狭い玄関収納をできるだけ広く使う主婦の裏ワザを聞いてみた

狭かったり、スペースをうまく使うことができなかったりと不満が溜まりがちな玄関の収納。そんな賃貸アパートやマンションでも、安心してたくさんの靴やさまざまなアイテムを収納できる“主婦の知恵”を紹介します。おすすめのアイテムや、収納術も紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね♪ これで玄関スペースの収納力は2〜3倍になること間違いなし!

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玄関収納について主婦50人に聞いてみた!

玄関といえば、普段使いの靴の他にも靴のケア用品やカサ入れなど、外出に伴うモノを置いておきたいスペースですよね。しかし、意外と狭くて、思うように収納を使うことができていないという方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんな収納スペースに入れるものから、限られたスペースを最大に使うためのコツを主婦50人に聞きしました。「狭いなー」と思っていた靴箱の収納が2倍、3倍になるかもしれません!

玄関の収納は何を入れるものなの?

玄関収納に入れるものランキング

玄関収納といえば、靴をしまうところ。アンケートの「玄関の収納スペースには何を入れますか?」という問いに対しても、「靴」を入れると答えた人は6割を超えました。

■「夫婦ふたりとも靴の量が多いほうなので、靴と靴箱で収納が満杯の状態です。」(30代・専業主婦)

■「靴が好きなので、可能なかぎり靴を収納している。夏物から冬物まですぐに使えるようにしている。」(20代・パートアルバイト)

また靴のほかに、防水スプレーや靴磨きの道具を入れているという方や、子どもの外遊びの際に使用するおもちゃや工具を入れるという方も複数名いらっしゃいました。

■「折り畳みカサやレインコートなどの雨具。靴のケアグッズ。レジャーシートなど外で使うもの。」(30代・個人事業主)

■「靴・外で遊ぶ用の子どものおもちゃ砂場道具やボール、縄跳び、カサなど」(30代・専業主婦)

■「とにかくいろいろ収納しています。靴、子どもの外用おもちゃ、工具、傘、ベビーカー、ゴルフバッグ、マスク、帽子など。外に出かける時に必要なものを玄関に収納するようにすれば、出がけにバタバタせずに済むからです。」(30代・専業主婦)

玄関収納に入れると便利な意外なもの

アンケートの結果にもある通り、玄関の収納スペースに入れるもので「その他」と答えた方が16%。これは1位の「靴」の次に票数が多い結果でした。その他と答えた方は、一体何を入れているのでしょうか?

■「掃除用具を入れている。小さなほうきとちりとり、コロコロの替え、化学雑巾など。片付ける場所がないので、仕方なくそこに入れている。」(30代・パートアルバイト)

■「靴と折り畳みカサやレインポンチョなど出かける時に使用するものを入れています。あと宅配便の受け取りに便利なのでハンコも置いています。」(30代・専業主婦)

■「靴を主に収納しています。余ったスペースに災害時の非常持ち出し袋を入れています。」(30代・専業主婦)

■「玄関が狭いので靴箱に靴を入れているだけです。北海道で寒いので、冬はカゴを置いて野菜を保管することもあります。」(20代・専業主婦)

「その他」の回答には、各家庭のライフスタイルの特徴があらわれたものが多かったようです。 非常用持ち出し袋やハンコなどは、「こんなのを置いても便利だな」と思った方も多いのでは?

玄関収納の問題点と住居別での特徴とは?

