ころころライスコロッケ!サクッと美味しいナポリ・シチリアの名物アランチーニのレシピ!

アランチーニはナポリ・シチリアの伝統的なライスコロッケ。形と色が似ていることから、小さなオレンジという意味のアランチーニという名前が付けられました。外はサクッと、中はアルデンテに茹でられたリゾットがとろっとしていてとっても美味しいです。今回はリゾットから作るアランチーニのレシピをご紹介します。

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オムライス&ダイニングバーkurumari

アランチーニの材料

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お米 … 1合
玉ねぎ … 100g
バター … 50g
白ワイン … 100cc
ミートソース … 適量
パルメザンチーズ … 適量

小麦粉 … 適量
卵 … 適量
パン粉 … 適量
プロセスチーズ … 適量

アランチーニの中身となるリゾットを作ります。

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フライパンを火にかけ、バターを溶かします。

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バターが解けたらみじん切りにした玉ねぎを炒めます。

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玉ねぎが透明になったら、お米(洗わないまま)を入れて炒めます。

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お米が透き通ってきたら、白ワインを入れてアルコールを飛ばします。

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アルコールが飛んだら、水を入れて煮ていきます。
普通の炊飯の場合は、水の量を厳密に調整しなければいけませんが、リゾットの場合は水がなくなってきたら追加していけば良いのであまり気にする必要はありません。
まずは、お米全体に被るくらいの量の水を入れましょう。

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しばらくすると煮詰まってきます。
煮詰まってくると鍋の底にくっつきやすくなりますので、ヘラでかき混ぜてあげましょう。
水が減ってきた時点でまだ固い場合は、もう一度水を追加します。
これを繰り返して、ちょっと芯が残るかな?と思うくらいまで煮込んでいきます。

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お米の硬さがまだ少し硬いなと思うくらいのタイミングで、ミートソースとパルミジャーノレッジャーノを入れましょう。パルミジャーノレッジャーノは、固形のものを細かくして入れると粉チーズよりも風味が豊で美味しいです。パルミジャーノレッジャーノはイタリア料理ではよく使われますので、料理をよくされる方でしたら固形のパルミジャーノレッジャーノをストックしておくのをお勧めします。

固形のパルミジャーノレッジャーノを擦り下ろすのは手間がかかりますので、今回は包丁で切ってみじん切りにしています。熱で溶けますので大丈夫です。

ミートソースの量とパルミジャーノレッジャーノの量は適量としております。ごはんの量に対してどのくらい混ぜるかはお好みで調整してください。今回は薄めの味付けにしたかったので、ミートソースは80g程度、パルミジャーノは10g程度となっております。

ミートソースの作り方に関しては、以下のレシピを参考にして頂けますと幸いです。沢山作って冷凍しておくとアランチーニだけでなくラザニアなどにも使えて便利ですのでぜひ作ってみて下さい。

パルミジャーノレッジャーノは通販でも手に入れることができるので参考にしてみてください。

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ミートソースとパルミジャーノを入れてひと煮立ちして、お米が丁度良い硬さになったら出来上がりです。リゾットのお米の丁度良い硬さとは、「若干芯が残っているけど硬くなく美味しく食べられるくらい」です。いわゆるアルデンテの状態ですね。

出来上がったら火から降ろして冷やしておきます。

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ライスボールを作って衣をつけます。

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プロセスチーズは手で細かくちぎっておきましょう。

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先ほど作ったリゾットが冷めたらライスボールの形に成形して、衣をつけていきます。

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リゾットを適量手に乗せて、細かくちぎったプロセスチーズを真ん中に入れて、まん丸になるように成形します。

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アランチーニはナポリとシチリアが有名ですが、ナポリのアランチーニはピンポン玉くらいの大きさで中に何も入れないことが多いそうです。今回はちょっと大きめのシチリア風のアランチーニとなります。直径は約5センチくらいです。(もう少しコロコロと小さくても良かったような気がします。)

リゾットは結構油が多いのでビニール手袋などをしたら手が汚れなくて良いですよ。

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リゾットがライスボールの形になったら、次は小麦粉、卵、パン粉の順番で衣をつけていきます。フライと同じ工程です。

パン粉は細かい方が綺麗について剥がれにくく、見た目も美しく仕上がりますので一度フードプロセッサーにかけて細かくしています。包丁で刻んだり手で細かくしてもOKです。

リゾットの硬さによっては崩れやすいので優しく取り扱いましょう。

衣をつける時のポイントですが、衣が全体に綺麗についていないと、揚げた時に爆発(破れる)ます。破れて形が悪くなるだけでしたらまだ良いのですが、衣に覆われていないお米の部分がガリガリに焦げてしまいますので、衣はしっかりつけるようにしましょう。

衣をつけ終わったら160度~170度の油でゆっくり揚げます。

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油の中にアランチーニを入れる時も、崩れないようにフライ返しやお玉などを使って優しく入れてあげて下さい。

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油の中にアランチーニを入れてから1分~2分は動かさないでそのままにしておきます。油に入れてすぐに動かすと衣が剥がれる原因となります。

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表面が綺麗なきつね色になったら油をきってバットに上げます。

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トマトソースを引いて盛り付けて完成!

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

まん丸い形がコロコロと可愛らしいですね。アランチーニのレシピは炊飯器で炊いたご飯で作るものもありますが、やはりリゾットから作るとより美味しいです。ナポリ風のピンポン玉サイズのアランチーニでしたら冷凍状態からでもそのまま揚げることが出来ますので、たくさん作っておくといつでも食べれて便利ですよ。

制作協力:オムライス&ダイニングバーkurumari

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