【ペヤング vs 一平ちゃん】チョコソース焼きそばの甘さに抵抗し普通のソースを“追いソース”した結果【新旧食べ比べも】

最近のインスタント焼きそばのチャレンジャーっぷりにはただただ感心するばかり。その中でも今、ちまたをザワつかせている味のインスタント焼きそばといえば、これ。『チョコソース焼きそば』。バレンタインシーズンですからね、人気のカップ焼きそばブランドである“ペヤング”と“一平ちゃん”から、発売中となっております。もうすでに食された方も多く、感想を拝見するとやはりチョコ味……激甘らしい。ならば、「どうにかしてその甘い焼きそばをおかず的にカスタムできないものか」と、よく分からない戦いを挑んでみました。おまけで一平ちゃん、新旧食べ比べもあるよ♬

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よし、まずはそのまま正式な作り方に従って作り、食べてみて、どんなお味か自分の舌でも確認してみようか。

明星 一平ちゃん夜店の焼そば チョコソース味のターン

まずは、一平ちゃんから。
一平ちゃんの夜店の焼そばシリーズといえば、最近だとショートケーキ味で話題になっていましたよね。
なんだかもう、こうなるとチョコ味という表記を目にしても普通に受け入れてしまう自分がいます。
慣れって怖い。

ペリッと開けてみると、なんだかすでにチョコのかほりが……。
見ると、麺自体がほんのり茶色い。
チョコレートが麺にも練りこまれているのか……。

普通のソース味の焼そばは、フリーズドライされたキャベツなどを入れてからお湯を入れるわけですが、チョコソース焼そばの作り方はさらにクイック。
中にある小袋をすべて取り出し、まずは麺のみの状態で湯を注ぎ、フタをして3分待ちます。

湯切りをし、チョコレート色の麺の上にチョコ焼そば用のソース、チョコソース、あと乗せかやく(これもチョコ。謎チョコキューブと呼ぶらしい)を乗せてみる。
なんかもうとても甘い。
食べていないけど、すでに甘いよ。。。

しばらくにらめっこしていましたが、「よく混ぜる」と作り方にあったので混ぜてみよう。

なんということでしょう。
箸でミックスするたびに、先ほどまでほんのりと香っていたチョコレートの香りが鮮明になって甦りました。

はい、完成。
どんなに混ぜても混ぜても、謎チョコキューブは溶けないようだ。

いただきます!!!!


・・・・・。


・・・・・・。


・・・・・・・。


(〜 そして訪れる、空白の時間 〜)






ではここで余談ですが、ちょっとお話ししましょうか。
私はこう見えて(どう見えて?)、チョコレートという食べ物を滅多に食べません。
いや、目の前にあれば食べますが、自分から率先して食べることは少ない。
おやつは甘いものよりも、スナック系を好むからです。
あ、今、「おやつはじゃがりこでしょ」と思ったそこのあなた。
過去の私の記事を読んでくださっている証拠です、ありがとうございます、ありがとうございます。

話が反れました。戻しましょう。

なので私の舌は、「食事系(おかず)の食べ物が甘い」という現状をすぐに受け止めきれないシステム。
おはぎを例に挙げて説明してみようか。
おはぎという食べ物は、世の中的には「和菓子カテゴリー」に分類されるのだろう。
だがしかし、私にとっておはぎは、おにぎりの具があんこ。
そういう考え方なのである。
おはぎ イコール 甘いおにぎり
なのである。
(※あくまでも私の勝手な意見です)

甘い食べ物が苦手なわけではない。
私は、米(もち米含む)は、しょっぱいものと食べたいのだ。
ただ単に「食事系(おかず)の食べ物が甘い」を受け入れられないのだ。
よって、おはぎを食べると「和菓子」を食べている感覚ではなく、「甘いおにぎり」を食べている感覚を持つ私はパニックに陥るのである。
私の味覚の幅の狭さに惨敗するのだ。

そして飲み込めない。

ちょっと、自分でも何を言っているかわからないが、チョコソース焼そばを食べた瞬間、小田和正の「言葉にできない」が脳内に流れ出したのは、確かな真実。




……そんなわけで、明星 一平ちゃん夜店の焼そば チョコソースのお味の感想は……。


察してください(涙)

ペヤングチョコレート焼きそばのターン

では、次。
ペヤングチョコレート焼きそばに挑む番。

「ギリ」ってでっかく表記されちゃってる時点で、なんだかもう不安。

ここで私に一筋の希望の光がさす。

「おお! 麺が白い(いつも通り)!!」
「湯を注ぐと立ち上る香りはもはや普通のペヤング!!」


なんのためにチョコ味の焼そばを選んだのか。
もう、それなら普通の焼きそば食べなよって思うレベルの感想ですみません。

ペヤングのチョコソース味の焼そばの麺は普通。
麺自体は、安全です、隊長!!

