蝶のような花と空に伸びる花穂がかわいい!ルピナスの育て方

庭先にあると一気に華やぐルピナスは、蝶のような小さな花を沢山つけた花穂を空に向かって伸ばす姿が印象的。ガーデニング中級者向けとも思われがちですが、きちんとコツをおさえてお世話をし、一年草として育てれば誰でも手軽に育てられる植物。ゴージャスな花が咲くため、育てがいもあります。

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【目次】
・ルピナスってどんな植物?
・ルピナスを育てるには種から?苗から?
・ルピナスを育ててみよう!
・一番花が咲いたら剪定を
・種をとって来年も育てることもできる
・種類が豊富!育ててみたい人気のルピナス
・ルピナスの花は庭や部屋の主役になる

ルピナスってどんな植物?

藤の花を逆さまにしたような花穂の様子から、ノボリフジともいわれるルピナス。北・南アメリカ、南アフリカ、地中海沿岸が原産で、200種類以上あります。ルピナスは寒さには強いものの、多湿を嫌い、暑さに弱い性質を持っています。気温が25度以上になると生育が止まって枯れるため、日本の夏の暑さは耐えられません。そのため本来は多年草ですが日本では3~6月ごろに咲く一年草として育ちます。

ルピナスは花穂に蝶のような小さな花をたくさんつけます。花の色は赤、青、ピンク、紫、黄、オレンジ、白など様々で、品種も豊富です。複数株植える場合は、色とりどりでカラフルにしても、同系色でまとめてもすてきです。

また、中~大型の植物で、草丈は40センチメートルから1・2メートルのものまであります。鉢植え用にするか、地植えで大きく育てるかなど、植えたい場所からぴったりの品種を選んでおきましょう。

ルピナスの和名はハウチワマメといい葉団扇豆と書きます。葉のかたちが団扇に似ていることから名付けられました。ルピナスの葉っぱは天狗がもっているヤツデの葉のような団扇のかたちをしています。

ルピナスの花言葉は「想像力」。古代ヨーロッパではルピナスを食べると想像力が豊かになるという俗信があったことから、この花言葉がつきました。そうはいっても、食用の植物ではないため、決して食べないでくださいね。また、ルピナスの語源はラテン語で狼を意味する「ルプス」に由来します。なぜ狼かというと、ルピナスが荒れた土地でも堂々と育つ様子から名付けられたようです。

ルピナスを育てるには種から?苗から?

ルピナスは花が咲いたときの豪華な印象から、デリケートな植物だと思われがちです。しかし、比較的丈夫な植物であるため、きちんとお世話をすれば育てやすい植物です。また、ルピナスは種と苗の両方から育てられるのもポイント。種で育てるなら、秋に蒔きます。

実生で育てることに不安があるなら春先に出回る苗で育てるのがおすすめです。ルピナスの苗や種は園芸店やホームセンターで売られていて、いろいろな種類が手に入ります。また、種は100均でも見かけます。花の色や丈など種類も豊富なため、お気に入りの品種を探してみてもおもしろいですね。なお、お目当てのものが近くで手に入らなかったら、通販で購入してもいいですね。

ルピナスを育ててみよう!

➢ ルピナスを種から育ててみる

ルピナスの種の蒔き時は9月~10月。ルピナスの発芽に適した温度は15~20度。ただし、発芽温度が25度近い品種もあるため、そういったものは8月下旬ごろに蒔きます。

種の表面が固いことから、一晩水に浸してやわらかくしてから、発芽用の土に蒔きます。深さ1センチメートルくらいの穴をあけて、種を2~3粒ずつ蒔いていきます。発芽するまでは水をしっかり与えて、発芽して本葉が2~3枚になったら間引き、さらに本葉が6~7枚になったら、鉢に植え替えるか地植えをします。

植え替えはこの一回だけにして、その後は動かさないようにするのがルピナスを上手に育てるポイントです。マメ科のルピナスは太い根が一本だけ伸びて、枝分かれをしない直根性です。直根性の植物は根が傷つくと再生しにくいことからそのまま枯れてしまうことが多く、移植が難しいのです。