アンケートでは、多くの主婦の方が現在の玄関収納に満足していないことが明らかになりました。

そして半数以上の主婦が現在ある玄関収納は「狭い」という不満を抱えていることがわかりました。

■「夫の足のサイズが30cmと大きいため、マンションやアパートの作り付けの靴棚だと靴がまっすぐ入らない。斜めに入れているので1段に2足ほどしか靴が入れられずに不便。」(30代・専業主婦)

■「重ねて入れると出し入れしにくいことがある。狭いので大きい靴や箱に入れて収納している靴などがはみ出してしまう。」(30代・専業主婦)

デッドスペースを有効活用するために、壁一面の玄関収納を設ける部屋も増えてきています。そんな中で問題となるのが、「上まで手が届かない」というもの。

■「脚立を使わないと届かないところがあるので、そこにはなかなか荷物を置けない。」(30代・専業主婦)

手が届かないがゆえに、上のスペースにはなかなか物を置くことができていないという声もありました。

アパート、マンション、一戸建てなど住居のタイプによって靴箱の大きさも大きく変わってきます。また同じタイプでも、家賃や建築費に応じてどこまでの収納スペースを確保できるかも違ってきます。住居別の収納の特徴を見てみましょう。

広めの収納を期待できない?賃貸アパート

賃貸アパートの多くは備え付けの靴箱がありますが、スペースが非常に限られていることが多いようです。中には靴箱さえない物件もあります。いずれにしても玄関スペースは限られているので、決して十分な収納力はないのが一般的です。

■「アパートなのでとにかく狭いです。家を購入したら玄関の収納にはこだわりたいです。」(30代・専業主婦)

■「賃貸アパートなので仕方ないけど、靴箱に靴が入りきらず、玄関にあふれています。」(30代・専業主婦)

賃貸アパートにお住いの主婦の皆さんの声でも、やはり「狭い」という声が目立ちました。特にご主人やお子さんがいるなど家族で住むという場合は、それだけ靴の量も増えるということですから、必然的にスペースが足りなくなってしまいますよね。

収納◎でもカスタマイズが難しいマンション

マンションも賃貸アパートと同様に、多くの場合は備え付けの収納が付いていることが多いです。しかし、賃貸アパートと大きく違う点は、ある程度の収納が確保されるという点です。

分譲マンションの場合も、部屋の数によって、備え付けの玄関収納の大きさも変わってくるそうです。

■「マンションに引越しして収納はこれまでよりも広く使える点は気に入っているのですが、角部屋のせいで、玄関スペースの形状が三角形になっており、正方形や長方形に箱物を収納しても綺麗に収まらず、どうしてもデッドスペースができてしまい不満です。」(30代・専業主婦)

■「新築マンションにもともとあったものだけど、広いのはありがたいです。しかし棚がもう少しあったほうが細かく分けられてもっとぎっしり収納できたなと思う。」(30代・専業主婦)

このようにマンションにお住いの主婦の方々からは、収納が狭くて困っているという声はありませんでした。標準的なサイズとして、20足以上の靴は収納できるといわれています。家族4人ぐらいでちょうど収納がいっぱいになるという目安です。

一方で自分の好きなようにカスタマイズすることができないので、スペースをうまく活用できないという声も見受けられました。マンション会社によっては、オーダーメイドで収納を頼めることがあるそうです。

玄関収納の満足度が高い一戸建て

一戸建ての場合、収納スペースが狭いという声はわずか少数派でした。その理由はなんなのでしょうか?

一戸建ての家を購入する場合は、「建売住宅」と「注文住宅」の2種類があります。前者は決まった土地に同じような仕様の住宅が建てられ、すでに間取りや家の中のレイアウトが決まっているケースが一般的です。後者は自分で好きな土地を選び、そこに自分の好きなように家を建てることができるタイプの住宅です。

注文住宅は、自分で収納の量を決められることが大きな特徴。注文住宅を購入した主婦の方々の声でも、収納にこだわった様子がうかがえます。

■「家を建てる時に、収納にこだわりました。」(30代・専業主婦)

■「新築を計画する時、収納は多めにしました。そのため玄関の収納のスペースは十分足りています。」(20代・正社員)

建売住宅でも玄関の収納を自由にカスタマイズできる場合もあります。自分で収納のデザインを決めたいという方は、カスタマイズできる会社を探してみるといいでしょう。

わずかなスペースでも有効活用!スペースUPのコツとは

ルールを作る

どこの段に何を入れるか、左右で何を入れるかなどという「ルール」を決めておくと、家族間で物の位置がわからなくなったり探したりすることもなくなりますよ。

便利なものBOXを作る

細かくバラバラしてしまう工具や靴磨きやお掃除グッズをカゴでひとまとめにするのもおすすめ!

