【直撃インタビュー】史上最小!?日立から小型ロボット掃除機が発売。注目ポイントを広報担当に聞いてみた

「ロボット掃除機」はここ数年、急速にその名が知られるようになりました。自動で掃除をしてくれるので、家事の負担は減りそうですが「本当に放っておくだけでキレイになるのかしら」と疑問に思う方も多いのでは? コンパクトさが売りのロボット掃除機「minimaru(ミニマル)」を発売した日立アプライアンスの広報担当の方に、伺いました。

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2011年頃より各社が次々とロボット掃除機を発売していく中、2016年11月に日立から発売されたのが、これからご紹介する「minimaru(ミニマル)」。最大の特長は、ひと際目立つ小さなボディです。キュートな名前とは裏腹に、ハイパワーで賢く動き、とても丁寧に掃除をしてくれる優れものです。

「小さい」からこそ大きな仕事をしてくれる本製品。注目ポイントについて、日立アプライアンスの広報担当、松尾亜季さんに聞いてみました。知れば知るほど、minimaruは私たちの良きパートナーとなってくれそうな予感です。

■目次
1.気になる!実際に使用している購入者の声
2.他社のロボット掃除機との違いはなに?
3.使用できない場所はある?部屋の中で注意が必要なポイントをチェック!
4.こんな人におすすめ!minimaruで快適な生活を送ろう
5.さまざまなお掃除モードがあるけど、その実力は?
6. minimaru最大の魅力を再確認!
まとめ

1. 気になる!実際に使用している購入者の声

市場が急速に拡大するなか、ユーザーが気になる点に注目して開発されたのが、この「minimaru(ミニマル)」。当時はロボット掃除機に対して、“どの程度ゴミがとれるか”“狭いところも掃除できるのか”といった声が上がっていました。

minimaruは小さなボディと独自の機能を装備することで、その不安を解消。これまで以上に丁寧な掃除が可能になりました。そこで気になるのは、実際に製品を購入して使用している方の生の声です。

——minimaruの発売から数か月経ちましたが、購入者からはどのような声が届いていますか?

「お客様の声としてはまだ直接上がってきていないのですが、市場の反応を見ると、

・本体が小さいので、イスの脚の間や狭い隙間に入っていき、便利
・思った以上にダストケースの中にゴミがたまるのでビックリした
・『ごみプレス』や『ブラシ自動おそうじ』など、手入れ方法が配慮されていて嬉しい

というコメントが多いように思います」(松尾さん)

——また、松尾さんご自身も自宅で使っているとのことで、使用感などはどうですか?

「子どもが落とすゴミや食べこぼしなどが気になり、これまでは朝の慌ただしい時間をやりくりしてなんとか掃除機をかけていました。ロボット掃除機を購入してからは、時間の余裕が生まれて助かっています。その間に別の家事も済ませられるので、本当に便利です。また、子どもにとってもペット感覚で、愛着を持っているようです。」

小さな子どもがいる家庭では、アレルギーの原因となるホコリなども気になるもの。minimaruは忙しい主婦の心強い味方になってくれそうです。

2. 他社のロボット掃除機との違いはなに?

今やロボット掃除機は様々なメーカーから販売されています。minimaruと他社のロボット掃除機にはどんな違いがあるのか聞いてみました。

——他社のロボット掃除機との差別化ポイントは何でしょうか。

「ずばり、本体幅25cm、高さ9.2cmの小さいボディが最大のポイントです。狭いところや低いところにもしっかりと入り込み、きびきび賢く動いて、部屋全体を丁寧に掃除してくれます。また、独自の『ダブルかきとりブラシ』を採用しており、フローリングやカーペットなどの様々な床面に対応して、ゴミをしっかり吸い取ります。

そして、強い気流でダストケース内のゴミを圧縮することで、ゴミが捨てやすくなる『ゴミプレス運転』。ブラシについたホコリをクリーニングする『ブラシ自動おそうじ』も採用しています。掃除の機能だけでなく、ロボットクリーナー本体のお手入れ性にも配慮しました」

他社のロボット掃除機は本体幅33~35cmのものが多く、minimaruとは約10cmもの違いがあります。本体が大きいと、肝心な狭い場所に入ってくれない、といった悩みが発生します。その点、コンパクトなボディを持つminimaruなら、狭い隙間の掃除も任せることができます。

