「手洗い表示」って洗濯機で洗えるの?気になる洗濯のノウハウを伝授!

おしゃれ着やニットについている「手洗い表示」。手洗いは時間と手間がかかるため避けたいですよね。しかし、ポイントをおさえておけば、手洗いは面倒ではないことを知っていましたか? 本記事では、正しい手洗いの方法や洗濯機を使った活用方法などを解説します♪

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手洗い表示の洗濯物ってどうしたらいいの?

おしゃれな人が1度は悩む「手洗い」表示の洗濯物。

かわいい服ほど素材が繊細で「手洗い」表示なものが多いもの。でも、クリーニングに出さなきゃダメなのかなと、面倒に思ってしまい買うのを迷ったり、諦めてしまう人も少なくないのではないでしょうか。

そこで、なんとか家でも洋服を簡単に洗えないか、考えてみました。

手洗いに向いている洗濯物って? 使える洗剤の種類

衣類には手洗いでしか洗えないものや、汚れによっては手洗いのほうが向いているものがあります。手洗いに向いているものは、以下の通りです。

●洗濯表示が手洗いになっているもの
●セーターなどかさばるもの
●レースなど繊細な布のもの
●汚れがひどいもの

最近の洗濯機はにはドライコース、手洗いコース機能もあり便利な印象を持ちます。ですが、やはり手洗いのほうが洗濯機よりも服を傷めにくく、縮み、変色を防いでくれるのも事実です。

また、使う洗剤も意識しましょう。手洗いと聞くとおしゃれ着洗いを思い浮かべるのではないでしょうか。実は、おしゃれ着洗剤には弱アルカリ性と中性の2種類があります。

弱アルカリ性、もしくは中性かどうかは、洗剤容器の裏に書いてあります。

弱アルカリ性洗剤は皮脂や汗などを落とすのが得意です。中性洗剤は洗浄力よりも、色落ちや繊維への負担を考えた洗剤なのでデリケート衣類を手洗いするときに効果的ですね。メインの洗剤として使用するものではありません。

普段着は弱アルカリ性洗剤、デリケート衣類の手洗いは中性洗剤と使い分けましょう。普段着でも色落ちさせたくない衣類や、汚れていない衣類を洗うときに使うと長持ちさせられます。

手洗い表示のマークにはこんな意味がある!

皆さんがよく見るタグに付いている洗濯表示。実は、平成28年12月から新しくなったのは知っていますか?

洗濯表記改定前の、手洗い表示の「30」という数字は洗濯液の温度の限度です。加えて、弱い手洗いがいいという意味になります。そして新旧どちらも×マークは家庭での洗濯はできません。

他にも手洗い時に知っておくと便利な表示を集めてみました。

■乾燥のしかた

ハンガーにかけていいのか、日陰干しがいいのかなど、細かく分かる表示になっています。

■絞り方

絞ってはいけない場合や、手絞りのやり方が分かるようになっています。ただし、新表示ではこの記号は無くなります。

手洗い表示の洗濯物の一般的な洗濯方法

手洗い表示の見方が分かりました。次は実際に手洗い表示の洗濯方法をご紹介します。

■用意するもの
絵表示にあった洗剤
洗いおけ(洗面所のシンクでも大丈夫)

■一般的な手洗い方法
1. 最初に、水洗いできるか絵表示確認しましょう。

2. 洗濯表示の確認をしたら、洋服のサイズを測っておきましょう。縮んでしまった場合、洗い終わったときに、形を整え元に戻すためです。

3. また、洗うときは水温に気を配りましょう。熱いお湯を使いがちですが、洗濯表示を見ると適温は30℃以内と書かれています。水温が高すぎる場合、また冷たい水を使ってしまうと色落ちや、縮む原因にもなりかねません。

4. 洗濯表示にあった洗剤を使いましょう。

5. 襟元や袖口など、汚れが気になる箇所があれば先に処理しましょう。

6. 手のひらで優しく押し洗いをします。揉んだり擦ったりすると、生地の毛羽立ちや、痛む原因にもなるので注意しましょう。

7. 形を整えてから干します。

基本的な洗濯方法以外の手洗い方法

■基本の洗い方の他に衣類、用途別手洗い方法をご紹介します。

・押し洗い(セーターなど厚手の衣類)
 20~30回ほど、押したり持ち上げたりして洗う。 

・ふり洗い(シワになりやすいブラウスなど繊細なもの)
 浸した衣類の両端をつまみ、振るうように洗う。

・つけこみ洗い(型崩れが心配な衣類)
 洗濯液の中に15分ほどつけておく。

・つかみ(袖口など、かさのあるものの部分汚れに)
 洗濯液にいれたおけの中で、袖など汚れた部分を握ったり、離したりを繰り返す。

・つまみ(シミ汚れなどに)
 洗濯液を入れたおけの中で、汚れている部分を指先でつまんでこすって洗う。

このように、一口に手洗いと言っても様々な方法があります。これを衣類によって使い分けてあげると、より失敗せずにできます。

手洗い表示の衣類を実際に洗濯1.ニット

1. 洗濯表示を確認しましょう。

このニットは手洗いOKなもので、液温は30℃以内です。

2. 軽くニットをたたみます。

3. シンクの中にぬるま湯(30℃以内)をためて、中性洗剤を入れ洗濯溶液を作ります。しっかりと溶液は混ぜて下さい。(服に直接洗剤をかけないで下さい。掛けた部分が色落ちする可能性があります)

