北大路烏丸の事務所併用住宅

敷地は京都市街の中央を南北に走る烏丸通のほぼ北端に接し、その碁盤の目の街路と、すぐそばを流れる加茂川に沿った北北西から南南東への街路が交差する所にあり、廻りの建物はそのどちらに沿うべきか迷っているように居心地悪そうに建っています。そこで本建物は主軸の2階住居部は加茂川の流れにそった方向に合わせて設計し南南東からの光と風を取り入れるようにしました。1階事務所部はガラスとコンクリート壁で烏丸通りの街路に沿った軸線で斜めに切り抜いて建物の間口を広く見えるようにしました。屋根はそれぞれの部屋により異なる4種類の形状を採用しどちらの街路に沿っているかをわざと曖昧に見えるようにデザインしました。
また中庭は2階も使えるようにグレーチングの床を設けその方向により1.2階の視線を遮断しプライバシーを守るようにしました。            

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住宅、商業施設、医療施設他の企画設計監理をしている京都のアトリエ事務所です。日々自然に目にして来た京都の伝統的建築物をデザインの原点と考えています。

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