「まるごとにっぽん」。日本の魅力が詰まった施設が浅草にオープン!

日本全国・47都道府県の魅力が体験できる商業施設「まるごとにっぽん」が、2015年12月17日、浅草にオープン。外国人観光客も急増し、インバウンド需要への期待が高まる浅草にぴったり合った日本の魅力をぎゅっと詰め込んだ施設です。食べ物から雑貨、旅の手配まで、楽しみ方はいろいろです!

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変貌を遂げる浅草に、またひとつ新たな複合施設が誕生した。現在、浅草寺参詣を主な目的とする年間観光客数は2,800万人。東京スカイツリーも近く、国内外からたくさんの人が訪れている。

そんな中、オープンしたのが「まるごとにっぽん」。場所は浅草演芸ホールの斜め前。事業主である「東京楽天地」は、「かつて日本有数の賑わいを見せた浅草六区地区の寂れた現状を見るにつれ、この地に再び勢いを甦らせたい」と考えたという。手間暇をかけてつくられた逸品や全国の隠れた名産品を紹介することで、日本の伝統や食文化、プロダクトを次世代につなげていく。

「まるごとにっぽん」が入るビルの上階にはシティホテルもあり、観光客にとっては非常に使い勝手のいい施設だと言える。新設された建物のインテリアは木を要所に用いたナチュラルなテイスト。それでは、各フロアを紹介しよう。

【1階】にっぽん食市場・楽市/地方のセレクトグルメ

いなほ新潟のおむすび。

1階は食物販のフロア。全国から集まった23 店舗が地方色豊かな「食」を販売する。初めてお店を構える店舗も多く、ここにしかないものばかり。産地直送の生鮮品やお惣菜、スイーツまで。

その一角には、元蔵人のバイヤーがセレクトした約300 銘柄の日本酒・国産ワイン、約2000種類以上の地方の隠れた逸品が購入できる「まるごとにっぽん 蔵」も設置。

ホームパーティの食材やちょっとした手土産を選ぶのにぴったりの場所。

【2階】各地の伝統が生きたおしゃれな生活用品&雑貨

2階に広がるのは、生活用品や雑貨のショップ。伝統的な技術や風土が息づく、地方発の生活用品がセレクトされている。しかも、初出展が目白押し! 木工雑貨や竹製家具、革グッズ、ルームシューズやスキンケアグッズなど、バラエティも豊富。

別府温泉から生まれた高機能スキンケア&ヘアケアグッズを扱う「おおいた温泉座」には、足湯コーナーもある。歩き疲れたらひと休みするのもOK。

【2階・喫茶】インフィクスが内装デザインを手がけた「茶寮 つぼ市製茶本舗」

2階の生活用品フロアで訪れたいのが、買い物の合間にひと息つける茶寮「つぼ市製茶本舗」。1850年、大阪の堺に創業した日本茶の老舗の東京初の店舗である。

関西のお茶どころと聞くと京都・宇治を思い浮かべる人も多いだろうが、千利休生誕の地である大阪・堺も古くから茶問屋の集まる場所。その堺に本店を置く「つぼ市」は、2013年に堺の旧い町家をリノベーションした「茶寮 つぼ市製茶本舗」を開店。その店舗デザインを担当したデザイン事務所・インフィクスが浅草店も手がけている。

つぼ市の「宇治抹茶ミルク金時」。

コンセプトは「市中の山居」。浅草という都会の喧騒の中、静謐さを味わえる空間を目指したという。煤竹(すすだけ)という飴色の竹を格子状に組んだ空間を中央に配置し、カウンターとテーブル席を緩やかにゾーニング。このパーティションは、京都で茶室などの数寄屋建築を多く手がける横山竹材店によるもので、京都の竹職人が丁寧に仕上げている。

また、著名な左官職人である久住有生氏を起用し、丁寧に塗った左官壁がしっとりとした雰囲気を空間全体にもたらしている。和の情緒を重視した本物の素材や色使いと北欧デザインの照明が混ざり合い、今の和モダンを体現。

お茶のプロが入れる抹茶や煎茶に合わせて、スイーツのランキングイベント総合グランプリを受賞した「利休抹茶あいすくりーむ」や抹茶をたっぷりと練りこんだ餡が入った「利休餅」など、オリジナルのお菓子もぜひ味わいたい。

【3階】旅の窓口「浅草にっぽん区」

ユニークなのが3階。テーマは「旅の窓口」。各市町村がブースにて魅力をアピールする「【Event space】おすすめふるさと」、郷土料理の作り方を学べる料理教室「【Cooking studio】おいしいのつくりかた」、さらには、ふるさと納税窓口や、移住・定住相談窓口など、内容もりだくさん。

出展市町村の食材を使用した料理が楽しめる「【Cafe】M/N」では、期間限定メニューをチェックしたい。

【4階】旬の味覚をいただきます!

お腹がすいたら、4階へ。浅草の景色を楽しみながら旬の味覚を味わえるレストランフロアだ。1 階の鮮魚店で販売している魚を用いた海鮮丼がスペシャリテの「海鮮若狭丸」や、愛媛県産を中心とした30 種類以上の野菜をビュッフェ形式で味わえる「チャーリーズベジタブル東京」など、7店舗がオープン。

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【施設概要】
まるごとにっぽん

〒111-0032 東京都台東区浅草2-6-7
電話/03-3845-0510
営業時間/
1F・2F 10:00〜20:00
3F 10:00〜21:00
4F 11:00〜23:00
※一部店舗により営業時間が異なります。

◆お問い合わせ/まるごとにっぽん

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