下連雀Y邸 -LDKと中庭の関係が作り出す心地よい空間-

ファーストプランの時に一番考えたのは、既に2階配置が決まっていたL・D・K及び中庭との相互関係でした。提案プランは決してインパクトの強いものではありませんでしたが、施主のYさんにはこのバランスを気に入っていただき、ご採用いただけたようです。
中庭とデッキテラスをL字型に囲む立体コートハウスで、LDKのみならず1階寝室や土間玄関からも、塀で囲われた中庭を介して採光、通風、そして緑の眺望を享受することができます。またL・D・Kは異なる天井高とするなど、家全体の空間は緩やかにつながりながらも抑揚のある構成となっています。
中庭のシンボルツリーを、最後にYさんと共に植栽畑に選びに行った際、なかなか決められないことが多かった?奥様が「この樹がいい!」と即決していただいたことが印象に残ります。(少し予算オーバーでしたが…)このアオハダという樹が2階の目線レベルまで育つ頃には、より良いバランスの住まいとなることでしょう。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 975
  • 3
  • 0
  • いいね
  • クリップ
  • 975
  • 3
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

東京都杉並区にある、住宅を中心に手掛ける建築設計事務所です。「そこに在るべくして在るような建築」 を目指して設計しています。ご興味のある方は、是非ホームページを…

遠藤誠建築設計事務所さんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア