新春の買い物は良き品を！伊勢丹新宿店に47都道府県の伝統技が集合

テーマは「いいモノを、のこす、つなぐ、輝かせる」

2016年がスタート！　まだお正月気分に浸っていたい…という人も多いのでは？　新春の気分を満喫できるイベントが、伊勢丹新宿店本館6階で開催中の催事、「47都道府県のものづくりー伝統の技、新しい魅力」だ。

ここへ来て一気に注目度が高まっている、ニッポンのモノづくり。伊勢丹らしい切り口でセレクトされた全国で育まれてきた各地の伝統の技が勢ぞろいする。店頭に並ぶのは、飯碗や豆皿といった日常に取り入れやすいアイテムばかり。

では、店頭に並ぶ予定のアイテムの一部を紹介！

【佐賀県】福珠窯／豆皿

醤油やお漬物などを入れるのに用いられる豆皿。江戸時代より作られ続けるその小さな器は、可愛らしいサイズながらも強い存在感で日本の食卓を彩ってきた。また、モノ作りの表現のテスト作品としても使われているため、これまでにないクリエイティブの可能性が秘められているのだ。

現代の作家による豆皿は作家の遊び心がいっぱいで、まるで小さなアート。それぞれの地方の風土からくる違いを感じるのも楽しい！　ユーモアのセンスにあふれた絵付けや形、丁寧な仕事ぶりは、日本ならでは。ホームパーティに豆皿を取り入れると、友人との会話も弾みそう。

【京都府】 海老ヶ瀬保／飯碗

京都府北部にある綾部市。自然豊かな里山の麓で生まれるのが、〈海老ヶ瀬保〉の器。中央にあるのは、「麦藁手」と呼ばれる、麦の穂をイメージした褐色の縞模様が力強い器。

これとは対照的に、うっすらと色づいた青瓷（せいじ）とまろやかな白瓷（はくじ）の碗は、作家がこだわって調合した陶土と釉薬の掛け合わせによるもの。実際に手に取って、その薄さと軽さを確かめてみて。

「透明感のある肌合いとキレのある形、料理が映える器」という作者のテーマが込められた器は、日本の美意識を強く感じさせる。

【山形県】 樽見浩／飯碗

飯茶碗にはもちろん、小鉢としても使える〈樽見浩〉の器。山形県南陽市にある原始的な構造の直煙式の窯を用いている。地元の土の魅力を最大限に活かした器は、焼き物らしさが感じられ、見る角度によってその表情を大きく変える。食卓に四季を届け、旬の食材を味わう楽しさを教えてくれる。

【島根県】鍛冶工房弘光 （小藤 宗相）／風鈴

古くから鍛冶業が盛んな出雲地方の伝統が息づいた「鍛冶工房弘光 」のプロダクト。溶接による接合や機械加工を極力避けて、昔ながらの技法で造り上げているという。これは、夏は置き型の風鈴として、その他の季節はフラワーベースやキャンドルベースとして楽しめるもの。上品で繊細なデザインは、和の空間にも、洋の空間にもしっくり馴染む。

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匠の技を守り続け、古き良き産物に新たな価値を吹き込むアーティストたち。47都道府県、それぞれの個性を生かしながら、「伝統」と「革新」をミックスしたモノを生み出し続けている。「これからの日本のものづくりの未来」を垣間見られるはず！　

ショッピングやデートの途中に、ニッポンの技に触れるのも一興。新春にふさわしいイベントを見逃さないで！

【開催概要】
47都道府県のものづくり　ー伝統の技、新しい魅力ー

東京都新宿区新宿3-14-1　伊勢丹新宿店本館6階＝催物場

日時／〜1月11日(月･祝)　※最終日は18時まで