掃除や家事代行の仕事にあると有利!国家資格の種類を解説

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掃除の仕事そのものは国家資格などの各種資格がなくても始められます。しかし、各種資格があったほうが就職のチャンスが増えるだけでなく、当然給料も上がることから有利なことに違いありません。掃除の国家資格の種類と取得方法をまとめました。

掃除の仕事の国家資格って?種類や取得方法は?

自分の得意なことで仕事ができれば、これ以上楽で楽しい仕事はそうそうないでしょう。家事が得意な人ならば、一度は掃除の仕事の求人を探してみたことはありませんか?

 

ビルの掃除や一般宅の掃除の求人では、ただ掃除をするだけの人と、資格を持った人との給料に大きな違いがあったはずです。ではこれらの資格の種類や内容にはどのようなものがあるのでしょうか?掃除の主な国家資格とその種類、取得方法についてご紹介します。

 

 
【清掃作業監督者】

この清掃作業監督者とは、その字が表すように清掃作業の現場監督者となるために必要とされる種類の国家資格です。建築物環境衛生制度に関して2時間、建築物の衛生的管理に関して8時間、作業監督の実際に関して3時間の講習を受けた後、試験で優秀な成績を収めると取ることができます。

 

建築物清掃業として事業者登録するときには、必ずこの国家資格を有する従業員が1名選任されていることが絶対です。なぜなら法律で義務として定められているためで、清掃作業監督者が現場の清掃責任者として作業員の監督を行います。

 

受験資格と諸経費

1級ビルクリーニング技能士(昭和57年廃止となったビルクリーニング技師も含む)か、建築物環境衛生管理技術者の資格所持者であることが必要です。受講料は35,000円(非課税)で、受講決定通知郵送後の受講キャンセルには1,700円のキャンセル料がかかります。

 

有効期限がある?

清掃作業監督者は各都道府県知事に届け出て登録する必要がある種類の資格になります。講習を受けて合格した証である修了証書の登録有効期限は6年です。そのため、期限が切れる前に再講習会を受講する必要があります。期限切れ後でも再講習会受講は可能です。再講習会受講料は21,000円(非課税)かかります。

 

 
【ビルクリーニング技能士】

ビルクリーニング技能士は、先にご紹介した清掃作業監督者になるために必要とされる種類の国家資格でもあります。ビルクリーニング作業において必要とされる種類の技能が、ビル所有者の委託を受けるに値するかを評価する国家資格です。

 

平成28年度から1級・2級・3級・基礎級の4等級が定められ、各等級ごとにビルクリーニング技能検定が行われています。試験内容は学科試験と実技試験です。検定に合格すると、合格証書の交付とともに技能士の称号が与えられます。

 

受験資格と諸経費

基礎級は外国人技能実習生のみ技能実習1号の期間を3/4程度経過するという条件があるものの、3級まではビルクリーニング業務に従事しようという意思があれば、実務経験なしでも受験することができます。また3級は、建築物衛生管理科の職業訓練指導員免許の所有者も対象です。

 

2級の受験資格は、実務経験2年以上の3級合格者であることのほか、3級同様に建築物衛生管理科の職業訓練指導員免許の所有者でも受験できます。また、ビルクリーニングに関しての短期課程の普通職業訓練でも総時間700時間以上のものを終了し、かつ1年以上の実務経験のある方も対象です。

 

1級の受験資格は実務経験5年以上であることと、2級合格後1年以上、3級合格後3年以上実務経験があること、3級・2級同様に建築物衛生管理科の職業訓練指導員免許の所有者、そして2級でもあった短期過程の普通職業訓練者のなかでも、さらに4年以上の実務経験のある方となります。

 

なお、ここでいう実務経験とは、パートやアルバイトも含め、1週間あたり約24時間以上ビルクリーニング業務に就くことです。受験手数料は基礎級・3級が実技15,000円・学科3,000円、2級が実技18,000円・学科3,500円、1級が実技20,000円、学科3,700円になります。

 

 
【ハウスクリーニング技能士】

掃除の仕事というと、真っ先に思い浮かぶ種類はビルを掃除する仕事かもしれません。しかし、掃除の仕事には一般家庭の掃除ももちろんあります。就職先がハウスクリーニング業だった場合には、国家資格の種類の中でもハウスクリーニング技能士を受験するのがおすすめです。

 

平成22年12月に検定職種として追加されたハウスクリーニング技能士は、ハウスクリーニング業で働く人々の技能を国が証明する制度のため、自身のスキルアップだけでなく、持っている技能のアピールになります。会社や依頼主からの評価を上げる国家資格としておすすめです。

 

受験資格と諸経費

ハウスクリーニング技能士は単一等級のため、細かい区分はされていません。受験資格は3年以上のハウスクリーニング実務経験があることです。ここでの実務経験もアルバイト・パートを含め、1週間あたり約24時間以上ハウスクリーニング業務に就くことを指します。

 

試験は2日にわたって行われ、受験手数料は学科試験が8,900円、実技試験が29,900円です。実技試験は7つの項目があり、学科試験と実技試験の各項目ごとで、満点の60%以上の得点をあげると合格できます。

 

試験に合格すると?

ハウスクリーニング技能検定に合格すると、ハウスクリーニング技能士の称号を得ることができます。注意したい点は、ハウスクリーニング技能士を証明する「ハウスクリーニング技能士章」と、ハウスクリーニング技能士が事業所に在籍していることを証明する「ハウスクリーニング技能士在籍認定証」が申告制であることです。

 

合格証書は自動交付ですが、せっかく資格を取ったなら依頼主にもそのことをアピールしない手はありません。「ハウスクリーニング技能士章」は発行手数料として4,000円かかりますが、依頼主へのアピールとしてぜひ持っていたいものです。

 

「ハウスクリーニング技能士在籍認定証」は、事業主であるなら申請しておくとよいでしょう。ハウスクリーニング技能士のいる信頼できる事業所としてアピールできます。認定証は1年ごとに更新が必要で、年額1口4,000円です。認定証の交付とともに、ホームページ用バナーの使用権も与えられます。

 

 
【建築物環境衛生管理技術者】

建築物環境衛生管理技術者の仕事は、特定建築物と呼ばれる種類の建物に該当する学校や病院、デパートなどの環境衛生が、適切に管理・維持されているかを管理・監督することです。

 

特定建築物でも延べ面積が3,000平方m以上(学校の場合は8,000平方m以上)になると、建築物環境衛生管理技術者を選任する義務が生じます。そのためビル管理会社ではこの資格保持者の人数が業績に直結することから、高い評価を受けている種類の国家資格です。

 

受験資格と諸経費

特定建築物の環境衛生上の維持・管理に関する実務に、申し込みの時点で2年以上の経験があることです。実務期間については実務従事証明書の証明日が2年以上あることが条件となっている点が、これまでの国家資格と異なります。

 

さらに携わっていた環境衛生上の維持管理に関する実務の内容も細かく規定され、修理専業やアフターサービスとしての巡回サービスなどは認められません。受験手数料は非課税で13,900円です。

 

 
【おわりに】

掃除に関する国家資格にも、専門性の高いものから、パートやアルバイトから始めても取れるものまでさまざまな種類があります。掃除の資格には国家資格以外にも種類があるので、掃除に関わる仕事を希望する時にはいずれかの種類の資格を取っておくのがよいでしょう。

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