【衣類別】かさばる衣類もこれでスッキリ!賢い洋服の収納・たたみ方のコツ教えます!

ついつい散らかりがちな洋服をスッキリ収納すれば、着たい服を自由に取り出せることもできます。シャツから帽子、ニットやセーターまで、衣類別の収納方法を押さえ、快適な生活を目指しましょう。普段は使わないジャケットのたたみ方や、小物の収納なども、徹底的に解説します。

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洗濯物を一生懸命たたんでも子どもに邪魔され、タンスの中に放り込んで状態で最近部屋の中がぐちゃぐちゃ……。育児や家事に追われていると、毎朝バタバタしながら出し入れしているうちに着たい服がどこにしまったのかわからないという、片付けたはずが片付いてない状態になってしまうことでしょう。

今回はそんなあなたに、洋服の収納のコツをご案内します。

■目次

1.みなさん、洋服の収納で悩み事はありますか?
2.基本の洋服のたたみ方
3.基本の洋服の収納方法
4.他にもこんな収納方法があります!
5.まとめ

1.みなさん、洋服の収納で悩み事はありますか?

靴下や下着など、細かい衣類はたたんでもバラバラになってしまったり、他のものと混ざってしまう。パーカーやニットなど厚みのある洋服はかさばるし、コートも場所を取る。冬物はシーズン中だけでなく、衣替えの収納も大変ですよね。

そしてスーツ!簡単に洗えるわけではない一方、あまり使うことがないときはケアをしっかりしておかないと、シワができて、いざ使うときに焦ってしまうこともしばしば……。

人それぞれですが、洋服は毎日着るものだからこそ悩みはつきません。それを解決するためにまずはたたみ方をマスターしましょう。洋服によってさまざまなたたみ方があるのです。

2.基本の洋服のたたみ方

実は、服によって最適なたたみ方が違うんです! たたみ方を間違えると洋服の傷みや型くずれの原因に。しかし、基本のたたみ方を知っていれば、大事な洋服をきれいに保て長く着ることができます。さらに、かしこい収納にもつながります。

■セーター
厚みがでないようにたたみましょう。
1.洋服を裏返して片方の袖を内側に折りたたみます。

2.反対側も同じように折りたたみます。

3.下を折りたたみ三つ折りにします。

4.表にしたら出来上がりです。

■ボトムス
頂点をきちんと揃えるのがポイントです。
1.前側を上にして広げ、ジップは下げ、ボタンは開けておきます。

2.前側を内側にし、ウエストやヒップ部分の各頂点を意識して折ります。

3.裾部分がウエストまでいかないように半分に折ります。ウエスト部分は厚みがあり、重ねたときに更に厚みが出ないようにするためです。

4.更に二つ折りにして表にしたら完成です。

■パーカー
フードのシワをしっかり伸ばすと厚みがスッキリし、収納しやすくなります。

1.フードは広げて裏返します。

2.左右片側ずつ折りたたみます。

3.フードはシワを伸ばしてから折りたたみます。

4.二つ折りにして表にすれば完成です。


■シャツ
シワをしっかり伸ばせば、着たいときにシャキッと気持ちよく着こなせます。
1.ボタンを全て付けてから裏返します。

2.左右片側ずつ折りたたみます。

3.下を少し折り、半分に折りたたみます。そのときに厚紙を入れて折りたたむとシワになりづらいです。表にしたら完成です。

次は収納にも便利なコンパクトなたたみ方を紹介します。

■下着
1.表のままシワを伸ばしながら広げます。

2.片側半分を折り、反対側も折りたたみます。

3.横にして3分の1折ります。

4.反対側も折り、ゴムの部分に入れ込んで完成です。

■靴下
1.靴下を2足揃えて重ねます。

2.つま先部分からくるくる巻いていきます。

3.ゴムの部分に入れ込めば完成です。

下着や靴下など細々としたものは、崩れにくいたたみ方をすればバラバラになる心配がありません。ストッキングもこのたたみ方をすると楽に収納できます。

意外と知っているようで知らなかった基本のたたみ方。これをマスターすれば洋服が痛みづらく長持ちするだけでなく、収納もキレイにでき、一石二鳥ですよね。

3.基本の洋服の収納方法

たたみ方がわかったらいよいよ収納方法!ポイントは、収納する前に必ず衣類が乾いていることです。生乾きのままだと、シワの原因や、変色、カビの原因にもなってしまいます。

