家を建てる。 庇が陽射しの調節をしてくれる

年間を通しての光の入り具合を
うまくコントロールしておきたいところです。

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日に日に
春めいてきましたが

朝晩は
やっぱり寒いですね。


家を建てる時
明るい家にしたいと
誰もが思うところで

冬には
できるだけ陽射しが
長く入ってきて
ほしいものです。


しかし、これに反し
夏の直射日光は

まともに入ってくると
暑くてたまりません。



一番家族が
長く過ごすLDKは

年間を通しての
光の入り具合を

うまくコントロールして
おきたいところです。




屋根を見せない
デザインの家や

屋根を見せても
総2階で

30㎝程度屋根が
出ているような家で

1階がLDKだと

セオリー通り
南向きに配置していれば
夏場の直射日光は
免れません。


夏の陽射しは
出来るだけカットし

冬の陽射しは
出来るだけ家の中に取り込む。

これが理想ですね。



ガラスは
Low-Eガラスの
遮熱タイプを選びましょう。

「方庵」という作品は
リビングの南側の外壁面が

1階から2階まで
すべてガラス張りに
なっています。


その上部を
大屋根が飛び出すことで

1mの出巾の
庇を作っています。


この庇で
冬至から夏至までの陽射しを
コントロールしています。

また開口部上部と中間部に
ロールスクリーンを
分割して設けているので

陽射しの入り具合を
調整することができます。


建物を西側に
はね出した構成にしているので

西日の浸入も
抑えることができています。





南側の2階を
1階よりもはね出すとか

デザインされた
屋根を取り付けるとか

いろんな工夫が
出来ると思います。


それもあからさまに
機能として
必要だからといって

取って付けたような
処理ではなく

結果として
そういった庇効果が

ちゃんと機能している
というふうにまとめるのが
設計者の力量ですね。

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