珪藻土グッズのメリット・デメリットを徹底調査!商品の選び方や捨て方も

最近注目を集めている珪藻土グッズとはどのようなものでしょうか。珪藻土のメリットから日用品や建材に多く用いられるようになっていますが、珪藻土グッズにはデメリットもあることを知っておきましょ...

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珪藻土グッズを買う前に知っておきたいメリット・デメリット

皆さんは珪藻土についてご存知でしょうか。珪藻土の良い面を活用しいろいろな日用品が作られています。家庭で毎日使用する便利グッズから建物の壁材としても広く使われている最近注目の素材ですが、良い面だけでなくデメリットもあることを調べておく必要もあります。

珪藻土グッズを選ぶ前に良い点とデメリットをよく考えるなら、安全でより良いものを選ぶことができます。きちんと珪藻土のデメリットを理解したうえで選ぶなら後悔することはないでしょう。ここでは珪藻土の良い点とデメリットを挙げます。

また珪藻土グッズを選ぶ際の選び方やどのようなデメリットに注意が必要かという点も取り上げます。さらにはその捨て方にも注目です。きっと快適な生活を送るうえで役立つでしょう。

珪藻土ってなに?

それではまず初めに珪藻土について詳しくご説明します。珪藻土とはいったいどのようなものなのでしょうか。珪藻土とは藻類の一種である珪藻の殻の化石の堆積物です。珪藻は海や湖や川に分布している植物プランクトンで、時には赤潮などを引き起こすこともある藻類です。

それらの珪藻が大量に発生し死滅したのち水底に沈殿し分解された後に残る殻が珪藻土となっていきます。そのため珪藻土は二酸化ケイ素という主成分のみが残った堆積物なのです。珪藻土は珪藻の殻で出来ていますので目に見えないほど微小な穴が無数にあるという特徴があります。

そのためとても軽く、吸水・吸湿性に優れています。珪藻土の良い点については後ほど詳しく記述します。またデメリットについても書きますので是非参考にしましょう。

有害物質を含まない自然素材

珪藻土は自然界にある植物プランクトンの化石だということを考えると、人体に有害なものは含まれていないことが分かります。しかし最近話題になっている点として、あるグッズに人体に有害なアスベストが含まれているというニュースがありました。

本来珪藻土は水の中に堆積する化石でできているのですから有害な物ではありません。そのため有害物質は加工段階で混入したのではないかと言われています。日本ではアスベストの使用は禁止されていますが、中国やアメリカなど海外の幾つかの国では禁止されていません。

それでそれらの国で加工されたものの中には珪藻土の吸水・吸湿性に、アスベストの耐火・耐久性を加え商品の質を高めようとしたのではないかと言われています。

珪藻土グッズのメリットは?

珪藻土が安全な自然物質だと分かりましたので、ここからは珪藻土グッズのメリットや良い点をご紹介します。デメリットもありますが良い点も多く、その利点を活用して生活の中で役立てることができるでしょう。

圧倒的な吸収力と速乾性

珪藻土の最大の利点は何といっても圧倒的な吸収力と速乾性です。珪藻土は調質効果に優れているため住宅の壁材として使われることが多いものです。調質効果というのは湿気を吸収したり放出したりする現象で、室内の湿度を自動的に調整してくれる便利さを備えています。

そのため珪藻土の壁材は「呼吸する壁」と言われ湿気の多い季節は室内の湿度を吸い込み、空気が乾いている時には湿気を放出するので結露しにくいという素晴らしい利点があります。また水分を吸収することとすぐに乾くことを生かしたバスマットは大変人気となっています。

カビやダニの心配が少ない

さらに珪藻土の良い点は、カビやダニの心配が少ないということです。珪藻土は吸い込んだ水分をすぐに放出するので乾きやすくカビやダニが発生しにくいのです。バスマットは特に湿気の多い所にあるためカビが生えやすいのですがそのリスクを下げることができます。

また珪藻土は硬い殻の化石ですので顕微鏡で観察すると表面がざらざらしていて細かい無数の突起があることが分かります。そのためカビやダニなどの微生物が増えにくい環境なのです。

嫌な臭いを吸収してくれる

さらに珪藻土の良い点は脱臭・消臭効果に優れているという点です。空気中に漂う匂いの元は湿気と共に吸収され消えてしまいます。また湿気を出す時には非常にゆっくりと吐き出すため匂いを感じることはないのです。

珪藻土グッズのデメリットは?