そのため、服はタンスにしまうか、ハンガーラックにかけるか種類によって使い分けることが大切です。たたんで収納するものの場合、基本のやり方を軸にスペースに合わせて変えてあげましょう。たたみ方や大きさをそろえると整理しやすく、余分な収納スペースもなくなり見た目もきれいに。ぐんと、探しやすくなりますよ。

靴下や下着など細々しているものは、収納するときに仕切りや箱など使い種類別にしてあげると出しやすくなります。シワがつきやすい洋服などはハンガーラックに収納すれば、シワになりにくく便利です。

■下着の収納方法
下着は小さく、数も多いので収納が大変ですよね。引き出しを開けたらパンツやら靴下やら入り交じって、ぐちゃぐちゃだったなんてことも珍しくないはず。そんなときは先ほど紹介したたたみ方で、アイテム別で並べ、仕切りを使って分けると……

すっきり見やすくなると同時に、子どもも取り出しやすくなります。大人の下着も同じように収納しますが、問題は女性の下着。

女性の下着は型くずれしやすく、デリケートです。できるだけ傷めず、きれいに保ちたいもの。だからこそ収納方法が大事になります。ブラジャーはワイヤーが入っているものは真っすぐに、入ってなければ2つ折りたたんでも大丈夫です。ですが、真っ直ぐに入れても半分にしてもカップの型を崩さないようにカップとカップを合わせてしまいましょう。小さなことですが、このひと手間で大事な下着が長持ちします。

■ニットの収納方法
タンスに入れると場所を取ってしまう。だからと言って、ハンガーにかけると型がついて伸びてしまう。ニットはまさに収納泣かせの服です。なので、出番が多い季節はクローゼットの中に棚があれば棚の上に重ねて並べる、写真のように重ねるのが最適です。

タンスの中に収納したい場合は、基本のたたみ方から下の写真のように、型がつかないようふんわり丸くするような形で入れてあげることで、型がつきにくくなります。ぎっしり詰め込んでしまうと型くずれの原因になってしまうので注意してください。

痛みやすいウール素材のニットは、湿気や虫食いから守るためたたんで洋服用のカバーに入れて収納すると安心です。

また、シーズンオフのニットを収納するのに便利なアイテムがあります。それは圧縮袋。厚みも抑えられ収納スペースも取られません。注意することは、きちんとたたんでから入れ、ニットのサイズに合った圧縮袋を選ぶこと。サイズが合わないと型くずれやシワの原因になってしまいます。

■アウター(コート)の収納方法
あなたはコートを帰宅して脱いだ後、気にせずハンガーにかけてそのままにしていませんか?毎日着ているコートはホコリなどがたくさんついているので、そのままクローゼットなど密閉される場所に収納するとカビの原因になることも。そうではなく、ハンガーにかけた状態で除菌消臭スプレーを使った後、風通しの良い場所に収納しましょう。しっかり乾かすことが大事です。

シーズンが終わったら、クリーニングに出して収納するのがオススメです。たたみと吊るしがあり、コートの種類によって異なります。吊るすのに適しているコートは、ウール、皮、ファーなどシワになりやすいもの。たたんでもいいコートは、中綿が入っているダウンやシワになりにくい厚手のコートです。たたむ場合は、ベルトや付属品が付いていると型がついてしまうので確認して必ず外してください。