ほかにもカゴでまとめるものがある場合は、種類ごとにカゴにラベリングすると◎。

頻度で高さを決める

1人暮らしの場合は頻度で靴をしまう高さを決めると、靴を取り出すときに便利。一番取り出しやすい高さのところに、使用頻度の高い靴をしまいましょう。

人別で高さを決める

家族で下駄箱を使っている場合は、子どもの手が届く高さを考えて決めるのもおすすめ。子どもの使うおもちゃもカゴなどに入れていっしょに下の方に収納すると子どもが自分で靴やおもちゃの出し入れができますよ。

不満な現状を一気に改善する魔法のアイテム

玄関収納に不満はたくさんあるけれども、このままではいけないと思って改善の手を打つ主婦の皆さんはたくさんいらっしゃいます。そんな主婦のみなさんに現状改善のために使っているお役立ちアイテムについてお聞きしました。

圧倒的多数の票が集まったのは、突っ張り棒と100均などで買える箱です。使い方も人それぞれ。主婦のアイデアが光る使用方法やとっておきのアイテムを見ていきましょう。

100均ショップで買えるプラスチックの箱

シューケア用品や小さめの小物類はすっきりとコンパクトに収納したいものですよね。そんなとき大活躍するのが100均で買える箱。カラーバリエーションも豊富で、サイズ展開もたくさんあって便利です。

■「小さめでナチュラル、可愛らしい箱を見つけたことが理由です。家の鍵を入れたキーケースやキャンディなどをそこに収納しています。」(20代・専業主婦)

■「子どもの公園で遊ぶおもちゃなどを箱に入れてまとめて収納しています。」(20代・専業主婦)

■「靴の手入れ用品などの小物類は、100均のボックスに入れて収納している。」(30代・専業主婦)

種類がたくさんあるうえに、素材も自由に選べ、値段も安いのがポイントです。10個買っても1,000円ほどで買えてしまうという手軽さも大きな魅力ですね。

いつでもどこでも長さを調整するだけでOKな突っ張り棒

壁と壁の間に入れて、仕切りを作る時などに大活躍する突っ張り棒。玄関収納でもスペースを増やすために活用する主婦の声が盛りだくさんでした。

■「突っ張り棒を利用してカサをかけたり、靴ベラを引っ掛けたりしています。」(30代・専業主婦)

■「突っ張り棒は、カサや子どもの鞄やハンガーにかけた服をかけていて、重宝しています。」(20代・専業主婦)

■「突っ張り棒を活用することで、靴の収納数が増やすことができました。見た目も綺麗に収納できる。それも100均などで買えて、お手軽だから。」(30代・専業主婦)

靴を収納するだけでなく、引っ掛けることでもスマートに収納できますよね。「S字型のフックをかけて、子どもが学校で使う縄跳びをかけている」という声もありました。

賃貸で使える玄関収納アイデア術

【靴編】

ディアウォール

「ディアウォール」は、市販の木材を使って、壁や天井に穴をあけることなく柱を立てることができる便利アイテム。高さのある棚を作ることもできるので賃貸の玄関にもぴったりです。

突っ張り棒でDIY

突っ張り棒を使って棚を増やすと収納スペースが2倍に! 突っ張り棒は奥に引っ掛けて靴のつま先部分を乗せれば、下駄箱に入らない大きなサイズの靴を収納することもできますよ♪ 