こちらも、同様にソースを取り出し、かやくもあと乗せ。
麺のみの状態で湯を注ぎ、フタをして3分待ちます。

一発目の一平ちゃんで折れた心を引きずりながらの挑戦となるわけですが、
「なんだかこれはいけそうな気がするー」

そして、湯を注ぎ、3分後。

……そこには  一平ちゃんを目の前にした時と 変わらない低さのテンションの私がいました。


なんか赤いのがあるよ……。
パッケージを見直すと、かやく(クルトン、イチゴ加工品)とある。

イチゴチョコですね、わかります。

ペヤングも、麺の上にソースとかやくを入れたらよく混ぜる、という作り方。

なんということでしょう。
箸でミックスするたびに、先ほどまでほんのりと香っていたチョコレートの香りが鮮明になって甦りました。

デジャヴ……。

完成。

ここまでくると、《美味しい or 不味い》の基準がもう、分かりません。

唯一言える事。
チョコ味のインスタント焼そばを手にレジにならんでいる人を見たら、
それは、『凄まじいチャレンジャーの誕生の瞬間に我々は立ち会っている』と、いう事です。
勇者を目撃した瞬間、
そんな勢いなのであります。
心の中で拍手しましょう。



結局、ayataso自身は実際食べてみてどうだったの?
と疑問を持たれた方々へ。
正直、「ごはんよー❤︎」と呼ばれてリビングへ向かい、これらチョコ味の焼きそばがその日の食事として出されたら、泣くかもしれない。

どっちが美味しいか、なんて決められない。


結論はこうだ。

「どっちもどっち」「どっこいどっこい」


そしてなにより、斬新な味覚の扉を開くことが出来る。
それが、チョコ味のカップ焼きそばを実際食べた者だけに与えられる特権だ。

ここで、2016年に登場した去年の一平ちゃんチョコ味と見比べてみよう

さて。
ここでちょっとおまけコーナー。

“明星 一平ちゃん夜店の焼そば チョコソース”のパッケージをご覧ください。
「2017新作」の文字がありますね。

そう、“明星 一平ちゃん夜店の焼そば チョコソース”は、2016年にも登場しているのです。
それを私は偶然食べる機会があり、撮影してあった画像が残っていました。
ちょうどいい機会なので、新旧チョコソース一平ちゃんを見比べてみましょう。

2016年度版の明星 一平ちゃん夜店の焼そば チョコソース、
パッケージはこんな感じ。

そしてこちらが、湯切りして、チョコソースをかけた状態。
2016年度版は、麺にチョコ味は付いていなく、普通の焼きそば麺だったのですよね。

あと乗せかやくも、新作と違って旧作は細かいチョコクランチ状です。

この時は、「甘い!」と思いつつも、完食出来た私。
2017年は、完食への壁は厚かった……。

色々な意味で新作はパワーアップしているという事だろうか。

スイーツ焼きそばを「お食事系焼きそば」に戻そうとする無茶。……「そうだ、ソースをかけてみよう」

実はこの食べ比べを行っていた時の私は、お腹が空いていたのです。
空腹状態でのチャレンジでした。

激甘の焼きそばに惨敗して終わるわけにはいきません。
だって、なんとかしてこの空腹を満たしたい。

どうするべきか……。

そんな時、一平ちゃんとペヤングを眺めながら悩む私に、とあるアイデアが浮かんだわけです。

「そうだ、ソースをかけてみよう。」

チョコ味じゃない普通のソースをかけてみよう、と。

チョコソースを混ぜて完成したチョコソース焼そばに、普通のソースをかけるという、荒技。
名付けて「追いソース大作戦」である。

きっとたっぷりソースをかければ上手いぐらいに「甘ジョッパイ感」が出せるはず。

ポテトチップにチョコをかけた某有名メーカーのお土産品とか、あれ美味しいじゃないですか。
甘さに塩分、足せばきっと美味しくなるはず。

明星 一平ちゃん夜店の焼そば チョコソース、
惨敗。

ペヤングチョコレート焼きそば、
惨敗。


もう、どうにもなりませんでした。
混ぜるな危険。
良い子は真似してはいけません。

38歳の悪あがき

スパイシーさを足してみればどうだろう?

黒胡椒をかけてみた。
その昔ヨーロッパ各国では、胡椒を巡って戦争が起きたと言われるほど、偉大な存在である、胡椒。
そんな黒胡椒ならきっと、なんとかしてくれるに違いない。


だから私は、黒胡椒をかけてみた。

なんともなりませんでした。

結果、泣きながら普通のソース焼きそばを作って空腹を満たした私です。

手前の焼きそばは、お食事。
奥のチョコ焼きそばは、デザート。
そんな感じで焼きそばフルコースとなったこの日のランチ。


やはり、焼きそばは普通が良い。
チョコ味は、38歳にはダメージが大きすぎました。

でも、一平ちゃんといい、ペヤングといい、こういう無茶な挑戦をしてくるところは素晴らしいと思う。
「当たり前に美味しいもの」と想定されるものではなく、消費者にサプライズを届けてくれる商品作りって素敵です。
私の胃袋は掴まれませんでしたが、グッと心は、掴まれました。

このカップ焼きそば業界の変わり種シリーズの登場は、私たちに“挑戦する心”を忘れさせない為の、メーカーからの熱いメッセージなのかもしれない。

でも最後に一言だけ

湯切りしてソースを混ぜたら躊躇するな。一気に食べよ。

そうでないと、このようにダンゴ化します。

◇─◇─◇─◇─◇─◇─◇─◇─◇─◇─◇─◇

筆者profile
名前:ayataso(あやタソ)
東京在住・LIMIA公式ライター。小4の娘の方がしっかりしている1978年7月29日生まれで、まだ伸びると思っている身長147センチ(自称151センチ)。映像制作からスタートした職歴でしたがいつの間にかライター業に落ち着いたのは、書く事が楽しいから。ドライブと街散策でいろいろなものを見て回ったり、新しモノ好きなので新商品チェックは欠かさない。お気に入りの情報やニュースを発信する事が好きなのでInstagram、Facebook、Blogは大切なライフパートナー。毎日、じゃ◯りこと言う某お菓子を食べないと機能停止する持病を抱えている。

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