家を建てる。 建ぺい率に凹まない

用途地域が判れば
次に知っておきたいのが
容積率と建ぺい率です。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 1508
  • 5
  • 0
  • いいね
  • クリップ

用途地域が判れば
次に知っておきたいのが

容積率と建ぺい率です。


容積率とは
敷地の大きさに対して
作ることができる
床面積の広さのことで


低層の住居専用地域なら
50% 60% 80%というような
規制になります。

たとえば
50坪の敷地で容積率80%なら

50坪×0.8=40坪

床面積の合計が
40坪までなら
建てられるということです。


ただし
囲われたベランダや
緩和条件から外れた
ロフトなどの面積が

床面積として
参入させられることがあるので

確認申請上の床面積は
実質の床面積よりも
大きくなっている場合があります。



そしてもうひとつが
建ペイ率。

建ぺい率 とは
真上から建物に向けて
地面に垂直な光を
当てた時に

出来る影が
敷地にしめる
割合のことで

平屋でも
2階建でも
3階建でも

まったく重なっていれば
同じ面積になり

出来る影 ÷ 敷地の面積 
で算出されます。


またこの地面に
出来た影の面積を
建築面積と言います。


建ぺい率40% とは
建物を建てていい面積が
敷地の4割まで
ということであり

つまり6割は、建てずに
残しておかなければならない
ということになります。


低層の住居専用地域なら
40% 50% 60% というような
規制になります。


たとえば
50坪の敷地の場合

建てていい面積は、20坪
残しておかなければならない
面積は、30坪

誰しも少しでも
広い家を建てたいと思うから
もったいない気がしますよね。

もちろん
何もしてはいけない
ということではないので
建ててはいけない
60%のエリアは

一般的には
玄関アプローチや
駐車場、庭などを配置します。


ポイントは
さらに踏み込んで残地を
有効利用できるか
ということです。


計画の全体予算に占める
土地代の比率を考えれば

土地をすべて使うぐらいの
アイデアで活用しないと
もったいないですよね。

常にこういった視点で
設計の際には
建ぺい率に挑んでいます。

  • 1508
  • 5
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

YouTube https://www.youtube.com/user/naduna6660123 アメブロhttp://ameblo.jp/shim-a…

和泉屋勘兵衛建築デザイン室さんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア