檜のフローリング、漆喰の壁、杉の踏み天井といった昔からある素材で、
かつこれからもある素材で造る木組みの家。永く暮らし続けるをコンセ
プトに普通にある素材ばかりで仕上げています。
リビング中央の薪ストーブ。防火設計の為、防火壁が少し大きめで造られて
います。壁は拭き掃除がし易い様に鏡面仕上げの御影石を貼っています。
設計の段階でお施主さんが購入してくれた古建具。新しい家にも違和感なく
収まりました。
ステンレス製のナスラック セスパを少しばかりオーダー改造をして設置。
背面家具カウンターには調味料入れを製作しました。
二階居間は小屋組みを表す仕上げです。色艶の良い80年生の杉丸太を使い、
小屋束は通し貫で締め固め、大工の手仕事を意匠として表した仕上げです。
外観は漆喰と杉板で耐候性の高い自然素材で仕上げています。陽に当たる
漆喰の白が眩しいです。