少しの工夫で上手に節電!毎日使う家電製品の節電ポイントをご紹介

毎日の電気代節約という意味でも、環境への配慮という意味でも、日々の節電は習慣化したいものですよね。しかし、「どうすれば節電に効果的なの?」と悩む方もいらっしゃると思います。そこで、代表的な家電製品の節電ポイントをまとめてみました。

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■消費電力の大きい家電製品は?

経済産業省資源エネルギー庁のデータによると、家庭部門機器別電気使用量は、冷蔵庫14.2%、照明器具13.4%、テレビ8.9%、エアコン7.4%、電気温水器5.4%がトップ5となっています。それに続いて、エコキュート、電気便座、食器洗い乾燥機、電気ポット、炊飯器、洗濯機などが続いています。

また、上記は「電気使用量」ですが、単純に使用時の電力消費が大きいという意味では、電子レンジ、電気コンロ、ヒーター、こたつ、ホットカーペットなどが挙げられます。調理器具や暖房器具といった、熱を発生させる機能をもっている家電製品が、使用時の電力消費が大きいことが分かります。

これらを踏まえて、一般的な家庭にある代表的な家電製品について、それぞれ節電のポイントをみていきましょう。

■テレビの節電ポイント

テレビの節電で大切なことは、まず、画面の明るさと音量を調整することです。画面は部屋の明るさに合わせて、見づらくない程度まで明度・輝度を抑えましょう。テレビの機種によっては細かい調整をしなくても、「明るい部屋向け」「暗い部屋向け」などモードを選べるものや、「節電モード」「エコモード」などで自動調整してくれるものもありますので、そちらも積極的に利用しましょう。

また、画面をこまめに拭き掃除することも大切です。画面が汚れていると画面を見づらく感じてしまいます。いつもきれいにしておくことで、画面自体の明るさを下げていてもストレスなく視聴することができます。

音量は、普段は下げていても、映画やスポーツなどを観る際に臨場感を楽しむために上げてしまい、しばらくそのままということもよくあると思います。基準となる音量の数値を決めておき、消す時にはその数値に戻す癖をつけるようにしましょう。基準となる音量は、ニュース番組などを落ち着いて視聴できる程度が良いでしょう。

明るさと音量の調節に加えて、本体の主電源スイッチをオフする習慣をつけることもテレビ節電のポイントです。待機電力を使わないように、リモコンのスイッチオフだけではなく、主電源も切るように心がけましょう。

また、Blu-ray・DVDレコーダーもリモコンでしかスイッチを切らないという方もいらっしゃると思います。こちらもそれだけでは待機電力を使ってしまうため、再生や録画をしていない時はテレビと同じく主電源を切るようにしましょう。

最後に、テレビを購入する時のポイントです。液晶テレビも以前は蛍光管を使ったモデルが多かったのですが、最近ではLEDバックライトを搭載したモデルが増えてきています。電気使用量が大きく抑えられるため、今後買い替えなどをされる際にはLEDバックライト搭載のモデルを選ぶようにしましょう。

■冷蔵庫の節電ポイント

冷蔵庫は冷気が逃げるとそれだけ電力を消費してしまいます。そのため、ドアの開閉回数を減らすことと、開閉の際には素早くしっかり閉めることを意識することが重要です。また、ドアパッキンが傷んでいるとすき間から冷気がもれてしまうため、劣化してきたら早めにパッキンの修理や交換を行いましょう。

開閉を減らすためには、よく取り出す食材は手前に置くようにする、何が入っているかを把握し冷蔵庫を開ける前に何を取り出すか決めておく、などの癖をつけることが大切です。また、冷蔵庫を開ける回数が特に増えるシチュエーションとして、夏場の冷たい飲み物を取る時が挙げられます。夏場は、麦茶やジュースをあらかじめ魔法瓶に入れて、保冷された状態で冷蔵庫の外に出しておくなど工夫をしましょう。

続いての節電ポイントは、詰め込み過ぎないことです。物を入れ過ぎると、それだけ電力を消費してしまうため、多くても冷蔵庫の容量の7割くらいにしておきましょう。そして、あまり食材をぎゅうぎゅうにつめずに、2、3センチすき間をとって入れることも大切です。その方が一つひとつの食材が冷えやすくなります。

冷蔵庫の設定ですが、7割程度の容量を保っていれば、「弱・中・強」の「中」で十分です。食材が少ない場合は「弱」でも問題ないでしょう。ただ、あまり頻繁に設定を変えると逆に電力を消費するため、一度設定を決めたらそのままにしておきましょう。

