両親へ結婚のご挨拶!手土産の選び方から訪問のマナーまで一から教えます

ご両親への結婚の挨拶は、誰にとってもドキドキするシチュエーションですよね。挨拶のときが初めての対面ならなおさら、緊張度もアップするかもしれませんが、正しいマナーを知っていれば、落ち着いて臨めますよ!
今回は、持参する手土産の選び方から渡し方、訪問時の服装まで、結婚の挨拶に関するマナーや気をつけたいポイントをまとめました。

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結婚の挨拶に行くとき手土産は必要?

シチュエーションにかかわらず、自宅を訪れる際は手土産を持っていく人もいれば、特に何も用意しない人もいます。ここは意見が分かれるところかもしれませんが、結婚のご挨拶にうかがう場合は、どれくらいの人が手土産は必要だと考えているのでしょうか?

マイナビウエディングのアンケート調査によると、結婚の挨拶の際に手土産を持参した人の割合は、全体の7割以上。このうち結婚の挨拶に行かなかった人が約1割いるので、結婚の挨拶に行った人の中では、かなりの割合の人が手土産を持参したことになります。

もちろん、手土産を用意するかしないかはそれぞれのカップルが自由に考えてよいことです。しかし、相手のご両親に会う時間を大切に思っていることや、ご両親に喜んでほしいという気持ちがはっきりと伝わるという意味では、準備しておくほうがおすすめ。

初めて相手のご両親と会うのであれば、場を盛り上げる話題のひとつにもなるでしょう。いろいろと気を遣う部分もあるかもしれませんが、自分たちなりの心を込めた贈り物を選んでみてください。

手土産を選ぶ際に気をつけたい4つのポイント

結婚の挨拶に持参する手土産は、何を選んだら喜んでもらえるのか迷ってしまうものですが、次の4つのポイントにさえ気をつければ大丈夫!ひとつひとつチェックしていきましょう。

【手土産の価格相場は?】

結婚の挨拶に持参する手土産は、3,000~5,000円程度で考えるのが一般的です。「ご挨拶にうかがうのだから、張り切って立派なものを」と思う人もいるかもしれませんが、あまり高価なものでも、かえって相手に気を遣わせてしまいます。

自分たちのためにわざわざ時間を作ってくださったことへのお礼の気持ちが伝わればOK。真剣さや誠実さが伝わるように、贈り物の見栄えに気を遣えればなおグッドです。

【好みを事前にしっかりリサーチ!】

結婚の挨拶に持参する手土産は、形に残らない、いわゆる「消えもの」を選ぶのが一般的です。定番は食べものや飲み物ですが、これらは好き嫌いが分かれる品物でもあります。自分の親の好みならある程度把握できているでしょうから、お互いにサポートし合い、喜ばれる贈り物を選びましょう。

また、個別に包装されている場合は、最低でも人数分の個数はそろえるのがマナー。家族構成なども事前に把握しておきましょう。

【賞味期限が長いものを選ぼう】

オシャレなデコレーションが施されたケーキなどは見た目も華やかで、手土産にはふさわしいように思えます。しかし、結婚の挨拶の場合は、相手のご両親と都合を合わせるため、事前に連絡してうかがうことがほとんど。息子や娘の結婚相手が訪ねてくるとあっては、お茶菓子などを用意してくれているかもしれません。

そのため、その日のうちに食べなければならないような生ものはできるだけ避け、1週間以上を目安に、ある程度賞味期限が長いものを選ぶほうが無難です。特に、焼き菓子の詰め合わせなどにする場合は、賞味期限が短い商品が混ざっていないか、確認してから購入することをおすすめします。

【訪問先に近いお店で購入するのは避けよう】

自宅に近いお店で購入したものを手土産として持っていくと、「手間や時間を惜しんだ」「事前にしっかりと準備していなかった」など、不誠実な印象を持たれてしまう場合があります。

自宅以外の場所で挨拶を兼ねた食事会を予定しているなら、食事会場に近いお店で購入することも同様です。たとえ好みに合うものを渡したいという理由でも訪問先に近いお店で購入することは避け、事前に準備しておきましょう。

参考にしたいおすすめの手土産4選

上記のポイントを踏まえ、結婚の挨拶に持参する手土産としてふさわしい品物を4つご紹介します。手土産を選ぶ際の参考にしてみてください。

【洋菓子】

相手のご両親が甘いものが好きであれば、洋菓子がおすすめです。焼き菓子であれば日持ちしますし、クッキーやケーキ、パイなどとバリエーションも豊富。おじいちゃん・おばあちゃんやお孫さんと一緒に住んでいる場合でも、みんなで楽しみながら食べてもらえます。

