家でできる焼き鳥・塩味のおいしい焼き方を伝授！子どもも喜ぶレシピは？

ごはんもお酒もすすんじゃう！焼き鳥は塩であっさりと

焼き鳥はご飯のおかずにもお酒のおつまみにもよく合う、人気のメニューです。焼き鳥にはいろいろな部位があって、部位別におよそ20種類の焼き鳥があり、それぞれ特有のおいしい味が楽しめます。

一般に「タレ」で食べる焼き鳥は、ネギマ、皮、つくね、内臓肉（レバー、ハツ、マメ、カン）、キンカン（未成熟の卵）、トサカなどです。

「塩」で食べる部分は、手羽先、ささみ、せり、内臓肉（ハツ、砂肝）、つくね、やげん、ぼんじりです。しかし最近では、焼き鳥は塩で食べる焼き方が流行していて、カロリーも低くおいしい焼き鳥の味は大変おすすめです。

焼き鳥は地方によっていろいろな焼き方があって、串に刺さずに鉄板で焼いたり、ネギマのネギの代わりにキャベツを入れる焼き方もあります。タレ、塩、ニンニク、唐辛子など味付けも様々です。

おいしい焼き方や簡単おすすめレシピもご紹介

今日は焼き鳥のおいしい焼き方や、簡単おすすめレシピを色々とご紹介していきましょう。焼き鳥は外で食べたり買ってきたりするだけでなく、自宅でも手作りできる簡単なメニューです。

外で食べる焼き鳥は、焼き鳥焼き器を使った炭火焼きだったりしますが、家庭で焼き鳥を焼くのに焼き鳥焼き器がなくても問題ありません。フライパンやオーブン、そして魚焼き器も焼き鳥を焼くのに使えます。

冷凍のすでに串の状態で販売している焼き鳥お肉を買ってきてもいいです。また、焼き鳥は串の打ち方などを工夫するだけで、おいしい焼き鳥が簡単に自分で作ることもできます。

塩焼き鳥はダイエット中にもおすすめ

塩焼き鳥は、タレに入っている糖分を考えると同じ部位の焼き鳥でも全くカロリーが違います。もちろんダイエットに向かない部位もあります。それは脂肪分の多い、鶏皮や手羽先、ぼんじりです。

もも肉やささみなど脂肪分の少ない焼き鳥がおすすめですし、コラーゲンがたっぷり入っている軟骨は、カロリーも低くて美容にもおすすめです。砂ずりも低カロリーでたんぱく質が大変豊富ですし、以外と知られていないレバーもダイエットにおすすめの部位なのです。

レバーはコレステロールが高めなのですが、厚生労働省が食事から摂るコレステロールは実は問題がないと発表しているのです。レバーはミネラルとビタミン12が豊富なので、ダイエットには欠かせないおすすめの部位です。

レバーはタレで食べなければという方もいるかもしれませんが、レバーも塩で美味しく食べられるのです。塩の焼き鳥はダイエットにおすすめの焼き方です。使う塩にも色々種類があり、味も変化します。塩を使っておいしい焼き鳥を作ってみましょう。

おいしい塩焼き鳥の焼き方

おいしい塩焼き鳥を自宅で作ってみましょう。使う鶏肉はもも肉、ささみ、レバーなどお好みの部分を使ってみてください。

串に刺した焼き鳥を作る場合は、フライパンで焼き始める場合は、まず皮目から火を入れるので串に刺すときに皮目を揃えてください。

フライパンで

それではまずフライパンを使った塩焼き鳥の作り方です。まずはもも肉を使った焼き鳥です。コンロの下にアルミホイルを畳んだもので奥を高くして傾斜をつけます。なぜなら、もも肉を使った焼き鳥は焼いているうちに大量の油が出てくるからです。

焼き鳥器を使えば滴り落ちてしまうのですが、フライパンを使った場合はたまったものをキッチンペーパーなどで拭い取ってください。

もも肉を串に刺したら、テフロン加工などの焦げ付かないフライパンの上に並べ、弱火で焼き始めましょう。まずは片面に塩をふります。だんだんもも肉から脂が出てきて、傾斜を作ったフライパンにたまってきます。時々キッチンペーパーで拭ってください。

肉の色が変わったら裏返して、また塩を反対側にかけます。同じように弱火でじっくりと焼き上げます。時々肉を持ち上げると、肉の間に溜まった脂が落ちやすくなります。弱火で焼いていると結構な時間がかかります。両面焼きあがるのに三十分くらいかかると思ってください。

焼き鳥に火が通ったら、最後に強火にして焼き鳥の皮がカリッとなるまで焼き上げるのがおいしさのコツです。塩を振っているのでおいしい焼き上がりになります。

ささみを使った焼き鳥の作り方もご紹介します。塩で下味をつけたら、フライパンにクッキングシートを敷いて、お酒を小さじ1まわしかけて、蓋をして弱火で焼いてください。途中で裏返して両面を焼くことを忘れないようにしましょう。

レバーで塩焼き鳥を作る場合は、血抜きをしたレバーに塩で下味をつけて、フライパンに油を敷いて弱火で両面焼き上げます。ささみのように蓋はしなくて結構です。

魚焼きグリルで

魚焼きグリルは焼き鳥を焼くのにうってつけです。下に水を張るかどうかは、魚焼きグリルによって違いがあるので使用上の説明を読んでお使いください。

フライパンで焼くのも魚焼きグリルで焼くのも、どちらも肉の下味はご自分のお好みで調節してください。

塩だけでなく、砂糖、酒、おろしニンニクなどを加えて、しばらく下味をつけてから串に刺して焼くのが好きな方もいらっしゃいますし、ダイエットのため糖分を一切排除したい方もいらっしゃることでしょう。