4. たたんだままシンクの中に入れ、押し洗いするイメージです。手のひらで20~30回ほど押したり離したりを繰り返します。(5分以内が目安)

絶対に揉んだり、こすったりしないで下さい。繊維が絡み合ってしまい、傷む場合もあります。

このときに袖に汚れがあった場合は、汚れの部分を握ったり離したりを繰り返すと汚れが落ちます。

5. 洗い終わったら洗濯溶液を捨てて、泡が出なくなるまでぬるま湯ですすぎ洗いを(4と同じ方法で約1分間)2回繰り返します。

6. たたんだまま洗濯ネットに入れます。

7. 絞り方マークに弱く、と表示されていたので、洗濯機の脱水も短時間なら大丈夫です。洗濯機で脱水しましょう。

8. 脱水をスタートしますが、洗濯機任せではなく高速回転し始めてから30秒ほどで止めてください。(ゆるく編まれたセーターは15秒ほど)

9. 脱水が終わったら形を整えます。日陰平干し表示がありましたので、日陰、かつ風通しのいい場所で平干しします。

平干し用のネットも売っていますが、無い場合はタオルの上に広げて干しても大丈夫です。濡れた状態のセーターは水分の重みで伸びやすく型くずれしやすいので、ハンガーにはかけないでください。

手洗い表示の衣類を実際に洗濯2.カーディガン

1. 表示を確認しましょう。

こちらも手洗いOKで液温30℃以内で手洗いできます。

2. ボタンがある場合はボタンを閉めましょう。

3. 軽くカーディガンをたたみます。

4. 30℃以内のぬるま湯に中性洗剤を入れ溶液を作り、そこにカーディガンを入れます。手のひらで押して離してを繰り返し、ゆっくり20~30回ほど押し洗いしましょう。5分程度が目安です。

5. 洗い終わったら、溶液を捨てて泡がなくなるまですすぎます。すすぎ残しがないように、ぬるま湯をかえて2回ほどすすぎを繰り返しましょう。このときも絶対に揉んだりこすったりしないでください。

6. 柔軟剤で仕上げたい方は、すすぎ後にシンクに新しくぬるま湯を入れ柔軟剤を2~3滴垂らし、なじませます。柔軟剤は残すものなのですすぎ洗いはしなくて大丈夫です。

7. 柔軟剤がカーディガンに浸透したら、手で軽く絞り水を切ります。このとき、強く絞りすぎないように気をつけましょう。

8. 洗濯ネットに軽くたたんだカーディガンを入れ、最後は洗濯機で脱水スタート!高速回転が始まってから30秒ほどで止めてください。やり過ぎはシワをつくる原因になります。

9.脱水が終わったら形を整えます。平干し日陰表示があったので、日陰で風通しのいい所で平干しをします。

薄手のカーディガンはハンガーにかけてもOK

薄手のカーディガンの場合は、ハンガーにかけても大丈夫です。ですが、写真のように縫い目がしっかりハンガーにのるようにかけないと、型くずれの原因にもなるので気をつけましょう。

レースが付いている場合は、指先でシワを伸ばしてあげてください。

手洗い表示の衣類を実際に洗濯3.レース

1. 洗濯表示を確認します。

今回レーヨン素材が入っていますが、手洗いOK表示があるので大丈夫です。レーヨンは水に弱く縮みやすいので、2分以内で手早く洗います。手洗い不可の場合はクリーニングに出しましょう。

2. シンクの中に30℃以内のぬるま湯に中性洗剤を入れ溶液を作り、軽くたたんだレーストップスを入れ5分ほど浸けます。

3. 浸けた後に押し洗いをします。襟元など汚れている場合はレースを痛めないようにスポンジで軽く叩きながら落とします。

4. 洗った後は新しいぬるま湯に変え、泡がなくなるまですすぎ洗いします。

5. すすいだ後はタオルドライをします。タオルに衣類を挟んで上から軽く押さえて水が落ちてこない程度に水分を取りましょう。

6. タオルドライが終わったら、洗濯表示に日陰のつり干し表示があったので、ハンガーに吊るします。レースの編み目を指先で伸ばすように形を整え、日陰で風通しの良い場所に干してください。

ハンガーに干すと、重みで多少の縮みが戻ります。平干し表示がある場合は吊るし干しはやめましょう。

絞り方マークを確認して洗濯機の脱水機能を活用しよう

絞り方マークを応じて脱水時間を調整

手洗い後は脱水も大切。洗濯機で脱水していいものと、してはいけないものがあります。絞り方マークで弱く、と書いてあるものは「手絞りの場合は弱く、遠心脱水の場合は短時間で」の意味。洗濯機の脱水機能を使っても大丈夫ですが、気をつけたいのは時間です。