【和菓子】

同じ甘いものでもしつこさがない和菓子は、特に年配の方には好まれるお菓子です。ようかんや最中で有名な「とらや」やカステラで有名な「文明堂」など、誰もが知っている老舗の商品であれば、結婚の挨拶をするきちんとした場でもふさわしい手土産になります。

また、日本には古くから「縁起」を大切にする習慣があります。相手のご両親がそうした風習を大事にされる方であれば、合わさって1つの形を成すので2人の仲のよさを表す最中、丸い形をしているので円満の意味につながるどら焼き、「名を興す、家を興す」の意味につながるおこしなど、縁起がよい和菓子を選ぶのもおすすめです。

【お酒】

相手のご両親がお酒好きの方であれば非常に喜ばれる手土産ですが、一言でお酒といっても、日本酒や焼酎、ワイン、ウイスキー、ブランデーなど人によって好みはさまざまです。そのため手土産に選ぶ品としては難易度も上がりますが、それだけに、好みにぴったりと合うものを選び、ついでになかなか手に入らない希少価値があるものなどであれば、印象もぐっとアップします。しっかりとリサーチをして選んでみてください。

相手がお酒を飲まない方であれば、お菓子に合わせて紅茶やハーブティー、コーヒーなどを持っていくのもおすすめ。ただし、日本茶(緑茶)は弔事の際に用いられることが多いため、贈り物やお土産には適切ではありません。和菓子にはよく合うのですが、日本茶とセットで贈ることは避けましょう。

【出身地や育った土地の名産品】

自分のことをよく知ってもらう、話題を提供する、といった意味では、自分が育ってきた場所ならではの名産品を持参するのもよいでしょう。佃煮やちりめんじゃこなどであればそれほど好き嫌いが分かれることもないでしょうし、ご飯のお供にも肴にもできるので、おすすめです。

お酒好きの方であれば、その土地でしか手に入らない地酒などもよいですね。ただし、事前のリサーチはしっかりと行い、自分の好みの押しつけにならないように配慮しましょう。

【手土産に選ばないほうがよい品物は?】

煎餅などの割れやすい食べもの、個包装されていないようかんやケーキなど、切り分けないと食べられないものは、「縁が切れる、壊れる」といった意味で、縁起が悪いと受け取られる場合があります。

ただし、長いようかんやパウンドケーキなどは、「これからも長くご縁が続きますように」という意味で縁起がよいと考える人もいます。最近ではこのような縁起や風習を気にしない人も増えていますが、受け取り方は人によってさまざま。心配な場合は、こういったものは避けたほうが無難といえるかもしれません。

手土産を渡す際に気をつけたい3つのポイント

第一印象でよいイメージを持ってもらうためには、手土産の渡し方も非常に重要です。いざ渡すときになって緊張しないためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。

【ポイント1】手土産にのしは必要?

手土産には基本的にのしは必要ないとされていますが、相手への礼を尽くす意味を込めた正式な贈り物のマナーとして、手土産にものしをつけたほうがよいと考える人もいます。結婚の挨拶での手土産にのしをつけるとすれば、無地に紅白の水引で、表書きを「御挨拶」とし、その下に名前(女性のご両親に挨拶する場合は男性の名前、男性のご両親に挨拶する場合は女性の名前)を書くのがよいでしょう。

表書きには、結婚の挨拶はおめでたいことだからと「寿」の字が思い浮かぶ人もいるかもしれません。しかし、挨拶の場であると同時に結婚のお許しをもらう場でもあるので、「寿」を使うのは控えたほうがよいでしょう。

また、水引には主に、しっかりと結ばれて解けないことから、何度も繰り返さないほうがよい結婚などに用いる「結び切り」と、解けやすく結び直せることから、何度繰り返してもよいお祝い事などに用いる「蝶結び(花結び)」の2種類があります。結婚の挨拶の場合は、結婚と同様に何度も繰り返すものではないから結び切りがよいという人と、結納などの正式な場ではないので蝶結びでよいという人とに分かれます。

相手のご実家がある土地の風習や考え方に合わせるのがベストですが、分からない場合は、包装をきちんとしておけば、のしはなくてもかまいません。ただし、男性のご両親にはのしつき、女性のご両親にはのしなし、というのは好ましくありません。水引の種類に関しても、両家でそろえることをおすすめします。

【ポイント2】手土産を渡すベストなタイミングは?