今回は厚手のコートのたたみ方をご紹介します。

1.型崩れの原因になるので、肩の部分を折らないように袖を内側に折りたたみます。

2.反対側を真ん中から半分に折り、袖を内側に折りたたみます。

3.棒状に折り曲げたタオルを入れます。タオルがクッションになり、折り目をつきにくくしてくれます。

4.挟んだクッション代わりにしたタオルを包むように折りたたみます。これで完成です。

この状態で、他のコートと一緒に収納ケースや収納袋に入れて保存しておけば来年着るときもシワになりず安心です。

注意するべきなのは、ぎゅうぎゅうにつめ込まず、スペースができるようゆったりと収納すること。湿気などが溜まらずカビになりにくいのです。また、一緒に防虫剤をいれるのをお忘れなく!

この他にコートを吊るしながらできる圧縮袋もあり、狭い場所やクローゼットに収納できて便利です。ですが、ファーが付いているものやウール素材などは圧縮することで、ふんわり感が失われる可能性があるので避けたほうが良いでしょう。

■スーツの収納方法
普段仕事で着ているスーツや特別な日に着るスーツは、安いものでもないし長持ちさせたいところ。しかし、収納方法によっては大切なスーツを痛めてしまう可能性も。お家でできる基本の収納方法をご紹介します。

1.ポケットの中身を確認し、ハンガーにかけ、ブラシで軽く叩いてホコリを浮かせ上から順にブラッシングします。使用後のスーツはホコリがたまっており、そのままにしておくと虫食いの原因になります。

2.除菌消臭スプレーをして風通しの良い所にかけておきます。このとき、水分をしっかり乾かさないと生地が痛み、匂いやカビの原因にもなります。

普段使わない場合は、クリーニングに出してから収納しましょう。スーツが返ってきたら、必ずクリーニングのビニール袋を外してください。付けたままで収納してしまうと、ビニール内の湿気でカビの原因になります。

ビニール袋を外した後は陰干ししてきちんと湿気を取り、このような不織布カバーに入れて保存します。ホコリがつきにくく、通気性がいいので湿気がこもりにくく、カビからも守ります。この状態でラックやクローゼットにしまってくださいね。

かさばるネクタイはくるくる丸めて、タンスに仕切りや箱などに入れて収納すると便利です。

4.他にも、こんな収納方法があります!

■帽子(ニット)

意外とかさばるニット帽。100円均一などにあるカゴなどに帽子を並べて入れてあげるとすっきりし、次に使いたいときに見つけやすいです。キャップやハットは壁にかけると可愛いですよ。壁に穴を開けたくない方は、長い紐にクリップなどはさめるものをつけて帽子をはさんで吊るしても良いでしょう。

■ジーンズ

ジーンズは厚みがあり幅があるので、タンスなどに入れると場所を取りますよね。そんなときは、基本のたたみ方で重ねて置く以外にも、くるくると巻いて重ねると探しやすくシワにもなりにくいです。

■子供服

子ども服は小さくて大変。そんな時は100円均一の仕切りやつっぱり棒を使い、基本のたたみ方で立てて入れるとスぺースも取られず、出し入れも簡単になります。さらに、長袖や半袖など種類別に収納してあげると、子どもも自分で見つけやすく、忙しい朝もバタバタせずに済むかもしれませんね。

まとめ

普段たたみ方や収納方法に悩みながらも実践してこなかった私。たたみ方や収納方法を調べてみて、基本を知らなかったなと主婦として反省しました。

きれいな収納方法はよくネットや本などで目にしますが、基本を知って、自分なりにやり易いやり方を見つけるのが一番のかしこい収納方法かもしれません。収納が何故きちんとしていないといけないのか、洋服の収納方法を間違えてしまうとどうなるのか。改めてたたみ方、収納って大事だということに気づいていただけたでしょうか。

たたみ方があっての収納。すべてがつながっているということ。これが分かっていれば、面倒だと思いがちな収納も楽しくなりませんか?

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