#011 既存物との調和

最初の外構造園工事が竣工してから7年。ライフスタイルの変化で車の台数が増加しました。それにより屋根が必要となり、今回の工事に至りました。7年の経年変化とどう折り合いをつけるかが今回の大きなテーマでした。また、当時の材料と同じ型番、色味であっても、新しいものと古いものの違いが明確になってしまうので、既存物をあまり触らない材料選択と施工方法を思考しました。今回のカーポートは柱を4本使用しますが、そのうちの3本を花壇の中に入れることとしました。それにより床の石張を撤去する箇所が1箇所となり、既存物と新設物の接点を最小限に減らすことが出来ました。さらに、職人さんが慎重に石を撤去したことにより、石の再利用が可能となりました。元々花壇内にあった、ヤマボウシとシマトネリコ、コクチナシなどは一旦庭へ仮植えしカーポートが組みあがった後、植栽されました。植物の不定形が新設物との接点となっているため、既存物と新設物の境界をよりあいまいにすることができました。
新設されたカーポートは水平が強調された建物とバランス良く調和し、以前からそこにあったような印象を与えています。

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