【伝統の匠の技】接ぎ木、埋木の技法を駆使した文化財修復事業

重要伝統的建造物群保存地区である比叡山延暦寺の門前町「坂本(滋賀県大津市)」の里坊の門の修理・修景工事です。

文化庁・滋賀県・大津市の指導の下、構築物(門)を一旦解体し、一つ一つの材を念入りに調査。再利用できるものは極力、修理・補強の上、再利用するという文化財修復特有の難しい所があり、根気とそれぞれの職人の卓越した技術を求められる作業です。再利用できる材は表面を丁寧に削り、腐食した部分は慎重に接ぎ木や埋木等の技法を駆使し修復、補修を施します。また腐食し再利用できない部分は新調して再度組み上げ、仕上に古色塗で全体を彩色し、創建当時の姿を忠実に再構築しました。

尚、文化財修復に用いた様々な技法は歴史ある住宅(町屋・古民家)のリフォームでも活用しております。

修復後:古色塗で再利用材と新調材を同調するように仕上げ

修復前

修復後:垂木も大部分を再利用

修復前

修復前

修復前

接ぎ木:表面を丁寧に削り、腐食した部分を取り除き、接ぎ木で補強、修復。

再生加工:腐食した表面を薄く削り取る作業

埋め木を施した後に表面を削り、埋め木部分と同調させる。

埋め木

材料新調:腐食が進み、再利用が困難な部分を新調。

解体後:腐食が進んだ材

解体:材ごとに記録を残しながら丁寧に解体。

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