#016 普段着の庭

竣工当初に建物を見た印象は、色使いの濃さでした。バルコニーフェンスのダークブラウン色、一階の一部で使用されている外壁タイルのダークグレー色、玄関タイルのダークブラウン~ダークグレー色などです。今回はそれらの濃さを緩和させるのではなく、同調色の素材を用いて全体をまとめるプランを考えました。門柱等に用いたダークブラウン色のブロック(スクラッチタイルやオーストラリアレンガの装い)は懐かしさと重厚さを醸し出しています。ポスト、笠木、レンガはダークブラウン色、表札、フェンスはブラック色を採用し建物周辺との調和をはかっています。この濃いめの仕上材が重苦しく映らないように植物をバランス良く配植しました。特に庭の芝のグリーン色は非常に美しく、ダーク色との見事なコントラストを生んでいます。
植栽工事が完了してから約6ヶ月、緑が整ってきているのを見てうれしく感じました。鉢植えも小さな畑も芝庭も楽しく作業されているのを聞いて安心しました。時々、岡山に用事で来られた娘さんが家には入らず、芝だけ刈って帰られるそうです。”その時にできる人が出来る範囲のことを肩ひじ張らずにする”。自然に普段着でその作業ができる関係性が羨ましくもありました。私も時々伺って、建物やブロック際の芝を電気の力を借りてお手伝いしたいと思っております。

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