乾燥機付き洗濯機と浴室乾燥機、どう使い分ける?部屋干しをより快適にする方法を徹底検証!

雨の日や花粉の季節は、どうしても部屋干しをしなくてはならなくなってしまいます。せっかくなら、洗濯乾燥機や浴室乾燥機を使って乾かしたいけれど、何を乾かしても大丈夫なの? そんな疑問に答えるため、くつ下やタオルなどの基本的なものから、靴やぬいぐるみなどを乾かして比べてみました!

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雲ひとつない晴れの日。洗濯物を外に干すとすがすがしい気分になり、思わず早く外に出掛けたくなります。みなさん今日の天気はどうですか。

雨が降りそうな空だったり、風が強くて吹き飛ばされそうな日だったりすると、外干し出来ないこともしばしば。最近では、「PM2.5も気になって外に干せない。」という主婦の方も多いかもしれません。このような悪天候の場合は、どうしても室内干しになってしまいます。

毎日家族から出る洗濯物。どんどん溜まる乾かない洗濯物。いっそのこと、洗濯乾燥機や浴室乾燥機を使えばいいのかもしれないけど、どちらがてっとり速く乾くのだろう。「速く乾かないかな。」と思っているあなたに、洗濯物を効率よく乾かす方法を紹介します。

■目次

1.室内干しをする理由を探ってみよう
2.洗濯乾燥機で乾かせるもの、乾かせないもの
3.実際に部屋干ししてみた!
4.ボタン一つで乾燥まで!洗濯乾燥機はどこまで乾かしてくれる?
5.ハンガーをかけて快適に!浴室乾燥機はどこまで乾かしてくれる?
6.番外編・ぬいぐるみ 洗濯乾燥機、浴室乾燥機ではどちらが速く乾くか
7.番外編・ニット(ウール以外) 洗濯乾燥機、浴室乾燥機ではどちらが速く乾くか
8番外編・靴 洗濯乾燥機、浴室乾燥機ではどちらが速く乾くか
まとめ

1. 室内干しをするメリットを探ってみよう

■雨や風などの天気を気にする必要がなくなる

庭やベランダに洗濯物を干すことは様々なリスクがあります。急な雨で洗濯物を取り込めなくて洗濯物がビショビショになってしまった、強風で飛ばされてしまった、という経験はありませんか。 また、冬場は外干ししても乾きにくくなる傾向があります。 部屋干しの場合は、天候に左右されずに安定して干すことができます。

■花粉や黄砂を気にしなくて大丈夫

花粉や黄砂が飛来するシーズンになると、室内干しにするという人は多いはず。 濡れている衣服は花粉や砂が付着しやすいもの。花粉がついてしまうのが怖いですよね。花粉に悩む時期でも、部屋干しなら目のかゆみや鼻つまりなどの悩みが大きく改善されるはずです。

■洋服のシワ防止につながる

YシャツやTシャツなどを乾燥機にかけるとシワがついてしまうことを気にかける方は多いのではないでしょうか。一般的には、乾燥機を使うときよりも、部屋干しのほうが洋服にシワはつきにくいと言われています。外干しをするのは、天候や花粉などが気になってなかなかできないという方でも、部屋干しならいつでも気軽に干せる上に、シワの心配も軽減できます。

■洋服の変色を防ぐことができる

外干しをすると、紫外線や車の排気ガスによって変色したりしてしまう可能性があります。 しかし、天気が悪いからといって、リビングに干しっぱなしというわけにはいきません。 急に友達が遊びに来た時などは、慌ててお風呂場や違う部屋に隠すということも。 そういう時は、洗濯乾燥機や浴室乾燥機がおすすめです。

2. 洗濯乾燥機で乾かせるもの、乾かせないもの

■洗濯乾燥機で乾かすべきもの

洗濯乾燥機で全ての洗濯物を乾かすのは、生乾きやシワの原因になってしまいあまり効率的ではありません。洗濯乾燥機では、主に以下のようなものを乾かしましょう。
例えば……

・くつ下……1日に多ければ4~5足くらい。
・下着……特にパンツ。家族4人分と子どもが汚せばプラス1~2枚は増えます。
・タオル……フェイスタオル7~8枚、ハンドタオル2枚程。

これだけの洗濯物を干すのには、結構な時間がかかります。くつ下は一つひとつ洗濯ピンチハンガーに干さないといけません。タオルも、量が多ければどこに干そうかと悩みます。洗濯乾燥機を使うことによって時間短縮になり、干す場所に悩む必要がありません。