➢ 苗植えから育てる

ルピナスの苗は春に園芸店やホームセンターの店頭に並びます。種から蒔くのが大変という人には苗植えがおすすめ。成長も早く、花をすぐ楽しめます。なお、苗植えを購入したら、植え替えるときは根を傷つけないように注意しましょう。

➢ ルピナスに適した用土
水はけの良い土で、酸性の弱いものが最適です。市販の草花培養土に軽石を加えた土や、赤玉土7:腐葉土2:川砂1または、赤球土6:腐葉土3:軽石1といった配合の土を用意します。ガーデニングでよく使われる鹿沼土やピートモスは酸性度が強いため、ルピナスには使用しません。

地植えする場合は、土の酸性の度合いを確認しておくとベスト。もともと日本の土壌は弱酸性の土地が多いといいます。もし酸性が強かったら、苦土石灰をまいて中和させて1週間ほどしてから植え付けます。土地の具合がよくわからなかったら、そのまま地植えしても育ちます。

➢ 日当たりと温度の管理

ルピナスは日当たりがよい場所で成長が旺盛になりますが、暑さには弱いため直射日光が当たる場所は避けます。また、耐陰性もあり、日陰でも育ちます。寒さにも強く、マイナス5度くらいまでは大丈夫で、霜に当たっても枯れません。

➢ 肥料の与え方
種を蒔く時や苗を植え付けるときにあらかじめ元肥として混ぜておきます。成長がさかんな4月ごろに固形肥料を追肥します。ルピナスはマメ科の植物のため、窒素分の低い肥料を選びます。

➢ 水やりは控えめに
水のやりすぎで根腐れを起こしやすいため、水やりは控え気味が基本。とくに冬場は成長がゆっくりになり、水分をあまり必要としないことから、土の表面が乾ききって、さらに数日してから水やりをするくらいで十分です。

➢ かかりやすい病気と対策

1. うどんこ病
葉にうどんの粉をまいたような白い粉がびっしりついていたら、うどんこ病を疑いましょう。うどんこ病はカビの一種で葉にカビが付着して増殖した状態です。うどんこ病の原因になるカビはどこにでもある一般的なカビのため、気を付けていても発症することがあります。

もし、うどんこ病になってしまっても、初期の段階なら葉を切らないで大丈夫。重曹を溶かした水を散布してカビを増やさないようにすれば、治癒できます。

うどんこ病はカビが発生しない環境をつくることで予防できます。適度な湿度と風通しの良い環境を維持してあげましょう。また、うどんこ病の発生を抑える薬剤も市販されています。

2. 立枯病
急に生育が悪くなり、日中しおれるようになります。やがて干からびたように立ち枯れを起こす病気です。カビが発生しやすい梅雨や夏場はとくに注意しましょう。立枯病の原因となるカビは、被害作物や土の中にあります。連作を避ける、水はけの良い土で育てる、土壌を消毒するなどで予防できます。立ち枯れ病が株の一部にのみ発生していたら、その部分を切り取って処分します。もし全体に広がっていたら、薬剤で治療するしかありません。

一番花が咲いたら剪定を

一番花の後に剪定をすれば、二番花が咲き、ワンシーズンで2回花が咲きます。一番花が満開を過ぎて枯れかけたら、花穂の下で剪定をすると、脇芽が伸びてきて、二番花が咲きます。二番花は少し小ぶりになります。また、さらに二番花が咲き終わったあとに、再度剪定すると、三番花がさくこともあります。なお、種ができてから剪定してしまうと、株が弱ってしまいます。

種類が豊富!育ててみたい人気のルピナス

➢ ピクシー・デライト
草丈は40センチメートル、花穂の長さは20センチメートル。花が小さめで上品な品種です。

➢ リリアン
草丈は50センチメートル、花穂の長さは25センチメートル。色鮮やかで大きめの花が咲きます。

ルピナスの花は庭や部屋の主役になる

庭や部屋にひとつあるだけで華やかになるルピナス。一株だけでもすてきですが、たくさん育ててルピナス畑にしても見ごたえがあります。初心者は苗から育てれば難易度が軽減。きれいに咲かせて、花壇や寄せ植え、切り花としても楽しめます。


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