ダイニングテーブルはオイル塗装?ウレタン塗装?メリットデメリット

ダイニングテーブル、本当はオイル塗装にしたいけど、汚れと傷が心配で・・・・という方は本当にたくさんおられます。
そんな方にぜひ、読んでいただきたい体験談込みの塗装のはなし。

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ミヤカグで販売している家具は基本、オイル塗装(=オイル仕上げ)をお勧めしております。
(生活スタイルによってはオイル仕上げのデメリットのほうが気になるという方には
 もちろんウレタン仕上げも承ります)
実際、うちのお客様は95%以上の方がオイル仕上げで購入されております。

オイル塗装にはメリットも沢山ある一方、デメリットも実際あります。
木のダイニングテーブルを検討されていて、
ウレタン塗装とオイル塗装で悩まれる方は多いと思いますので、
比較を書いてみますのでぜひ、読んでみてください^^

オイル仕上げ メリットとデメリット

まず、オイル塗装(オイル仕上げ)とは??
・・・オイル仕上げは木の表面に植物油を薄く塗りこむ塗装方法です。
  まったくの純粋な植物オイル(亜麻仁油などの乾性油)を使ってもいいのですが、
  ミヤカグでは、木工教室もやっているので素人さんでも扱いやすいように
  乾きやすく塗りやすく加工してあるドイツ製のものなど(主にはオスモカラー)を使用しています

<オイル仕上げメリット>
・表面を膜で覆っていないので手触りが木のそのまま!(これが一番のメリット!)
・木が呼吸するかのように部屋の調湿をする
・有害な化学物質を含まない
・使うほどに味がでる
・へこみやすいが、戻りやすい
・再塗装が容易で自分でできる
・何年たっても劣化で塗装がはげることはない(だって塗膜を作っていないですもん)

<オイル仕上げデメリット>
・塗膜がないので、急激な乾燥などで割れ や反りが発生することもある
・しみや汚れがつきやすい
 ほとんどの汚れはすぐに拭き取れば問題ありせんが、濡れたスチール缶と赤ワインだけは要注意!
・数年に一度はオイルの塗りたしが必要

ウレタン仕上げ メリットとデメリット

ウレタン塗装とは?
・・・木の表面にウレタン樹脂という薄く透明な膜を作る塗装方法です。 
   既成の量産家具はほとんどがこの塗装方法です。
   その他UV塗装などもウレタン塗装を強くしたような性質で
   樹脂で塗膜を作ることには変わりありません。
   (なお、似た感じの塗装で少し安価な家具に使用されている
    ラッカー塗装はウレタン塗装よりも塗膜が弱く
    熱いものを置くと白く輪じみができたりしますので要注意です)

<ウレタン仕上げメリット>
・表面に硬い膜をつくるので汚れやしみが付着しにくい
・定期的なメンテナンスの必要なし
・木の呼吸を抑制するので割れや反りが発生しにくい

<ウレタン仕上げデメリット>
・オイル仕上げに比較して高価
・どんなよい木を使った家具でも触っているのはプラスチック樹脂の膜
  (↑これが一番残念な点!!)
・化学物質を含む
・古くなると(20年ぐらい?)劣化により表面の樹脂がはがれてくる
・再塗装は工場持ち込みの必要あり

では、ダイニングテーブルはどちらの塗装がおすすめか?

実際に、オイル仕上げの家具を使ったことのない家具屋の店員さんなんかに
「ダイニングテーブルにはオイル仕上げは向かない 
  キズがすぐにつく 子どもがいたらやめたほうがいい」
などと言われて
不安になってうちのお店に来られる方もたくさんおられますが
実際にオイル塗装で、しかもやわらかい樹種であるパイン材のテーブルを何年も使っていて、
そして、そのテーブルで3人の子育てをしている私が断言します。

