カーペットのカタログに書いてる「ノット」と「ヒートセット」って…いったい何なの?

カーペット、特に「ウィルトン織りカーペット」などのカタログなんかを見ていると、
「ノット」という言葉と「ヒートセット」という言葉がよく出てくるんですね。

その「ノット」と「ヒートセット」っていったい何なの?というのが今回のお話し。

ノットは「単位」で、ヒートセットは「加工」の名前なのです♪

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どうもこんにちは!

あなたの暮らし応援アドバイザー。

北海道の標茶(しべちゃ)にある平田家具店、
店長の平田敬(たかし・弟)です!


今回はタイトルにありますように
「ノット」と「ヒートセット」という言葉について、店長が解説してみたいわけです。

この2つ、カーペットのカタログなんかを見ているとよく出てくる言葉なんですね~。
特に「ウィルトン織りカーペット」や「ラグ」なんかのところを見ていると出てきます♪

ひらた店長
ウィルトン織りカーペットって、こんな風な柄でお部屋の真ん中に敷くタイプが多い。
この写真のは「クラシック柄」と言われるタイプです♪



そもそも「ウィルトンって何?」という方は…

簡単に言うと「機械でたて糸と横糸を編んで作っている」カーペットのことなんですね。
そういうのを「ウィルトン織り」っていうんですね~。

なので「ウィルトンカーペット」とか「ウィルトン織りカーペット」って言われたりするのです。

もうちょっと知りたい方は、店長が以前に書いたこちらの記事をのぞいてみてね♪



例えばこんな感じ。

ひらた店長

赤い線を引いたところの様に「ノット」とか「ヒートセット糸」とかって
カタログには書いていたりするんですね。

さて。
それではこれらを解説していきますね~。


・「ノット」とは?

上のカタログの写真では

「350,000ノット/㎡」って書いてましたよね?
(読み方は35万ノットね♪)


これ…





簡単に言うと「密度」の単位なんですね~。

1メートル×1メートルの四角の中に
どれくらいの糸が編み込まれているか?

というのを表しているのが「ノット」なのです。


つまり。


この「ノット」の数が大きければ大きいほど、
そのカーペットの「毛の量が多い」ってことなわけです♪

先ほどのカタログでは35万ノットでしたが、
50万ノットや75万ノットになると、毛の量が多くなって足触り(踏み心地)がよくなるわけです。
カーペット自体も重くなりますし、シワがよったり「よれたり」しないわけですね。


その代わり…お値段も高くなります(笑)

ちなみに上限は100万ノットといわれております♪

ひらた店長
ノットは手触りでもわかりますが、裏面をこうやってめくると
編み目が細かくなっていることでもわかります♪



・「ヒートセット」とは?

最初の写真には「ポリプロピレン100%」の横に「ヒートセット糸」と書かれていました。

つまりこの「ヒートセット」。
カーペットの毛(糸)にされている加工のことなんですね。

(カタログには「ヒートセット」「ヒートセット糸」「ヒートセット加工」などと
統一されて書かれていないこともありますが、すべて同じ意味です♪)



じゃあ、どういう加工なの?というと。


簡単に言うと「毛に熱をあたえて、質感をなめらかにする」ってことなのです。

髪の毛をドライヤーでブローすると、髪が滑らかになったりするってのと原理は一緒です(笑)


それをポリプロピレンなどの化学繊維でやっている、ってことなんですね~。

それが「ヒートセット」なのです♪

ひらた店長
ヒートセットをすると肌触りがサラッとする、というか、すべすべするような感じに。



本日のまとめ。

・ノット=1m×1mの中の毛の密度
・ヒートセット=熱で毛をなめらかにする加工

ってことなんですね~。


なるべく専門用語を使わずに解説してみましたが…
カタログを見る時やカーペット選びの時のお役に立てると幸いです♪


さてさて。
それでは今回はこの辺で。

店長でした~!

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