自宅に直接うかがう場合は部屋に通された後、外出先で食事などの予定がある場合はお店の中に入ってから、ご両親がそろっている場で渡すのがマナーです。着席する前か、席についてちょっとした会話が一段落した頃がよいでしょう。外出先で渡す場合は、お酒の一升瓶など重くて持ち運びにくいもの、大きくてかさばるものは避けることをおすすめします。

また、自宅に直接うかがう際は、相手の都合で早めにお暇しなければならない場合や、お部屋に上がる予定がない場合を除き、玄関先で渡してしまわないように注意しましょう。たとえ緊張から出た行動だとしても、おざなりな対応という印象を与えてしまいますよ。あわてず落ち着いて臨みましょう。

【ポイント3】好印象を与える手土産の渡し方

手土産は、男性のご両親へは女性から、女性のご両親へは男性から渡します。品物の正面を相手側にし、ご両親が近くに並んで座っている場合はその真ん中に、離れたところに座っている場合は家主であるお父さんに向けて差し出しましょう。

また、紙袋など持ち運び用の外袋から、品物だけを取り出して渡すのが基本です。外袋はテーブルの上に放置せずに持ち帰りましょう。ただし、渡す場所が外出先になる場合は、相手が持ち帰りやすいように紙袋などに入れたまま渡します。その際は、持ち手の付け根と底の両方に手を添えて差し出し、「紙袋のままで失礼いたします」などといった言葉を付け加えられればグッドです。

ちなみに、手土産を渡す際の常套句として「つまらないものですが…」といった言葉がありますが、結婚の挨拶で使うにはあまりおすすめできません。本来は、自分を低めて相手に尊敬の念を示す、日本ならではの精神を表すともいえる言葉なのですが、最近では「自分がつまらないと思っているものを渡すのか」と、失礼なこととして捉える人も多いようです。

最も大切なのは、相手を不愉快にさせないこと。代わりに、「お好きだとうかがったので」「ぜひおすすめしたい地元の名産品なので」といった言葉を添えましょう。

結婚の挨拶にふさわしい服装と身だしなみは?

結婚の挨拶は、ひとつのけじめのようなものです。「これから2人できちんと生活していけます」ということを、それぞれの相手のご両親に示す必要があります。そのために服装や身だしなみのポイントとなるのが、「清潔感」と「誠実さ」の2つです。

【男性の服装と身だしなみのチェックポイント】

男性が気をつけるべき服装と身だしなみのポイントは、次の6つです。

・基本はスーツにネクタイ
・革靴はしっかり磨いておく
・アクセサリー類は身につけない
・髪色は暗めにし、整髪料などで整える
・ひげをきちんと剃っておく
・ハンカチを持参する

スーツとネクタイは結婚の挨拶の場を大切に思っていることを示すためのものですから、基本的に夏場でも必須です。ご両親とすでに顔見知りでカジュアルな服装でよいといわれた場合も、スーツのほうが失敗も少ないですし、印象もよくなります。

また、靴を汚れたままにしない、髪を整える、ひげをきちんと剃る、といったことは、清潔感を出すために必要なこと。緊張で汗をかいてしまうこともあるので、きちんとアイロンをかけたハンカチまで用意できれば◎。

ネックレスやリング、ピアスなどのアクセサリー類は、男性が身につけた場合、軽薄な印象を与えることがあります。身につけるならあまり派手ではない落ち着いたデザインの腕時計のみにしましょう。

【女性の服装と身だしなみのチェックポイント】

女性が気をつけるべき服装と身だしなみのポイントは、以下の5つです。

・基本はスーツ、または、膝丈以上のワンピース
・足元は3~5cmくらいの高すぎないヒール
・アクセサリー類、ネイルは華美なものを避ける
・髪色は暗めにし、長髪の人はまとめる
・香水は控えめに

男性と同じくスーツを着用するか、落ち着いた色味のシンプルなワンピースで、清楚な印象を心がけましょう。スカートの場合、丈が短いものやタイトなものは、座ったり立ったりする際に不便です。膝丈程度を目安に、スムーズに動ける服を選びましょう。
また、足元はパンプスが基本です。着脱の際に不恰好に見えるブーツ、カジュアルすぎるサンダルやミュールは避けましょう。

女性の場合はアクセサリーを身につけていてもかまいませんが、あまり華美なもの、派手なものはおすすめできません。服装に合った落ち着いた色味、デザインのものを選びましょう。髪はきちんとまとめて清潔感を出し、香水はほのかに香る程度で控えめに。

まとめ

「緊張で変な言葉遣いをしてしまったり、失礼な態度をしてしまったりしないか心配……」という人は、2人で事前にシミュレーションをしてみるのがおすすめ。万全の準備で本番に臨みましょう!


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