よく耳にする「パイン材」 パイン材の特徴を知ろう!

家具の材料、DIYの材料、床材選び・・・
家づくり、インテリアの中で「パイン材」ってよく耳にすると思います。
たくさんある木の中で、なぜ、パイン材なのか。
パイン材の特徴を知り、魅力を知ることは大切です。

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当工房のオーダー家具は、パイン材、オーク材、栗材を使って作ることが多いです。
その中でも一番使うことが多いのはパイン材です。
今日は、なぜ、パイン材か。
という話をしてみたいと思います。

床材やDIYの材料としてもよく聞くパイン材ですが、
今日は、オーダー家具の材料としてのパイン材についてフォーカスして説明します。
特徴を知ることで床材などの選定にも役立つと思うので、是非読んでみてください。

パイン材の特徴を知ろう

特徴をわかりやすく書くために、オーク材(ナラ)との比較をしてみます。

どちらも北欧家具などに昔から使われるナチュラルスタイルの代表格のような白っぽい木です。
白っぽい木でオイル塗装との相性もいいので、塗装によって着色して
いろいろな色合いに仕上げることができるのでどちらもオーダー家具を作るのにお勧めの木です。

いかがですか?
パイン材(針葉樹)とオーク材(広葉樹)の違いを知った上で
どちらが、お好みでしょうか?

実際、どんなときにパイン材が選ばれるのか?

家具選び、どの木材をチョイスしたらいいのか??
なかなか難しいのですが、
お店で日々接客している中で、お客様に聞いてみるのは
「どんな印象のお部屋にしたいのか」という
好みのインテリアイメージです。

優しい印象に仕上げたい場合は、パイン材。
かっこいい印象に仕上げたい場合はオーク材。
さらに、ダークなかっこいい系をめざすならウォールナット材。
和モダンな感じをだしたければ栗材。

という風におすすめしています。
もちろん、もっとヒアリングを重ねていく上で
チェリー材やその他樹種が浮上してくることもあります。
予算の関係で、コスパのいいパイン材に変わることもあります。

そのように、好みとご予算に応じて材料を選定していきますが
ナチュラルなインテリアにとてもよく似合い
優しい雰囲気を醸し出すパイン材は特徴をお話しして、
実際に触り比べてみてもらうと、多くの方に気に入っていただける人気の材料です。

あまり着色をせずに明るい色合いで、
ナチュラルカントリーな感じにはもちろん、北欧インテリアにも使いやすく
また、濃いめの塗装をすると、流行の男前や、かっこいい系のダークなインテリア志向の方にも
気にいっていただけるという、コーディネートの幅が広い木でもあります。

触り心地が気持ちいいのが特徴のパイン材。
ダイニングテーブルなど、毎日実際に触る家具にはとくに、
この気持ちよさはとてもおすすめです。

当工房はなるべくすべてを無垢材で作り、オイル塗装で仕上げることににこだわっているので
価格と質のバランスがよく、オイル塗装との相性がいいパイン材はとても使いやすい材料なのです。

オーク材、ウォールナット材など、高級な樹種の場合には、すべての部材を無垢材で作るのではなく
側板は天然木化粧合板(突き板)で・・・などというふうに
場所によって無垢と化粧合板を使い分けるなどして価格をおさえる工夫も必要です。

その点、コスパのいいパイン材だと総無垢で作りやすかったりもしますので、
シックハウスや化学物質過敏症など、無垢へのこだわりのある方にも、パイン材の家具は人気です。

パイン材の中にも種類がいろいろあり、
その中でもミヤカグは北米産のポンデロッサパイン材を使用しています。

その一番の理由は、ずばり「しっとり感」。
いろいろなパイン材を見てきましたが、全体的な油分の含み具合からおこる、
使えば使うほどにでてくる艶としっとりした触り心地はポンデロッサパイン材が一番だと思います。

パイン材の中には私どもは「サクサクしている」と表現しているのですが
目が粗くて、とても簡単に傷つきやすい材料もあります。
とくに、暖地で育ったパインは柔らかすぎて耐久性に劣るような気がします。
パイン材の家具でびっくりするぐらい価格の低いものもありますが
ひとくちにパイン材といっても品質のよしあしがあるので気をつけたいところです。
北米や北欧など寒いところから来ているポンデロッサパイン材やホワイトパイン材は
家具用材としておすすめです。

イギリスをはじめとしたヨーロッパから、
アンティーク家具としてすてきなパイン材の家具が日本にも入ってきています。
上質なパイン材できちんと作ってある家具は100年たっても劣化せず、すてきなままです。

パイン材は、耐久性が低くて弱いと思われている方がおられましたら
ぜひ、パイン材にもいろいろ種類があるというのを知っていただけたらと思います。

ひとくちにパイン材といっても・・・

床材の話

最後に、きっと、ここを読まれている方の多くが、パイン材の床材はどうなのか?
ということにも興味を持たれていると思うので触れておきます。

複合フローリングの床か、無垢の床か。
迷って無垢の床を選択された場合、次に気になるのは何の木にするかということだと思います。

結論から申しますと、パイン材の床(もちろんオイル塗装)は、ズバリおすすめです。

【住むヒトにやさしいインテリアにしたい場合】
柔らかくて、調湿効果があり、木の香がして
触れた時に気持ちいいパイン材はイチオシです。
冬、あたたかくて、梅雨どきはべたべたしない、無垢の床のいいところを最大限に実感できます。

同じく、柔らかくて温かい木の 杉やひのきももちろんいいのですが、
油分が多く含むパイン材は、経年変化が美しく、しっとり感をもって変化していくような気がします。
杉やひのきのよさを活かした和風の建築ならまた別ですが、洋風のインテリアなら
ぜひ、自信をもってパイン材を選択してください。
パイン、杉、ひのきなど針葉樹の床にすると、住み心地が格段にアップします。

逆に、
【訪れるヒトや、家そのものを大事にしたい場合】には不向きかもしれません。
というのは、やはり、傷つきやすく、湿度や温度によって痩せ増えが激しい木なので
来客者の目が気になる場合や、また、家になるべく傷一つ付けずに生活したい場合には
毎日、傷がつくのではないかとストレスになるのでやめたほうがいいでしょう。
それなら、硬い木材にして、フロアコーティングでもされたほうがいいでしょう。
その場合、無垢材の利点はなくなってしてしまいますが・・・



この写真は、ミヤカグショールーム内の床です。
ボルドーパインというパイン材で、浮づくり加工がしてあり、
とっても気持ちよく、厚みもあり幅広で長尺材なので男前な印象でイチオシの床材です。
ミヤカグでプチリフォームされる方に熱烈におすすめしている床材です。

一口に木材といっても、その種類や特徴はさまざま。
建築に伴うものや、家具などのインテリア商材は、
一生にそう何度も買い替えるものではありません。

家や家具に使う木材、ちゃんと特徴を知った上で選びたいですね!

パイン材を使ったオーダー家具にご興味を持ってくださった方は
ぜひ、事例をご覧ください。
オーダー家具は全国各地から受け付けております!

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