また、もともと焼き鳥器をを使ってひっくり返しやすいように串を打っているのですから、串に刺さないで焼き鳥を作られるのも大いに結構です。ご自分の作りやすい焼き方で、おいしい焼き鳥を調理してください。

魚焼きグリルを使った焼き鳥の作り方はいたって簡単です。下味をつけた焼き鳥を、魚焼きグリルの金網に油を塗って並べます。強火でおよそ15分で焼き上がります。鶏肉の間にネギを刺してネギマにするのもおすすめです。ネギの繊維質がダイエットにますます役立つメニューになります。

もちろんグリルに入れる本数や、グリル次第で火加減も変わりますので、最初はどのくらいで焼きあがるのか具合をよく確かめてください。もし外側は焦げ付きやすいけれど内側の火の通りが心配なようでしたら、最後は電子レンジで中まで火を通すのもおすすめです。

両面焼きの魚焼きグリルの場合はひっくり返さなくても大丈夫ですが、片面焼きの場合は途中でひっくり返してください。

オーブンで

焼き鳥はオーブンで作ることもできます。250度にオーブンを温めておきます。オーブンの天板にクッキングシートを敷き詰めて、油を塗った金網をその上に置き、串に刺した下味ををつけた鶏肉や野菜を並べます。

オーブンに焼き鳥を並べた天板を入れて15分ほどで焼き鳥が焼きあがります。もちろん使うオーブンによって焼きあがる時間は異なるので、自分のオーブンがどれくらいで焼き鳥を焼き上げてくれるのか、まずは試しに焼いてみてください。

魚焼きグリルを使う場合もオーブンを使う場合も、肉や野菜を刺す前に、手で持つ串の下の方を水につけてアルミホイルでくるくる巻いておくと、焼き鳥を取り出すときにそれほど熱くならないので便利です。お皿に並べる時には引っ張ると簡単に外れます。

子どもも喜ぶぷりぷり塩焼き鳥

焼き鳥はダイエットにもおすすめのヘルシーメニューですが、たんぱく質とミネラルがたっぷり入っているので子供にもおすすめの献立です。下味を工夫した、子供も喜ぶぷりぷりの舌触りの焼き鳥をご紹介しましょう。

使う材料は、鶏もも肉2枚とネギ2本、下味用に酒大さじ1、砂糖、塩各小さじ1、おろしニンニクひとかけです。一口大に切った鶏肉を下味に30分ほど漬けておきます。やはり一口大に切ったネギにも、別のボウルに入れて塩を振りかけておきます。

ここで串に刺すか刺さないかは自由ですが、もし串に刺さない場合は、フライパンに油を少々敷いて熱したフライパンに材料を全て入れて、中火で蓋をして火を通します。色が変わったら材料を全てひっくり返して、反対側も再び蓋をして焼き上げます。

この焼き鳥は下味のおかげで、肉がぷりぷりととてもおいしい焼き鳥になります。子供に大人気というコメントがとても多いおすすめのレシピです。

使う塩によって焼き鳥の味が変わります。塩は海水塩と岩塩に分けられます。海水塩はミネラルを取り除いてサラサラの機械を使って作られた結晶化させた精製塩です、ミネラルがたっぷりな、太陽の光や風などの天然の力を使って水分を蒸発させ、釜で結晶化させたものを天然塩と言います。

そして自然に水分を蒸発させた天日塩に、ミネラルの豊富なにがりを加えて結晶化させた再生加工塩があります。

岩塩は、昔海だった場所の塩が結晶化したミネラル豊富な塩ですが、不純物が入っていることが多いです。しかし岩塩が一番おいしいと、とても人気がある塩でもあります。特に肉料理にはとても相性が良い塩です。

塩麹を使った簡単焼き鳥

塩麹を肉の下味をつける時に使うと、うまみがさらに増すので、塩麹は肉料理によく使われる流行りの調味料です。塩麹を使った簡単焼き鳥のレシピをご紹介しましょう。

このレシピはバーベキューにぴったりのおすすめレシピです。鶏肉を一口大に切ってボウルに入れ塩麹を入れて混ぜ合わせます。鶏肉全体に塩麹が行き渡ったら串に鶏肉を刺します。

バーベキューをする1日前に準備をすると、味がしっかり染み込んでおすすめです。串に刺した鶏肉はジップロックに入れて冷蔵庫に保存しておきます。

塩麹だけでこんなにおいしいなんて！と大評判の焼き鳥レシピです。塩麹の鶏肉のデンプンやたんぱく質を旨味に変える力はただ者ではありません。こんなにおいしい焼き鳥になるとは思わなかった、と驚きのコメントがたくさん寄せられています。

焼き鳥は塩で素材の味を楽しもう！

タレももちろんおいしいですが、塩で味付けした焼き鳥のおいしさはブームとなっています。ミネラルをたくさん含んだ天然塩や旨みの深い塩麹で、ご飯のおかずやお酒のおつまみになる、子供にも大人気の焼き鳥を楽しみましょう！