家を建てる。 フローリングの選び方

針葉樹と広葉樹の
フローリングでは
まったく風合いが違います。

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住宅における一番一般的な
床の仕上げ材が
フローリングです。

全面タイル貼りの住宅も
雑誌などで見かけますが

私の生活感的に
お薦めしていません。


一本の木から
切り出したものを
無垢材といいます。

本物の、木の質感が魅力です。


針葉樹系の
フローリングの代表が

パイン(松)や
杉材のフローリングです。

パインというと
ヨーロッパやロシアから
輸入されてきた松材が
現在では、一般的です。

逆に杉材は、国産材が
多く流通されています。

レッドシダーといって
壁やデッキに使われている木材は

主にカナダ方面から
輸入されている
米杉といわれる杉材です。


針葉樹は、成長が速い分
特徴としては、柔らかく
キズがつきやすいですね。

また節が無いものも
コストを掛ければ選べますが
多いのが特徴でもあります。




対して、広葉樹系の
フローリングの代表は

オーク(ナラ)材ですね。

チェリーやウォールナットなど
いろいろな樹種も
中国や東南アジアを中心に
輸入されてきています。


広葉樹は成長が遅い分
針葉樹とは逆に
硬いのが特徴です。




針葉樹と広葉樹
まったく風合いが
違いますので

一度サンプルで
確認してみて
自分はどっちが好みなのか
判断してみてください。


フローリングは面積が広く
直接肌に接する部分であり

空間の印象も
ずいぶんと変わりますので

自分の好みはどちらなのか
アンテナを
張っておいてください。

ナラフローリング 広葉樹
から松フローリング 針葉樹
土佐栂フローリング 針葉樹

床暖房にすると
フローリングに
熱が加わります。

伸び縮みして
隙間があいてしまう
ことがあるので

無垢材で使用できるものは
熱処理されたものなど
かなり限定されます。


そこで合板を
張り合わせたものに

表面に現れる上の層だけ
5㎜ぐらいの無垢材を
張った三層集成といわれる
フローリングもあります。

無垢層が厚いので
見た目にも無垢材に見えます。

これに似た
フロアーと一般的に
言われている商品は

ほとんどが合板の上の
表面の1㎜に満たない
部分が本物です。

そのため
いわゆる新建材で
見た目も雰囲気がなく

長く使っていると
表面が剥がれてきたり
また風合いも出ません。


注意しておきたいのが
無垢材のフローリングでも
あまり表面に
分厚いコーティングを
してしまうと

工業製品のように
見えてしまいます。

無垢材の素材感を活かした
自然系のワックスや塗料を
選ぶとよいでしょう。

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