こんなところにテーブル⁉︎ 壁面収納できる折り畳みテーブルDIY

普段は壁面収納できて使う時だけ長テーブルとして使える
折り畳みテーブルをDIYしました。

壁を傷付けることがなく固定できるため賃貸住宅でも作れます。
壁に立て掛けた状態だとインテリアのように見えますが、
倒せば便利に使える長テーブルに早変わり!

場所も取らず狭い所でも利用できるので、
空間の有効利用に役立ちます。

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1. チョットしたテーブルが欲しいなぁ

部屋にチョットしたテーブルや机が欲しいと
感じたことはありませんか?
例えばPC作業をしたり、子供の宿題を見たり、
洗濯物を畳んだりなど、常に必要ではなく
チョットした瞬間にあると便利な時です。
ただこのテーブルは常にあると邪魔になります。
必要な時だけすぐに使えるテーブルです。

今回はこんなテーブルをDIYします。

2. こんなテーブルを作ります

どんなテーブルにしようかと考えた時、
次の点が気になりました。

①邪魔にならない
テーブルはそのままあると意外に邪魔です。
存在感があるので部屋が狭くなった感じも
します。

②テーブルを置く場所がない
部屋の中にはソファーなどすでにあるので
テーブルを新たに置くスペースがありません。

③賃貸住宅である
ここは賃貸なので壁に取付けることは
出来ません。
修復可能な固定方法が必要です。

これらを考えて思い付いたアイデアが
壁面収納できる折り畳みテーブルです。

壁に約400mmのスペースがあるので
ここに収納できるテーブルを作ります。
単に立て掛けただけでは倒れる恐れがあるため
床と天井の間で突っ張って固定します。
そうすることで簡単に倒れません。

3. 使用する材料

使う材料はアルミパイプとテーブル板です。
アルミパイプはまだあまり知られていませんが、
間も無く流行りそうな材料です。
この材料には回転する部品や突っ張っる部品など
便利な部品が揃っています。
また黒塗装品もありインテリア風に仕上げる
こともできます。

まずはアルミパイプを床と天井に突っ張って固定します。
そして固定したパイプに回転する部品を使って
テーブル板や足を自由に動かせるようにします。
そうすればテーブルの折り畳み動作ができます。

こちらは専用CADで設計したものですが、
赤丸部分が回転します。
壁に収納するときはテーブル板や足を壁に
密着させて固定し、テーブルにするときは
逆にテーブル板を倒して足で支えます。

このように動きがあるものを簡単に作る事が
できます。
こちらは今回使用した部品です。

・アルミパイプ黒塗装品
・コネクタ(パイプ連結部)
・ピンコネクタ(回転部)
・アジャスター(突っ張り部)
・コネクタピースフラット(板取付部)
・ポイントコネクタ(補強部)

フレームDIYラボ frame-diy.com
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4. 壁面収納折り畳みテーブルの製作

それでは早速組み立てます。
事前にCADデータをもとに必要な部品を
手配しているので組み立てるだけで作れます。
(設計が間違えていなければ…)

パイプの連結は六角レンチでボルトを締めるだけで
誰でも簡単に作業できます。

まずはテーブル板を取り付けていない状態で
壁に収納した状態です。
CADデータをもとに部品が届くため、
同じものが作れます。

次は倒してテーブルにした状態です。
回転部のピンコネクタはベアリングが
使われているためスムーズに回転します。

ただしロック機構がないので他の部品で
固定する必要があります。
ここでは補強部品のポイントコネクタで
固定しました。
この部品は本来、六角レンチで作業しますが、
手作業で扱えるようにノブボルトに変更しました。

後はテーブル板を取り付ければ完成です。

実際の作業様子はYouTubeで見ることができます。

実際の設計作業や部品が見れます。

5. 壁面収納折り畳みテーブルの完成

ついに完成です。
壁面収納した状態では壁に何かあるものの、
これがテーブルだとは気付きません。

倒すと幅400mm、長さ1600mmの長テーブルが
現れます。
PC作業にはちょうどいいテーブルです。
幅も広いため二人掛けもできます。

新たにスペースを取ることなく、
使い勝手のいいテーブルが作れて満足です。

フレームDIYラボ frame-diy.com
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6. さいごに

壁面収納できる壁掛け折り畳みテーブルDIYは
如何だったでしょうか?

動きがある物をDIYで作ろうとすると
部品選定や取付など悩む事がたくさんあります。

しかしアルミパイプでは専用部品があるので
そのような悩みは不要です。
他にも回転したり、スライドしたり、折り曲げるなど
色んな動きをする部品が用意されています。
それらを組み合わせるだけで簡単に作れます。

組立作業も簡単でボルトを締めるだけです。
微調整なども必要ありません。
そのような点からも初心者向け材料と思います。

詳しい内容はブログやYouTubeで公開しているので
よかったらそちらもご覧下さい。
またブログにはアルミパイプやフレームを使った
DIY事例がたくさん紹介されています。

この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

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