家を建てる。 人の目、鳥の目、猫の目で検討する

設計は
視点を大きく3つのチャンネルに分けて
切り替えて進行していきます。

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設計を始める時
蓄積された情報の中から

漠然としたカタチや素材、体験を
出し入れしながら

イメージを固めていきます。

そんな時
視点を大きく
3つのチャンネルに分けて
切り替えて、進行していきます。




ひとつ目は、人の目。

これは当然
人間の目線
身長で空間を捉える事。

道路から見た時
どんなボリュームで
建物を感じるか?


玄関ドアを開けたら
何が見えるか?
広さは十分か?

など、人のスケールを
体感としてイメージし
検証していきます。

ふたつ目は、鳥の目。

人の目で捉えた
空間の集大成が

想ったカタチに
まとまっているのか?


実際にそのような位置から
見られることがなくとも

俯瞰で捉えて
美しいカタチに
まとまっているのかを

確認していきます。

みっつ目は、猫の目。
(犬でもいいんですけど)

これは
目線を下げるということでなく

近づけるということで

ディテール
細かい部分の納まりに
フォーカスしていきます。


ミリ単位で部材の大きさ
見えかかりを考え

その空間にふさわしい
納まりにしていきます。

基本計画段階では
スケッチや模型を作り
人の目、鳥の目になって
設計を進めていきます。



実施設計では
人の目、猫の目で

設計図面を
完成させていきます。




何だか
不思議な表現になりましたが

こんな風に
チャンネルを切り替えて

頭の中で
空間を行ったり来たりしていると

外側と内側が
バランスよくまとまり

計画の密度が
増してくるんですね。


人の目、鳥の目、そして猫の目。

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