衣類によりますが、15秒~30秒で必ず止めてください。シワや型くずれの原因になります。新表示の場合このマークはなくなり、必要に応じて「弱く絞る」と書いてあります。頭の片隅にこのことを覚えておくと便利ですよ。

絞り方マークがない場合はタオルドライで

また、絞りマークが×や記載が無い場合は、絞ってはいけないという意味です。先ほどレースの手洗いで紹介したタオルドライをしてあげましょう。新表示の場合、記号が無くなり自然乾燥におけるぬれ干し記号に意味が含まれますので、乾燥の仕方の表示を確認しましょう。

手洗い洗濯は干し方も重要

手洗い洗濯には干し方も重要です。洗濯表示でハンガーにかけられるのか、かけられないのかを見ましょう。

ハンガーにかけられるものは良いのですが、かけられないものは、平干し方法が1番伸びないですし型くずれなく安心して干せます。タオルの上に干すと場所を取るのが嫌だな、という場合はこんな工夫も。

このとき、竿に2つ折りの状態にし、袖を垂らさないように干すのがおすすめです。袖を垂らすと水分の重みで伸びてしまう原因になります。もしくは、ピンチハンガーなどの上に広げて平干しをすると、場所を取らずにいいですよ。

手洗い表示を確認しないと……失敗例

洗濯表示を見ずに洗濯機で回してしまって縮んでしまった。手洗いをしたけど擦りすぎて生地が伸びてしまった。こんな経験はありませんか?こちらは擦り洗いをしすぎて伸びてしまった例です。

手洗い表示をしっかり見てやったけど、脱水や干し方を間違えて生地が伸びてしまいました。ハンガーにかけて型がついてしまったことも……。

記載されている数字や絞り方をしっかり確認しよう

せっかくの大事な服がこんな風になってしまったらショックですよね。

手洗い表示で気をつける点は、記載されている数字です。30であれば30℃以内。それ以上だと生地の色落ちや縮みの原因になります。そして、洗うときとすすぐときも出来るだけ同じ温度を保ちましょう。いきなり冷たい水を使うと縮む原因になります。

次に絞り方。絞っていいものは軽く手で絞る。洗濯機の脱水も使えますが、絞れないものはタオルドライするようにしましょう。干し方も大事ですよね。吊るす、平干し、日陰干し細かいことですがチェックをお忘れなく。

手洗いが向いていない洗濯物はクリーニングへ

大切なお洋服を手洗いするか、クリーニングに出すか、迷うことがあるかと思います。

ご紹介した通り自宅で洗えるものもありますが、洗えないものもあります。クリーニングに出すか見極めるにはここでも洗濯表示が重要です。ウール100%のニットなど上質素材、毛(ウール)、絹(シルク)、テンセル、レーヨン、毛皮、べロアが含まれていたらクリーニングに出しましょう。

迷ったときは洗濯表示で手洗い×マーク、ドライ×マーク、Pマークのいずれかがあったらクリーニングに。このマークがあるからといって自宅で洗えないわけではありませんが、クリーニングに出すのが1番安心です。

手洗い大変と感じたら、洗濯機のドライコースを使うのも手

「毎回手洗いだと大変だ……」と途方に暮れてしまった方におすすめしたいのは、便利な機能が洗濯機のドライコース。

「ドライコース」というのは、洗濯槽をほとんど動かさず弱水流で洗いあげます。脱水時間が短いため、衣類に強い力を加えないように洗うコースです。デリケートな衣類をやさしく洗うことができます。

手洗いマークと洗濯機マークの組み合わせや手洗いマークとドライマークの組み合わせであれば、1枚1枚洗濯ネットにたたんで入れて洗濯すれば大丈夫です。このときも、中性洗剤を使いましょう。ネットに入れる際は衣類を裏返してから入れると生地を痛めづらいです。

ドライコースは普通のコースより摩擦は抑えられるので、縮むリスクが減ります。洗濯が終わったら早めに取り出し、干すときにしっかり伸ばしてあげましょう。リスクは少なくなりますが、縮まないとは言い切れません。本当に大事なお洋服は手洗いをおすすめします。

手洗い表示を守ってお気に入りの服を大切に♪

手洗いにも色々な方法があり、また、ただ洗うだけではなく、洗剤や干し方にまで気をつける必要があることがわかりました。

手洗いは面倒なイメージですが、洗濯機をうまく活用すれば簡単にできますし、大切なお洋服を守ることができます。また、洗濯表示の意味と方法を知っていれば、家では洗えないと諦めていた洋服を選べるようになりますよ。買い物の選択の幅がぐんと広がりますね。

この春はレースの付いた素敵な洋服をゲットして、お家で手洗いに挑戦してみませんか。

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