また、小型かつ高効率である「小型ハイパワーファンモーターR」を新開発し、強い吸引力が実現されました。吸込口には、

・床面のゴミをかき出す「回転ブラシ」
・カーペットの綿ぼこりを取る「かきとりブラシ」

という2種類のブラシを組み合わせた、独自の「ダブルかきとりブラシ」を採用。フローロング・カーペットなど、床面の状態に関わらず、ゴミをしっかり吸い込みます。

集めたゴミは、強い気流によってダストケース内で圧縮。約2週間分のゴミがためられるので、ゴミ捨ての手間がかかりません。さらには「ブラシ自動おそうじ」機能も装備されており、お手入れ性にも十分配慮されています。小さいながら、しっかりお仕事をしてくれる。それがminimaruの魅力なのです。

3. 使用できない場所はある?部屋の中で注意が必要なポイントをチェック!

ロボット掃除機が活躍するのは、普段から私たちが生活している場所。じゅうたんやカーペットなどの敷物のほか、様々な家具・電化製品が置かれています。時には、脱いだ洋服を床に置きっぱなし、ということも。

本製品を使用する場合は、本体が段差から落下したり、動けなくなったりするのを防止するため、いくつか注意すべきことがあります。

ガラス・大理石など鏡面状の床や黒っぽい床は傷つくことがあり、本体の誤作動、故障の原因にもなります。また厚い敷物など、毛足の長さを含めて約2cm以上の段差がある場所は乗り越えられず、本体が移動の最中に止まってしまうことがあります。このような場所での使用は控えるか、敷物などは片付けてください。

家電製品や家具類などに関しては、巻き込まれやすいものがないか運転前に確認し、あらかじめ片付ける必要があります。本体より低い高さに操作部がある家電製品、例えば扇風機・ホットカーペットなどは、本体がぶつかって操作部を押してしまったり、本体が稼働停止したりする場合があります。そういった家電製品も、掃除中は片付けておくと良いでしょう。

家具下にある床との隙間と、本体の高さが同じくらいの高さである場合、本体が家具の下で引っかかって、身動きがとれなくなる可能性があります。そのような隙間に入り込まないように、壁の代わりとなるものを置いておくと安心です。

この他、ドアはきちんと閉めるか完全に開いた状態にして、ストッパーなどで固定してください。気づいたら本体がベランダに落ちていた、なんてことがないよう窓の閉め忘れにも要注意です。細かいポイントは、取扱説明書でしっかり確認して使用しましょう。

注意点が多数あるように感じますが、使用し始める前に妨げとなるものを一気に片付け、日ごろから整理整頓しておけば、それほど手間はかかりません。この機会にお部屋もキレイさっぱり整理しましょう。

一度片付けてしまえば、あとはロボット掃除機にお任せです。毎日の掃除はラクになること間違いなし。掃除や片付けの時間を省くことができれば、毎日の生活も、より楽しく快適になることでしょう。

4. こんな人におすすめ!minimaruで快適な生活を送ろう

——最もオススメしたいのは、どのような顧客層ですか?

「ロボット掃除機の普及率はまだまだ低いため、すべての方にオススメです。共働き世帯や、年をとって掃除が億劫になってきたという方々には、特に便利でしょう。ロボット掃除機では、ちゃんと掃除できるのか不安……とお考えの方も少なくないと思いますが、実際に使ってみるととても便利なもの。機会があれば、ぜひ試してもらいたいです。例えば、敬老の日にご両親にプレゼント、といった提案も積極的にしていきたいです。」

minimaruは、すべての方に便利でオススメということです。本製品はソファやベッドの下など、日ごろのお手入れが難しい場所にも入り込んで、ホコリがたまるのを防いでくれます。忙しく過ごしているご家庭や高齢の方にはもちろんのこと、ハウスダストに過敏な方や小さなお子さんがいる家庭にとっても、役立つ製品と言えます。

5. さまざまなお掃除モードがあるけど、その実力は?