ここまで珪藻土の良い点を挙げてきましたが、デメリットも知っておく必要があります。デメリットを知っておくなら対処方法が分かりますし、使い方を工夫することができるでしょう。是非デメリットも参考にしてください。

シミになりやすい

珪藻土のデメリットの一つ目は、シミになりやすいという点です。色の濃い液体をこぼしてしまった時にはシミになってしまうというデメリットです。

珪藻土の良い点の部分でもご紹介したように非常に吸水性に富んでいるため、こぼした液体がすぐに染み込んでしまうのです。これはメリットですがデメリットでもあります。

そのためコーヒーや醤油といった濃い色の液体をこぼしてしまうとシミになってしまうので注意しましょう。万一こぼしてしまったなら、できるだけ早くふき取ってください。

破損する可能性がある

珪藻土のデメリットの二つ目は破損しやすいということでしょう。珪藻土は珪藻の殻の堆積物ですので崩れやすくもろいというデメリットがあります。家の壁などに使用されている時には粉が落ちやすいというデメリットです。そのため服に白い粉が付いてしまうということもあります。

さらには珪藻土はそれ自体が固まることがないというデメリットもあります。そのためセメントや石膏といったつなぎ材を入れる必要があります。また地震などの衝撃でヒビが入ってしまうこともあり大きなデメリットと言えるでしょう。

壁材として使う際にはつなぎ材はどのような物を使うのか、またデメリットをよく考えたうえでオーダーすることをおすすめします。良い建築材料が開発されていますので相談なさってください。

燃えるゴミで捨てられない

次にご紹介するデメリットは燃えるゴミとして捨てることができないという点です。各自治体によりゴミの分類に違いはありますが、一般的に珪藻土は陶器扱いになります。そのため陶器ゴミの捨て方に従うようにしましょう。陶器ゴミは不燃物として扱うところもあります。

また多くの自治体ではゴミに出すことができる大きさが決まっていることでしょう。そのため大きなものはそのままゴミとして出すことができないというのもデメリットでしょう。金づちなどでたたいて割るか、カッターなどで切れ目を入れて割るかして出してください。

商品別の珪藻土グッズのメリット・デメリット

ここまで珪藻土の良い面とデメリットを解説してきましたが、ここからは多くの方が使うことが多い商品別の利点とデメリットをご説明します。

バスマットのメリットデメリット

珪藻土グッズとして最近注目されているのはバスマットです。珪藻土のバスマットにはどのような利点とデメリットがあるのでしょうか。まず非常に水分を吸い込みやすいという利点を生かすことができます。何人もの方が続いて入浴する際には布製だと濡れてしまいます。

その点珪藻土のバスマットはすぐに水分を吸い取りあっという間に乾いてしまいますので、次の人もサラサラのバスマットを使うことができます。デメリットは石のように固い点です。そのため洗濯をすることができないので汚れが溜まることはデメリットです。

また浴室や洗面所は湿気が多く乾きやすい珪藻土でもカビが生えてしまうかもしれないというデメリットもあります。カビなどのデメリットを減らすには立てかけておくなどの工夫が必要です。万一カビが生えてしまった時にはその部分をやすりなどで削り落とすことができます。

さらにバスマットを購入する際には日本製を選ぶようにしましょう。先ほども述べたように海外で作られたものには有害物質が含まれる危険とデメリットがあります。日本製を選ぶようにすれば、そのようなデメリットを避けられるでしょう。

壁材のメリットデメリット

最後に壁材に注目します。メリットとデメリットを知っておけば、DIYなどで使用する際にも役立つでしょう。先ほども述べたように珪藻土には調質効果・匂いを消す効果があります。加えて防火効果や断熱効果も期待できるとあって人気の建材です。

それではどのようなデメリットがあるのでしょうか。やはり最大のデメリットはヒビが入りやすいという点でしょう。漆喰などと同じく衝撃に弱いというデメリットです。また湿気を吸い込みやすい反面シミができやすいというデメリットもあります。

また珪藻土そのものには接着効果や凝固効果がないというデメリットもあります。セメントや合成樹脂などを混ぜる必要がありますが、珪藻土特有の表面の穴をふさがないようにしなければいけないというデメリットがあります。

珪藻土を扱う業者さんならデメリットに配慮したうえで、適切な自然素材のつなぎ材を使うことができますのでよく相談しましょう。このように珪藻土の良い面と弱点を知っておけば適切なものを選び使うことができます。良い所が弱点にもなりうることも覚えておきましょう。

珪藻土グッズはメリットも多いけれどデメリットもある

珪藻土グッズのメリットとデメリットをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。珪藻土には利点が多くありますが同時にデメリットもあります。壊れやすい、シミになりやすい、ゴミとして出しにくいなどのデメリットをよく考えて珪藻土グッズを選びましょう。

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