もう温活を諦めない!時短で体が温まる、LIXILの新提案!
LIMIA編集部
陽光は天窓から白壁の上を滑り落ち、室内は明るさと暖かさで満たされる。この壁はモルタルと漆喰の厚塗りで仕上げられ、蓄熱効果を持たせている。夏場は陽光をよしずで遮り、熱気は最上部に設けられた換気口から抜けてゆく。半円形に並べられた8枚の壁はイースター島のモアイ像のようにわずかに天を向き、それによって空間に開放的な上昇感を与えている。
やがて陽は白壁に木々の影をうっすらと塗りこめて消えてゆく。これ以降は空の色変のいちじるしさに見惚れ、気が付くとおびただしい量の星に包まれている。それに応答するように部屋の明かりを放つ。
ここでは日常我々が意識している数直線的で全く均質な時間-いわゆる「刻まれた時間」-でなく、天窓からやってくる陽の移りや天空の彩が伝える「感じる時間」によって過ごすことになる。これらが身体を優しく包み、人の根源的な喜びを呼び覚ます。
別荘っていいな~。
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