ダイニングテーブルこそ、オイル塗装をオススメします。

オイル塗装の家具は先ほど書いたメリットを享受するためには
触ってなんぼなんです。
手触りが気持ちいいのが一番のメリットです。

実際、我が家がテーブルを買い替えた時、
ナラ材のウレタン塗装のものからパイン材のオイル塗装のものになった時に
一番喜んだのは当時まだ小さかった子供たちです。
「このテーブル、きもちいいね~ 」 と当分の間頬ずりしていました。

それだけ、木の手触りって素直に気持ちいいんです。
テレビ台やらキャビネットやらは毎日撫でまわさないですが
でも、ダイニングテーブルは、毎日朝晩家族が集って、必ずじかに手で触れます。
なので、テーブルとかデスクとかイスとか、実際に体が触れるものこそ、
オイル塗装をおすすめしたいです。

下の写真は自宅のテーブル。
実際にもう5年くらい自宅で毎日使用しているものです。

汚れやすさや傷つきやすさが一番気になる点だと思いますが
我が家が実際に毎日使っている感想としては そう、気にしなくて大丈夫。
オイル塗装は「すぐに輪じみができるからランチョンマットを敷きましょう」
や、「乾いた布巾でふきましょう」 なんて書いてあるのを見かけますが
普通の生活の中でそんなこと毎日してられやしませんよね?

気にせず普通に使ってもらって大丈夫です。

安心してください。
毎日、水拭きしてもらってOKです。
テーブルの上にホットプレートを出して焼肉しても大丈夫。
お醤油こぼしてもコーヒーこぼしても、そうすぐにシミになることはないので
寝る前にちゃんときれいに水拭きしておけば大丈夫。
唯一、気にしていただきたいのは赤ワインを飲まれるときだけ。
あの、アントシアニンの色素と木の中の成分が反応するのか?あの色だけは
すぐにシミになりやすいのです。
なので、赤ワインを飲まれるときだけは、まじめにコースターを敷いてください。

次に傷つきやすさのはなし。
傷がつきやすい、それも事実ですが、凹みやすいかわりに直りやすい!
うちの末っ子が、まだ赤ちゃんの頃、箸をもって、テーブルの上で強く、
ぐるぐるとお絵かきのように書き殴りました。
箸の先っぽで押されて、赤ちゃんの力でもテーブルにはぐるぐる模様が無残につきました。
それでも、その部分に一晩濡れ布巾をかけておいたら、翌朝には
「あれ?どこだっけ?」と探すぐらいに、
昨夜はあんなにくっきりだった跡がうっすらになっていました。
(そしてそのうち全く気にならなくなりました)

汚れも傷も全くつかないと言ったらうそになります。
上記の写真ではきれいに見えますが、もう少し近づいてみますと実際は
小さい子もいますのでちょこちょこ傷や汚れもついています。
しかし、日々の手触りの良さ、年々増していく風合いの良さが最高なので
そんな傷や汚れは気にならない というのが本音かもしれません。

ーーーーーーーーーーーーー
上記の我が家のテーブルはオスモカラーで塗装しています。
オスモカラーはカルナバワックス成分により、いろいろあるオイル塗料の中でも
撥水効果が高い傾向があるので特にオススメです。

でも、うちの子、暴れん坊だから・・・て場合もあるでしょう。
それなら、子どもさんがある程度大きくなられて、もう大丈夫!って時期が来たら
思い切ってメンテナンスに持ってきてくだされば、削るなりなんなりして
修復できるのがはりものではなく無垢のテーブルのいいところです。
(ご面倒でなければオイル塗装は自力でメンテナンスもできます)

こうやって、長ーくつきあっていくのが無垢のオイル塗装のテーブルです。

ついつい、長く語ってしまいましたが
オイル仕上げのメリット デメリット、少しは伝わりましたでしょうか。

工業製品ばかりでなく自然なものに囲まれて、手で触れて
ここちよい生活、おすすめします♪

そうそう、もうひとつ、ダイニングテーブルのオイル塗装 最大のメリット!
やわらかに光が反射するのでお料理がおいしく見えるんです。
これは主婦にとってはポイント高いメリットですね♪

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