minimaruには【自動モード】【念入りモード】【スポットモード】があります。

これらのモードは、必要に合わせて選択できます。走行に関しては、このロボット掃除機のために新開発された『minimaru AI』が多彩な掃除パターンを可能にしました。複数のセンサーによって、周囲の状況を素早く判断。状況に合わせて、なんと100以上のパターンから動作を選択してくれます。この機能のおかげで、こまめに丁寧な掃除が出来るのです。

また、独自のダブルかきとりブラシや小型ハイパワーファンモーターRによる高い集じん力で、様々な床のゴミをしっかり取り除きます。さらに『床質センシング』という機能によって、カーペット・畳・フローリングなど、床質に合わせた吸引力を自動で調整してくれます。わざわざ場所によって操作をする必要はありません。

【自動モード】
壁や家具の周り、部屋の隅などを検知し、自動で走行方向を変えながら、ランダムに掃除します。床面の状態やごみの量に合わせて、吸引力を調整。「強:橙」「標準:緑」というように、パワーモニターで状態を確認できます。掃除時間は最長で約60分(条件により異なります)。はじめに部屋の隅から壁に沿って走行することで、部屋の広さを感知して掃除時間を決めてくれます。

【念入りモード】
時間をかけて、念入りに掃除してほしいときに使用。自動モードより長い時間(部屋の大きさにかかわらず約70分)運転し、隅々までお部屋を掃除します。

【スポットモード】
部分的に気になるところの掃除にピッタリ。開始位置から約60cm直進し、直径約60cmの範囲内を、内側に向かって渦巻き状に掃除します。床面の状態にかかわらず、強い吸引力で掃除し、障害物があるときはそれを避けてくれます。

このように機能が選べるのであれば、お好みのモードで掃除はminimaruにお任せして、その間に夕飯の買い物へ出掛ける、ということもできますね。

そして、しっかりお掃除してくれる分、気になるのは本体のお手入れについてです。

minimaruは、充電台に戻ると自動でゴミの圧縮と回転ブラシのクリーニングを行います。ゴミ捨てはハンドルを起こし、持ち上げるだけでサッと簡単に取り外せるダストケースなのでラクラク。しかも、ゴミは圧縮されているので、ホコリの舞い上がりも抑えられます。(「自動モード」・「念入りモード」は掃除終了と判断すると自動で充電台に戻りますが、「スポットモード」は範囲内の掃除が終了したらその場で停止します。)

汚れが気になるダストケースやフィルター、回転ブラシ、吸込口カバーは水洗いが可能です。掃除機能だけでなく、お手入れにまでこだわって開発されたminimaru。毎日使っていれば、愛着が湧いてくるというのも頷けます。

当然ですが、「1つのゴミもなく完璧に」とまでいかないのは、すべてのロボット掃除機について言えること。本体が入れない狭い箇所や低いところなど、minimaruが掃除できないところは、必要に応じて自分で掃除する必要があります。

6. minimaru最大の魅力を再確認!

——この商品の一番の強みと言えば、何でしょうか?

「小さいボディにより、ダイニングテーブルやイスの脚の間などの狭いところ、ソファやベッドの下などの低いところ、家具の間や部屋の隅などに入り込みやすく、掃除しにくいところまでしっかり掃除できる点が強みです」

やはり、他の製品と比べてひと回り小さなボディが最大の魅力! テーブルやイスの脚の周りは、本体が脚を検知し、グルッと一周してしっかり掃除します。ソファ・ベッドの下も、10cmあれば入っていくことができます。

小さいからこそ、部屋の隅にも近づくことができ、角に溜まりがちなホコリもしっかり吸い取ってくれます。そして充電時は、奥行き約30cmで邪魔になりにくいのもポイント。これまでロボット掃除機では実現できなかった細かい部分に手が届き、収納スペースも取らずに済むのは、とても嬉しいことです。

まとめ


「minimaru(ミニマル)」の魅力は伝わりましたか。ロボット掃除機はまだまだ身近なものとは言えませんが、これからはますます普及していくでしょう。購入しようか迷っている方は、一度、家電量販店に足を運び、実際に目で見て、触れてみてください。きっとその魅力に引き込まれるはず。
一家に一台あると便利なロボット掃除機「minimaru」。毎日の掃除をお任せして、あなたの生活に「ゆとり」をつくりませんか。

回答者:日立アプライアンス株式会社 総務部 広報グループ 松尾亜季様
回答日:2017年3月2日

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