岡山ビル

空室化と老朽化に悩む建物オーナー様のご依頼で、高度経済成長期に建てられた古オフィスビルを全面リノベーション。外装タイルやコンクリート、鉄製手摺といった古くて良いものを残しながら、無駄な装飾やツギハギの内装を撤去、意匠・構造・設備を更新し、レトロでシンプルな魅力を備えた「使える」オフィスビルに再生しました。 (撮影:笹倉洋平)

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ファサード近景。2階の鉄骨ブレースがアクセント。

アプローチ。既存電気メーター盤を塗装して館内表示に転用。

黒皮鉄とチェスナットの集合ポスト。

朽ちかけていたビル銘板をリペア。レトロなフォントを再構成。

アプローチ見返し。廊下幅を拡げて十分なスペースを確保。

101号室。天井一杯の開口部。

壁面の色が切り替わっている部分が元の天井位置。奥に今回工事で追加した耐震壁の打放しが見える。

アプローチと101号室を仕切るアンティークレンガ壁。

アンティークレンガは通常の3倍の目地材で彫りの深い表情に。

廊下より201号室。

201号室。存在感を放つマンサード型の耐震ブレース。サッシも今回工事で入れ替え。

1、2階を補強することで耐震基準をクリア。見た目と中身の両方をリノベーションして、初めて永く使える建物となる。

ブレースはパーツごとに製作、電線の隙間を縫って搬入し、現場にて組み立て。

共用ラウンジ。入居者は打ち合わせや食事など自由に利用できる。

ラウンジ奥にはキッチンコーナーを備える。

既存防火シャッターはそのまま再利用して廊下を区画。

様々な形・大きさのチェアは全て英国製アンティーク。

共用ラウンジより201号室。

階段。Pタイルを剥がし壁・天井面を塗装。

壁面はロイヤル・ブルー。

階段は何も加えず、残す箇所と直す箇所をデザイン。

鉄製手摺はビニールを剥がし素地に戻すだけで生命を取り戻す。

301号室。既存の仕上げ・工法が各室バラバラだったため、剥離した後の床・壁の表情がそれぞれ異なる。

302号室。床面はPタイルを剥がした後、モルタルで凹凸を調整、塗り床材でコーティング。釉薬をかけた焼き物のような風合いに。

303号室。一番小さな区画。左奥は階段踊り場の隙間に出来たロフト空間。

共用部も床・天井をコンクリート躯体表しに変更。

リノベであっても建築基準法・消防法はルール。鉄扉を新設して防火区画。

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建築士・建築デザイナー

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