■洗濯乾燥機で乾かせないもの

一方で、洗濯乾燥機にも乾かせないものがあります。洗濯して乾かすだけで縮むものや、乾燥で機械力が加わりさらに縮むものです。この他にも、下のものは洗濯乾燥機で乾かせないので、注意が必要です。

・綿のシャツ、混紡ソックス、フリース、ジーンズ、麻のニット製品など。
・吊り干し、平干し絵表示およびドライ絵表示のあるもの
・女性用の下着やストッキングなど

女性用の下着やストッキングなどには、ゴムやポリウレタンといった素材が使用されたものが多くあります。このような素材からなる製品に乾燥機を使うのはやめましょう。また、ブラジャーのように金具がついていると他の衣服を痛めてしまう可能性があります。

・「タンブラー乾燥はおさけください」と表示されている衣類

衣類タグには上のような説明が記載されているものが大変多いです。
タンブラー乾燥とは、衣類を熱と共に回転させながら乾燥させる乾燥機を意味します。熱や風によって衣服に残った水分の蒸発をスピーディーに行う乾燥方法なので、とても傷みやすくなります。

・ゴム質のプリントが施されているシャツや子供用のくつ下

こちらは、乾燥機の熱によってプリント同士がぺターっと合わさってしまい、はがれにくくなってしまいます。

では実際に部屋干し、洗濯乾燥機、浴室乾燥機で洗濯物の乾き具合の検証をしていきましょう!

3. 実際に部屋干ししてみた!

我が家はただ今、部屋干し中。冬場は晴れていても洗濯物を取り込む時間(16時前後)まで半乾きだからです。部屋干し中に感じたことを、まとめてみました。部屋干しをする際に、参考にしてみてくださいね。

■良い点
・冬場は暖房器具(エアコンやストーブ)の熱で乾くので、乾燥機の余計な電気代がかからない。
・子どもの目の届くところ(リビング)に干すので、安心して作業ができる。
・時間帯を気にせず干せ、取り込む時間を気にしなくて良い。
・冬場の加湿になる。

■悪い点
・来客があると、リビングに干していた洗濯物を慌てて片付けなければならない。
・生活観が出てしまいオシャレではない。
・子どもが洗濯物で遊んでしまう。
・生活臭が洗濯物に付く。

■心配な点
・生活観が出てしまうことに慣れるのが怖い。
・長雨や湿気が多くなる時季(梅雨や夏場)になると、カビ臭くならないか。
・子どもが洗濯物の下で遊び、落ちてきたハンガーでケガをしないか。

4. ボタン一つで乾燥まで!洗濯乾燥機はどこまで乾かしてくれる?

我が家は通常、梅雨と春・秋の長雨のときしか洗濯乾燥機を使用しません。なぜなら、部屋干しでも外気温と室内気温がさほど変わらず、乾きにくいからです。今回の乾燥は、朝9時に始め、6時間後の15時に終わりました。

■乾燥機にかけたもの
・フェイスタル9枚
・ハンドタオル2枚
・ハンカチ2枚
・くつ下4足
・肌着3枚
・パンツ4枚

■良い点
・くつ下などの細々したものを干す手間がなくなった。
・タオルにふかふか感が戻ったように思える。
・外出した頃に乾燥が終わっているので、すぐに片付けられる。

■悪い点
・一気に洗濯したものを、洗濯乾燥機にかけるもの、かけないものに分別しないといけないのが面倒。
・洗濯機が熱を持って熱い。
・乾燥にかける量が決まっているので、たくさんは入れられない。
・柔軟剤のいい香りがなくなり、オゾンの臭いが残る。
・綿素材(ハンカチ)は、しわが入りすぎるためアイロン必須。
・電気代が気になる。

■心配な点
・乾燥を頻繁に使用することで、寿命よりも早く買い換えなくてはいけなくなりそう(メンテナンスの心配)。

5. ハンガーをかけて快適に!浴室乾燥機はどこまで乾かしてくれる?