その他には、熱いものは必ずしっかりと冷ましてから入れること、こまめに冷蔵庫内を掃除することなども節電につながります。

■洗濯機の節電ポイント

洗濯は数回に分けるよりも、一度でまとめ洗いする方が使用電力も少なくて済みます。ただし、洗濯物を入れ過ぎて回転が悪くなっても電力を余計に消費するため、容量に合わせて使用するようにしましょう。また、洗濯物を入れる際、下の方にズボンや上着など水を吸って重くなるものを入れ、上の方に下着やタオルなどの軽いものを入れるなど、順番を意識するだけでも回転が良くなり、余計な電力を使わずに済みます。

また、洗剤は適量を守るようにしましょう。たくさん入れればきれいになるというものではありません。むしろ、洗剤が多いとそれだけ「すすぎ」に時間がかかり、その分電力や水を多く使ってしまいます。

■掃除機の節電ポイント

使わない時はコンセント抜いておくこと、ダストカップや紙パックに溜まるゴミはこまめに捨てておくことが大切です。ゴミが溜まったままだと吸引力が下がり、掃除機を使う時間が長くなったり、常に強い設定にしてしまったりします。当然その分だけ、使用電力も増えてしまいます。

そして、実際に掃除機に使う時にも、小さな工夫を重ねることで節電につながります。まず、掃除機を使う前に部屋をしっかり片付けておき、掃除機をかける時には手早く済ませるよう心がけましょう。部屋が片付いていないと、物を動かすたびに掃除機のオン・オフを繰り返すため、そのつど起動時の電力を消費してしまいます。

片付けと同時に意識したいのが、延長コードの使用です。掃除機をかける際、部屋のはしの方や奥まったところまで届かず、途中でコンセントを差し替えたことがありませんか?これもオン・オフの繰り返しと同じく何度も繰り返すと、そのつど電力を消費してしまいます。

そして、強弱を上手に使い分けることも工夫のひとつ。カーペットなどならともかく、フローリングなら「弱」で十分です。常に「強」で使うのよりも、「弱」で同じところを手早く2、3往復する方が電力の消費は少なくて済みます。

どれも細かいことですが、「掃除機をかける時にはスイッチやコンセントの切り替えをせずに、できるだけ手早く、強弱を上手に使い分けて使用する」ということを習慣化しましょう。小さな積み重ねが、掃除機節電のポイントです。

■照明器具の節電ポイント

照明器具の節電で最も大事なのは、こまめに消すことです。昼間、外の光で十分なら明かりを抑えた設定にする、使っていない部屋の電気は消す、といったことを徹底しましょう。

リモコンでオン・オフできる照明も、待機電力を減らすために壁のスイッチでオフするようにしましょう。また、最近では、人がいる時だけ自動で明かりが点く人感センサー機能の照明もあります。消し忘れも防止できるため、玄関やトイレなど部分的に取り入れるのもおすすめです。

こまめに消すこと以外では、掃除をしっかりするよう気をつけましょう。汚れるとそれだけ明るさが低下し、ついつい明かりを強めに設定しがちになってしまいます。電球やシェードなどに溜まっているほこりを掃除するだけで、明るさが戻りますよ。

最後に、照明の選び方です。まず、蛍光灯と白熱灯の違いを知っておきましょう。蛍光灯は点灯時に電力を多く使用するという特徴から、オン・オフを頻繁に繰り返すと寿命が短くなってしまします。そのため、一度点けたらあまり消さないリビングなどに使用すると良いでしょう。

白熱灯は蛍光灯に比べ点灯時に電力を使わないため、こまめに切ることがより大切です。ただし、トータルの電力は蛍光灯よりも消費します。読書灯やベッドライトなど、時間や用途が限られる照明に使用すると良いでしょう。

電球は、白熱電球ではなくLED電球を使うと、寿命が長く節電効果があります。同様に蛍光灯も最近はLEDを使用した製品が増えているため、それらに交換するのも効果的です。

■エアコンの節電ポイント

冷房を使う際は設定温度を1度高くするだけで、暖房を使う際は1度低くするだけで、それぞれ約10%電力消費量が変わると言われています。このこともからも分かるように、エアコンの節電では、適切な温度設定が非常に大切です。

夏は28度以上、冬は20度以下を基準に考えましょう。ポイントとしては「涼しい(冬なら暖かい)と感じる温度ではなく、暑くない(冬なら寒くない)と感じる温度に設定すること」です。節電だけでなく、体にもその方が良いでしょう。

