家を建てる。 歳を取ったら、住みやすい場所に移動する

世代間の住み分け、という考え方が
都市の中のローテーションとして
必要なんだと思います。

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新築を考える際
老後対策を
どこまでしておけばよいか?


家を建てる
年齢によって

この議論を
深めるべきか否かも
変わってきます。


もちろん
スタート時点で
2世帯で対策が必要な場合は
悩む必要はありませんが


そもそも家づくりは
どの世代の方でも

一番元気で
エネルギーが
みなぎっている時に
発案されるので


身体が不自由になった時の
イメージは難しいものです。



やはり
健康な自分や家族が

のびのびと暮らせる
マイホームを作りたいと
思いますからね。


必然性の無い限り
2階リビングは避けるとか

手摺や段差のことは
多少考えても


介護や車椅子ってことになると
ぞれぞれの症状に応じて
対策も変わってくるので
想定しようがありません。

個々の住宅というところから
視点を変えて

世代間の住み分け 
という考え方が

都市の中の
ローテーションとして
必要なんだと思います。


若い世代
まだ元気な世代は

自動車の利用を前提に
郊外に住まい

郊外での生活が体力的に
厳しくなってきたら

街の中心の便利で
サービスを受けやすい
マンションなどに移動する。



今までは
先祖代々住んできた家は
継承する「資産」である
という価値観が

流れとして崩壊していても

日本人の家に対する意識の中に
あったようで

そういった価値観が
70年代を中心に開発された
新興住宅街の高齢化を
招く一因にもなっていますが

これからは
そういう意識も薄れるだろうし

少子高齢化が進む街全体が
変わっていかざるを得ません。


そう思えば

魅力ある住みやすい家を作り
めいっぱい健康なうちは
その家を楽しんでおいて

健康に問題が出てきたら
若い世代にその家を
提供すればいい。

魅力のある家なら
希望者が現れるハズです。


これからの日本は
ストックの時代に入り

どんどん、新築が
建てられていくようなことには
なりません。


都市全体で
捉えていかなければならない

少子高齢化の進む
これからの日本の課題ですね。
 

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