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家族が集まる開放的なワンフロアLDK。 今日は友人を招いてホームパーティ。 準備も子どもたちと一緒に談笑しながら。

「開いてます。どうぞ!」―インターホンのスピーカーに返ってきた声に誘われて玄関ドアを開け、リビングに向かうと焦がしバターのいい匂いがしてきました。「手が離せなくて失礼しました。いらっしゃい」と、ご主人が洗った手を拭きながらキッチンでこちらを振り返ります。ダイニングテーブルで本から顔を上げて「こんにちは」と挨拶をしてくれたのがご長男。
「今日は友人の家族を呼んでパーティなんです。いま、用意を始めたところで」。
何をつくるのかと聞くと「ラザニア」という返事。それも粉を使って皮をつくるところからと、本格的です。ご主人はお仕事がイラストレーター。この家には仕事場もあります。普段も家にいることが多く、勤めに出ている奥様よりご主人が食事の用意をすることが多いそうです。家づくりのきっかけは、仕事場のある広い住まいが必要になったこと。それまでのマンションを出ることにした時、ご主人がまず選んだのは街でした。
「初めはもう少しターミナルに近いところを検討していたのですが、そこは人が遊びに来る街であっても、人が住む街ではなかった。でも、そこから3つほど離れた駅に降りて街を歩くと、落ち着きがあり、すれ違う人も確かにここに住んでいる人で、表情もいい。私も仲間入りがしたいと思いました」。住まいのイメージもご主人が主導。
「LDKをオープンなワンフロアにして、いつも家族が一緒に過ごせるようにと思っていました。子供の勉強もダイニングテーブルで十分。寝室は眠るときだけと割り切りました」。LDKで特にご主人がこだわったのは床です。1枚1枚に独特の表情がある木を使ったヘリンボーン仕上げ。「仕事場を設けているので、LDKはあまり広くありません。床をフローリングのストレートなラインにすると、ますます狭く見えると思いました。密度の濃い華やかな印象の空間にして楽しもうと思ったんです」とご主人。ダイニングの椅子もあえて揃えず、一脚ずつ好きなものを選んでいます。それもダイニングを楽しく演出するアイテムになりました。ご主人がよく使うキッチンは、ステンレス製のキャビネットが美しいトーヨーキッチン。「脚のあるフローティングタイプなので見た目が軽快ですし、足先が下に入るので使いやすいです」。
限られた空間を有効に使うには高さを活用するのが一番と、収納棚も床から天井まで効率的に確保しました。

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