風量は「自動」にすると、効率良く運転してくれます。また、冷たい空気は下方にたまりやすく、暖かい空気は上方にたまりやすいという特性があります。それを考えて、風向きは冷房の時は水平にし、暖房の時は下向きにしましょう。そうすれば、ムラなく部屋を適温にすることができます。

そして、フィルター掃除も節電のポイントです。目安としては、2週間に1度掃除するようにしましょう。夏の初め、冬の初めなど久しぶりにエアコンを使う場合も、必ず運転前にフィルター掃除をしましょう。

また、エアコンは起動時に多く電力を消費するという特徴があります。そのため、運転後はあまりこまめにオン・オフをし過ぎないことも大切です。

続いて、室外機です。夏場は、日光や高い気温で室外機が熱を持ち、運転に電力を多く使ってしまう場合があります。そのため、日陰に置く、すだれや板などで日除けをするといった工夫が大切です。

ただし、室外機の吹き出し口がふさがれても、効率が低下してしまいます。日除けになるものを設置する際には、その点も気をつけましょう。

最後に、部屋自体の工夫です。夏であれば、エアコンを点ける前に換気をし、部屋にこもった熱を外に出すようにしましょう。逆に冬は、カーテンやブラインドを使って部屋の中の熱を逃がさないようにしましょう。こうした小さな工夫が、エアコンを効率良く使い、節電することにつながります。

■炊飯器・電子レンジ・電気ポットの節電ポイント

まず炊飯器ですが、使わない時はコンセントを抜いておくこと、使う時はエコモードや早炊きモードを使うこと、そして長時間の保温をしないことが節電のポイントです。特に長時間の保温は、電力を消費するだけでなく、乾燥してお米の味も落ちてしまいます。予約機能を使って、食べる直前に炊き上がるようにするなど、保温時間を減らせるよう心がけましょう。

例えば、三食そのつど一合ずつ炊くより、三合一度に炊いておく方が電力は使いません。しかし、朝に三合炊いてずっと保温しておくのは賢くありません。保温はせずに、冷ましてからラップして冷蔵もしくは冷凍し、食べる時に電子レンジで温め直す方が結果的には節電になります。

続いて電子レンジです。長時間の解凍などは特に消費電力が大きいため、すべてをレンジでやるのではなく、レンジで半解凍だけして残りは自然解凍するなど工夫しましょう。主に少量の食品の温めなど、基本的には短い時間で使うよう意識することがおすすめです。

最後に電気ポットです。使用時以外はコンセントを抜いておくこと、保温温度を低めに設定することがポイントです。保温で電力を使いがちですので、温めた飲み物は魔法瓶に移しておいても良いでしょう。沸かす時に水でなくお湯を入れるのも節電につながります。

■トイレの節電ポイント

便座や洗浄水の設定温度を下げるように心がけましょう。もちろん冷たく感じるところまで下げることはありませんが、少し下げるだけでも消費電力は少なくなります。また、便座のフタを閉めるようにすることも、熱が逃げず節電につながります。

それから「節電タイマー」や「節電モード」などの機能が付いていれば、それも活用しましょう。平日昼間など家に人がおらず長時間使わない時間がある場合は、その間を「節電モード」にするだけで、消費電力を抑えることができます。

■パソコンの節電ポイント

まず、テレビと同じく明度・輝度を下げましょう。続いて、デスクトップ型なら熱がこもらないように、本体周りに物を置かないようにする、通気口をこまめに掃除するといったことに気をつけましょう。ノート型なら、設置面が熱を持ちやすいため、冷却マットなどを敷いて使用するようにしましょう。

ディスプレイをこまめに消すことも効果的です。一時的に席を離れる場合は、モニタの電源だけでもオフにしておけば節電になります。ちなみにパソコン自体の電源は、90分以内ならスリープ、それ以上ならシャットダウンの方が電力を抑えられると言われています。それも参考にモニタのみオフ、スリープ、シャットダウンを使い分けることもおすすめです。

■まとめ

代表的な家電製品について、それぞれの節電方法をご紹介しました。すべての製品に共通するポイントとして、「待機電力を減らすため主電源からスイッチオフ(掃除機や炊飯器、電気ポットなど使用時間が限られるものは普段はコンセントも抜いておく)」「節電モードやエコモードが付いている場合は積極的に利用する」といった点が挙げられます。ぜひこれを参考に、節電ライフに挑戦してみてください。

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