▽突っ張り棒を使ったFujinao(フジナオ)さんのアイデアはコチラ

靴ホルダー

ヒールのある靴でも収納スペースを半分に抑えられるアイテムが「靴ホルダー」。高さを調節できる靴ホルダーもあるので、棚の高さや靴の高さにあわせて選んでみてくださいね♪

靴箱

世界でたったひとつの玄関にしたい方は、木材を使って靴箱をDIYするのもおすすめ。雰囲気にあった靴箱を作ることができますよ。

▽靴箱をDIYしたそあらさんのアイデアはコチラ

「DIYする時間がない」という方は、靴箱を購入するのもおすすめ。

こちらのシューズボックスは可動棚となっているため、靴の高さにあわせて棚の高さを変えることができます。

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シューズケースに収納

100均のシューズケースに入れて並べれば、すっきりとした収納に。使用頻度の低い靴だけシューズケースに入れて上段に入れてもいいかもしれませんね。

▽シューズケースを使ったheimlife0312さんのアイデアはコチラ

ワイヤーラック

ワイヤーラックを使った収納は、掃除もしやすくすっきりとしているのがポイント。玄関収納を工夫してみてくださいね♪

子ども用のブーツはファイルボックスに

収納アイテムとして人気な「無印良品」の「ファイルボックス」には、子ども用のブーツがぴったり。女性のショートブーツや靴でも入るものがあるので、サイズを確認して収納してみてくださいね♪

▽無印良品のファイルボックスを使ったびーちママさんのアイデアはコチラ

ブーツはピンチ付きハンガーで

ブーツの収納には、ステンレスピンチとS字フックを使って吊り下げるのがおすすめ!突っ張り棒にぶら下げれば、床の掃除もらくらくです。

▽ブーツの吊り下げ収納*連載終了しました*さんのアイデアはコチラ

【傘編】

突っ張り棒

100均でも販売している「突っ張り棒」は傘を引っ掛けて収納できる便利アイテム。たくさん引っ掛けると突っ張り棒が落ちてしまう可能性もあるので、一人暮らしの方など傘の数が少ない方におすすめですよ。

マグネットを扉に

100均のマグネットタイプ傘立ては、マグネットがつく扉の玄関におすすめ!水滴も受け止めてくれるため、玄関がびしょびしょになるのも防げますよ!

折りたたみ傘はおしゃれに吊り下げ収納

ちいさな折りたたみ傘は下に収納すると取りにくいですよね。取り出しやすい高さで、かつ隠しておしゃれに収納できるアイテムが収納バスケット。インテリアのように見える収納アイテムは、おしゃれな玄関にしたい方にもおすすめですよ♪

▽nikoさんの折りたたみ傘の収納バスケットアイデアはコチラ

【おもちゃ編】

ホワイトケースにまとめる

外遊び用のおもちゃも玄関にすっきり収納したいですよね。

ごちゃごちゃしがちな子どものおもちゃはフタつきのシンプルなホワイトケースにしまうのがおすすめ。ラベリングして、子どもが自分で出し入れできるようにしてあげてもいいですね。

ファイルボックスで分別して縦収納に

中の見えないファイルボックスは、下駄箱に入れたり玄関に置いたりしてもすっきりとした見た目に。子どものおもちゃだけでなく、工具などバラバラしたものを入れて縦収納することができます。

玄関収納をマスターしておうちの顔をきれいに

今回のアンケートで多かった玄関収納の悩みは「狭い」というもの。それでもスペースを上手に有効活用するテクニックをあわせてご紹介しました。

賃貸アパートに住んでいるから棚の大きさを変えることができないという場合も、天井のデッドスペースを有効活用すれば、数足分追加で収納が可能に。ちょっとした工夫でわずかでも収納は増えるはずです。ぜひ試してみてください。

アンケート期間:2017年3月2日
対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、派遣社員、パートアルバイト、個人事業主の方
アンケート総数:50

※画像は全てイメージです。
※記事内の口コミは、LIMIA編集部の調査結果(2017年3月)に基づいたものです。

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