【フリーフォント活用-2】イラストフォントでオリジナルなカードやラベルを作る

「フリーフォント」の中には文字の他にイラストで構成されたフォントが多数存在します。キーボードを押すだけでアルファベットのかわりにイラストが入力されるわけです。
絵を描くことが苦手な人には嬉しいイラスト系のフリーフォント。このフォントを使って、色々なカードやラベルを作ってみたいと思います。

説明ばかりの記事ですが「フリーフォント」を使ってインテリアの幅を広げるためのデザインの基礎知識として、読んでいただけたら幸いです。

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「イラスト」のフリーフォント

まずは私が「イラスト系」と呼んでいるフォントをいくつかご紹介します。

※フリーフォントの入手方法、使用上の注意は前回の記事を参照してください

KORUN design
■Zoologic ■DOODLE DINGS 1 Birds Cages ■Owlmazing

各キーにそれぞれ文字のかわりにイラストが入っているので、キーボードを打つだけでイラストが出てきます。
ただし文字を打ち込むのと違ってどのキーにどんなイラストが入っているか分からないので、配布先のサイトで「文字コード表」も一緒に入手しておくと便利です。(普通はダウンロードしたセットの中に入っていますが、まれに入ってないものもあります)
「文字コード表」とは各キーにどんなフォントが入っているか分かるようになっている一覧表のことで、画像として用意されています。

KORUN design
■SwingSet BB

イラストのフォントに限らず、普通の文字のフォントにも「おまけ」として簡単な絵文字が入っていることがあるので、ダウンロードの際にチェックすることをおすすめします。特に日本語の手書き系フリーフォントにはカワイイ絵文字が入っていることが多いです(^^*

文字を飾るための「装飾系」フォント

私が「装飾系」と呼んでいるフォントは、周囲をかこんで額縁のように使ったり、画面を区切ったりして使用する「飾り」の役目をするフォントです。

KORUN design
■Nymphette ■Honey Moon ■CornPop Regular

「飾り罫(けい)」と呼ばれるデザインされた線やイラストで、見た目が豪華なものが多いのでウェディング関連やレストランのメニュー、クリスマスのデザインなどでよく使われます。

最初に紹介したイラストも少し入れて、簡単なカードにしてみました。

KORUN design
■CornPop Regular ■Nymphette ■DOODLE DINGS 1Birds Cages Regular ■Zoologic  ■Honey Moon

■Smoothie Shoppe ■Palatino Linotype ■Motion PicturePersonal Use  ■Honey Script ■Andalus Regular ■やさしさゴシック

どこにどのフォントを使用しているか説明をつけてみました。基本的な使用例だと思って見てください。

使い方に決まりはありませんので、自由に配置してオリジナルな模様を作るのもいいと思います。

便利でかわいい「アイコン系」フォント

次は「アイコン系」のイラストフォントです。
看板の目印や説明書などにはよく使われていますので、自然に目にしているはずです。特に公共の施設で使用するものは基本的に規格が決まっていますので、街中を見渡してみると自分でも気づかない内に「それ」と認識して利用していることが多いのではないでしょうか。

KORUN design

色や線、テイストを一定の制限を決めて、その範囲の中で対象物や行動が表現されていますので、並べた時に統一感がでます。いま流行っているオリジナルラベルを作るのにも向いていますね。

KORUN design
■Cocinitas ■あんずもじ ■multimedia icons  ■Impact ■Arial -Regular

文字だけならスッキリして見やすいものになりますが、イラストがちょっと入るだけでかわいらしいラベルになります。

矢印型のアイコンフォントと文字を組み合わせて「Return here」のアイコンを作ってみましたが、皆さんのお手持ちのソフトで作成できるかはわからないので、一つの使用例として見てくださいm(_ _)m

※「条件付Free」とは「自由に使用してもいいけど一定の条件あり」ということです。(もちろん著作権放棄はされていません。)
この「あんずもじ」は個人・商用ともに利用可能ですが、WEBで使用する際にはサイトへのリンクを貼るのが条件です。

フォントは「実用性」と「デザイン性」で分けて考える

「ラベル」を作るときに注意したいのは、機能を考えた時のフォントの選び方です。

ラベルというのは探し物をするときに「目印」となるものです。
「実用性」と「デザイン性」は場面で使い分けるのが良いと思います。私の個人的意見としては「ラベル」にはシンプルなフォントが向いていると思います。

例として思いっきり読みにくいフォントを選んで簡単にラベルを作ってみました。

KORUN design
■Dancing in the Moonlight ■Shellahera Script Demo

「読みにくさ」を重視して選んでみたんですが……悪くないですね(笑
フォント自体がカッコいいととても見栄えがいいので、これもありかもしれません(^^;

「作った本人が分かればOK!」「実用性よりも見た目優先」の場面であればもちろん話は別です。
ラベルと言ってもインテリアの一部としての利用で、文字の内容はあまり関係がない…なんて時には、気に入ったフォントを思う存分に使うのもデザインの楽しさです!


最後に、簡単にイラスト付きでひらがなバージョンも作ってみました。

KORUN design
■07やさしさゴシック ■Owlmazing ■あずきフォント ■えるまー

フォントに入っている絵文字も一緒に使ってみました。

これならお子さんにお手伝いしてもらう時にも安心です。お片づけ用に「おもちゃ」や「したぎ」なんてラベルを作るのもいいですね。
フォントのかわいらしさに優しさが出ている気がします(^^*

最後に…

「フリーフォント」活用第2弾でした。
説明ばかりの記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(_ _)m

文字だけでなく、イラストが入ることによってデザインの幅がグッと広がり、より楽しくなります。
前回の記事にも書きましたが、あくまでも「著作権」は制作者にありますので、その部分だけはマナーを守ってご利用ください。

KORUN design

今後もフリーフォントに関する記事を書くつもりですので、ご縁がありましたらまたよろしくお願いいたします。

※ご同業の方・類似の職の方等、間違いなどのご指摘ありましたら速やかに修正・訂正しますのでご一報下さると助かりますm(_ _)m

フリーフォントの著作権は制作者にあります!マナーを守って楽しく利用しましょう!

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DTPデザイナーの主婦。とにかく「作る」事が趣味。その時のマイブームで家具でも服でも、とにかく何から何まで作ります。実用性重視なので、胸を張ってお見せ出来るよう…

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