1年半もかけて。

でも【やらなくてもいいこと】なはずなのに、やらなきゃ良かったなんて思うことは1ミリもなく、むしろ、リノベーションせずに そのまま暮らしていたとしたら、この充足感は得られなかっただろうし、この安堵感にも出会えなかっただろうし、もしかしたらライフスタイル自体も もっとマンネリ化したものになっていたんじゃないかと思うんです。


家を、ただ生活をするためだけの場所だと考えるのか、或いは、活き活きと生きるための根源となる場所だと考えるのか、それは人それぞれかと思います。

私は たまたま後者のタイプだったというだけのことなんですが、確かなのは、このリノベで家族たちの会話は確実に増えた、ということ。間違いなくプライスレスな1年半でした。


【衣・食・住】。生きていく上で柱となる この3つ。可愛い服に出逢えば嬉しくなるし、装いが決まれば心が弾みます。美味しいものを食べれば心は満たされ、時には、美味しいものを食べたいがために、長い行列を待つ苦労さえも惜しみません。

ならば【住】も一緒です。住むところが心を満たしてくれる場所であったなら、そこに住む人間はおのずと活き活きとするのではないでしょうか。



これからも家族のライフスタイルに合わせてリノベはずっと続いていくでしょう。家族たちが外社会で躍動的に生きていけるよう、基盤となる【住】は、常に心を満たすものであり続けたいので。

  • 24468
  • 438
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

このアイデアに付けられているキーワード

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー