いつまで保存できる?ワインの【保存期間】とおすすめの【保存方法】

ワインは、一旦開封したらその日のうちに飲まなくてはならない…。そんなことを聞いたことはありませんか?でも実際そうなのでしょうか?今回は、開封してしまったワインの保存期間と保存方法についてご紹介します。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 5563
  • 12
  • 0
  • いいね
  • クリップ

開封したワインの保存期間

東京ガス「ウチコト」 tg-uchi.jp

ワインは一度開封して空気に触れた瞬間から、酸化が始まります。酸化の進み具合はワインの種類や銘柄、保存状態によって違ってきます。

一般的には、軽めのワイン(ライトボディ)よりは重めのワイン(フルボディ)、辛口よりは甘口の方が長めの期間でも楽しめるようです。

大まかな目安としては、通常のワインの場合、開封後に冷蔵庫で保存すれば1週間くらいはそれほど大きく風味が損なわれることもなく飲めるようです。

開封したワインの保存期間を伸ばすには?

東京ガス「ウチコト」 tg-uchi.jp

一度開封したワインも保存方法によっては、保存期間を伸ばし、風味を長持ちさせることができるようです。開封したワインの風味を長持ちさせるには、残ったワインをいかに空気に触れさせないようにして、酸化から守るかが重要なポイントです。

ただ、ある程度酸化が進んだほうが、味わいが一段と増しておいしくなるワインも少なくないようなので、酸化=まずくなるとは一概にも言えないようです。

ちなみに、多くのワインには、酸化防止剤(亜硫酸塩)が添加されていますが、この酸化防止剤は、開封後のワインの酸化を防止するために添加されているわけではありません。微生物の繁殖を防ぎ、開封前のワインの風味を守るためや、ワインの製造過程に生じる不快な臭気を取り除くために添加されているようです。

目安となる保存期間内に飲み切ることができれば、栓をキチンと締めて冷蔵庫に保存するという保存方法でも、もちろん大きな支障はなさそうです。さらに長持ちさせるためには、以下のような工夫をプラスしてみてください。

1. ワイン専用の真空ポンプ付き栓を使用する

東京ガス「ウチコト」 tg-uchi.jp

開封後のワインの瓶の中の空気を抜くためのポンプが付いた栓を使用すると、酸化の速度を抑えることができ、通常の場合よりも冷蔵庫での保存期間を延ばすことができるようです。

2.ワインの瓶の中に不活性ガスを注入する

ワインのコルクに差し込んで不活性ガスのスプレー缶を注入して、瓶の中の酸素を追い出し酸化を防ぎます。不活性ガスのスプレー缶は、ワイン専用のものも市販されているようです。

3.小瓶に移し替える

瓶と残ったワインとの空間を狭くすれば、それだけ空気に触れる部分を減らすことになるため、その分酸化を遅らせることができそうです。

4.コルクにマッチを差し込んで火をつけて栓をする

火を燃やすのに酸素が使われるため、瓶の中の酸素が減るという原理。その昔によく用いられていた方法のようです。

おわりに

ワインは未開封だと長期保存が可能で、ヴィンテージワインのように半世紀近く保存されているものもありますね。でも、やはり開封したらすぐに飲み切ってしまうほうがよいようです。
また、飲み残したワインは、捨てずに料理などに有効活用するとよいかもしれませんね。

【あわせて読みたい】

東京ガス「ウチコト」 tg-uchi.jp
東京ガス「ウチコト」 tg-uchi.jp

〈参考サイト〉

  • 5563
  • 12
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

ウチコト(UCHICOTO)は、家事(ウチのコト)を大事にするメディア。料理、洗濯、掃除、子育て、家事効率化、暮らしに役立つコト&コツが満載です。忙しい日々の生…

東京ガス「ウチコト」さんの他のアイデア

生活の知恵のデイリーランキング

おすすめのアイデア