次は、浴室乾燥機で乾かしてみました。
朝9時から、6時間後の15時終了で時間設定をしました。

■良い点
・ハンガーにかけたものは、しっかり乾いていた。
・洗濯機のそばが風呂場なので、導線が短い(水分を含んだ重たい洗濯物を運ばなくて良い)。
・浴室内の湿気がなくなった。
・部屋干しをしなくていいので、リビングが広くなった。
・密室状態なので、余計なホコリや臭いをシャットアウトできる。
・ハンガーが子どもの下に落ちてくる心配がない。

■悪い点
・浴室内物干し竿の長さがないので、たくさんはかけられない。
・乾燥するための電気代がかかる。
・夜のうちに使用する場合、家族がお風呂に入り終わってからでないと使用できない。
・風が当たらなければ、浴室内がいくら温かくてもタオルが乾かない。

■心配な点
・フィルター掃除はできるが、頻繁に使用して電源が入らなくなったときなどのメンテナンスはどうなるのか。

6. 番外編・ぬいぐるみ 洗濯乾燥機、浴室乾燥機ではどちらが速く乾くか

タオル地の小ぶりなぬいぐるみで試しました。縦横15cm程度、底にやわらかいビーズが入っています。

脱水後、まず洗濯乾燥機で6時間かけました。他の洗濯物と一緒にかけましたが、中までしっかり乾いている感じがしました。浴室乾燥機も同じように脱水し、6時間設定で行いました。直に風が当たるところに干したので、乾きはとってもいいです。タオル地ということもあり、ふかふか感が戻ったように思います。

どちらも6時間で乾きましたが、洗濯乾燥機で乾かすのは避けた方が良さそうです。綿がしっかり入っているような硬いぬいぐるみや毛の長いぬいぐるみなどは、型崩れや、毛が抜けてしまうことがあります。

7. 番外編・ニット(ウール以外) 洗濯乾燥機、浴室乾燥機ではどちらが速く乾くか

綿素材100%のニットで試してみました。

洗濯乾燥機では、最初に1時間、さらに30分かけました。
洗濯表示にかげ干し平干し表示があります。この場合洗濯乾燥機は使えませんが、今回は試してみました。

最初の1時間で9割乾いている感じがしました。少し厚めのニットなので脇や袖口が少し湿っていたので、さらに30分かけ、完全に乾きました。気になるニットの縮みですが、見た目は縮んだようにみえません。予想外に大丈夫でした。

次に浴室乾燥機で6時間設定、さらに3時間設定で行いました。

風呂蓋にバスタオルを敷き、平らに置きました。なかなか風が当たらないので乾きが悪いです。袖の縫い目が湿っていたので、浴室用物干し竿に引っかけました。

比較した結果速く乾くのは、洗濯乾燥機です。

今回は綿100%ニットで試しましたが、毛やアクリル・ポリエステルといった素材もあり、ものによって様々です。自宅で乾燥させたい場合、洗濯表示や取扱い説明書に添って行うことをおすすめします。

8. 番外編・靴 洗濯乾燥機、浴室乾燥機ではどちらが速く乾くか

最後に、子ども用のメッシュスニーカーを試してみました。

まず、洗濯乾燥機で2時間かけました。メッシュ素材なのでしっかり乾きますが、靴底やつま先部分はゴム素材のため変形してしまい、履ける状態ではありません。やはりゴム類は熱によって変形するので、使用するのは避けたほうが良さそうですね。

続いて、浴室乾燥機では6時間設定で行いました。洗濯乾燥機にかけた靴が台無しになったので、同じようなメッシュスニーカーを用意しました。

中敷きを外し、最初の2時間程度で表面が乾き始めるのがわかります。4時間後は、つま先部分までしっかり乾きました。中敷きも一緒に洗濯ピンチハンガーでつるせば、すぐに乾きます。

速く乾くのは、断然洗濯乾燥機です。しかし、靴が変形してしまっては元も子もないので、自然乾燥または浴室乾燥機で行ったほうが良いでしょう。

まとめ

検証を進めた結果、ものによって洗濯乾燥機と浴室乾燥機の使い分けをすることで速く乾く! と実感しました。洗濯乾燥機にはタオルやくつ下など、かけても差し支えないものを。浴室乾燥機はハンガーにかけるもの、と分けて使用しましょう(電気代はかかってしまいますが……)。

悪天候で室内干しをする以外にも、こんな時は部屋干しを使用してみましょう。

・子どもが靴を汚して帰ってきて、明日履く靴がない。
・今日使用した体操服や水着などを洗濯して、明日学校へ持たせなくてはいけない。
・保育園に通う子どもがおねしょをしてしまったが、毛布や敷布団シーツを洗って明日持って行かなければならない。

洗濯乾燥機や浴室乾燥機をうまく活用すれば、夜でも乾かすことができ、翌日気持ち良く使うことが出来ます。どちらを使用する場合にも、取扱い説明書と洗濯表示をきちんと確認し、臨機応変に使い分けてみてはいかがでしょうか。

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