リノベ空間を趣深く、カッコよく。 古材には、新品にはない「物語」がある

新築ではなくあえてリノベーションを選ぶ人は、新品にはない、古いのがもつ味わいやよさを知っている人が多い気がします。そんなリノベ例のなかでも格別に味わい深い「古材」を使ったものを集めてみました。

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間取りを変えずに足場材でイメージを一新

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築31年のマンションですが、RC造だったため間取りが大幅に変えられなかったケースです。
その分、天井を上げてコンクリートの躯体を見せたり、素材で変化をつけました。
壁の一面のみ、なんと足場用に使っていた古材を使用。無骨な味わいがかっこいい空間になりました。

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個性が強い分、キッチンのタイルやキッチンカウンターの壁面は白ですっきりと仕上げています。
床材は床暖房に対応した三層オーク無垢材。建具はすべてデザインが異なるものを無塗装のままに造作し、これからオーナーさんが好きな色に塗る予定だそう。

杉の古材と色で遊ぶリビング

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こちらも築25年のマンション。とくに不満のなかった間取りは変えずに、内装を好みにリノベしました。

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リビングの壁の一面に杉の古材を貼り、寝室につながるドアは既存のものを赤に塗装。オーナーさんが憧れていた雑誌のイメージを参考にデザインした壁。当初、白く塗装する予定でしたが、古材の風合いをいかすためにあえてそのままの木の色にしました。パイン無垢材の床との風合いの違いも楽しめます。

アメリカの海風にさらされた木の風合い

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使い込まれて古びた感を醸し出す、シャビーな雰囲気がご希望だったそう。
そこで、床はあえて傷をつけたダメージオーク材を使用しました。

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壁とカウンターには、昔、アメリカの海岸沿いの納屋に使われていたバーンウッド材を使いました。こちらはオーナーさんとプランナーが材木市場まで行って一緒に選んだこだわりの木材。厳しい海風にさらされ続けてくすんだ色合いと木質感が、年月を経たものだけがもつ深みをインテリアに与えてくれます。

古材のカウンターで「家飲みが増えました」

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リノベの希望は「質感のあるラフなイメージ」。フローリングは古材風にノコ目加工が施された無垢材。キッチンカウンターは、荒々しい木肌のバーンウッドで造作しました。

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築100年以上の納屋や倉庫から採取されるバーンウッドには、既製品にはない深い味わいが。ニッチに並んだお酒のボトルも取り出しやすく、一見ラフに見えますが、手の込んだつくりです。カフェバーのような雰囲気のある佇まいに「すっかり家飲みが増えました。友人もよく飲みにくるんですよ」とのことです。

煉瓦やブロックとも馴染む懐の深さ

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4面に窓のある広々とした築30年のマンションを購入、リノベーションした例です。「いろんな素材を使いたい」という希望により、レンガ、無垢材、コンクリート、ブロックなどを採用。キッチンカウンターを古材で造作しています。

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異なる素材も、バラバラした印象にならず質感の違いが楽しめるのは、古材のもつ馴染みやすさによるもの。
真新しい素材では出せない懐の深さがあります。

セレクトショップのような洗練された空間に

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オーナーはアパレル業界にお勤めというご夫婦。洗練されたセレクトショップのイメージがご希望だったそう。
生活感を感じさせないよう、躯体や配管はそのまま見せるデザインにしました。ドアや収納扉なども設けずにオープンにするなど、開放感のあるスタイリッシュな空間をつくりました。

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床は建設現場で足場として使っていた杉の古材をグレーに塗装したものを使用しています。ところどころに見られるビスの跡も、デザインとしていかしています。

まとめ

壁の一面やキッチンカウンターなど、部分使いでも十分個性的な空間を演出できる古材。材質などによっては内装に向かないものや、古材でなくても、加工や塗装で古材風に仕上げた素材もあります。使い勝手とデザインと予算のバランスをとるため、まずはイメージ共有をしっかり行いましょう。

【設計・施工】

株式会社 スタイル工房
【浜田山店】東京都杉並区成田西3-2-4 K&3ビル1階(火・水定休)
【南青山店】東京都港区南青山1-17-13 大青コーポ 2F(火・水定休)
【New open!横浜店】横浜市都筑区仲町台2-1-9せせらぎハイツ1階(火・水定休)
tel.0120-587-250   http://www.stylekoubou.com

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