バラの香りを楽しむ!「ポプリ&バスボール」作り方

バラは花として眺める以外に、香りをいかした楽しみ方がいろいろあります。香りのよい花の花びらをひとひらずつ丁寧にはずし、ローズポプリを作りましょう。できあがったポプリをサシェやバスボールに利用するアイデアも紹介します。

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バラは花として眺める以外に、香りをいかした楽しみ方がいろいろあります。香りのよい花の花びらをひとひらずつ丁寧にはずし、ローズポプリを作りましょう。できあがったポプリをサシェやバスボールに利用するアイデアも紹介します。

ドライポプリ(DRY POTPOURRI)

乾燥させた花びらに香りを封じ込めます。中輪系の赤やサーモンピンク、濃いオレンジのバラが、鮮やかで美しいポプリに仕上がります。
きれいなガラスの器に入れて飾ると、香りも色も楽しめます。

*ドライポプリの作り方

01 花びらをガクからはずし、なるべく重ならないように平らなザルなどに広げます。半日陰の湿度の低い場所で干して、乾燥させます。目安は数日から1週間。

02 完全に乾いたら密封瓶に入れ、ローズエッセンシャルオイル(精油)を2~3滴垂らしてふたを閉じます。

03 軽く振ってなじませ、冷暗所に1か月ほどねかせて香りを熟成させます。その間ときどき瓶を揺らして、全体を混ぜ合わせるとよいでしょう。

*ポプリを入れた香りのリース

衣服の上に置いてほんのり香りを移したり、クローゼットや引き出しの取っ手にかけてインテリアとしても楽しめます。
写真のリースは厚手のオーガンジーを筒状に縫い、中にポプリとワイヤー(芯)を詰めて両端を縫いとめて作ります。
リースの途中4か所も大きめのビーズで縫いとめておくと、ポプリが下にたまることがありません。

*特別な香りをサシェ(匂い袋)にして

オーガンジーやリボンレースの小袋に詰め込んで、バッグや引き出しに忍ばせます。

*ポプリに最適な品種:Gertrude Jekyll

鮮やかなピンクの花びらと強い香りをもつ‘ガートルード ジェキル’は、ポプリに最適な品種のひとつ。
花びらの傷んでいない七~八分咲きの花を、朝のうちに摘みとりましょう。

モイストポプリ(MOIST POTPOURRI)

花びらを塩漬けにしてフレッシュなまま楽しめるポプリ。塩の防腐作用で香りも色も長く保てます。
香りが熟成したらポプリポットなどに移し替え、日の当たらない場所に飾りましょう。

*モイストポプリの作り方

01 プラスチックの密封容器に粗塩を薄く敷いて平らにし、花びらを重ならないように並べます。

02 粗塩を1㎝ほどかぶせ、スプーンで軽く押さえます。同様に花びらを並べ、粗塩をかぶせて層にする作業を2~3回繰り返したら、しっかり密封します。
花びらの水分がほどよく抜けてしんなりするまで、冷暗所で3日ほどねかせます。

03 花びらと粗塩をスプーンでていねいに密封瓶に移し替えます。ローズエッセンシャルオイル(精油)を2~3滴垂らし、木のスプーンで全体をゆっくり混ぜ合わせます。

04 瓶をしっかり密封し、冷暗所で約1か月ねかせて香りを熟成させます。その間ときどき瓶を揺らして、全体を混ぜ合わせるとよいでしょう。

*モイストポプリをリース風に飾る

水を張ったガラス皿にモイストポプリを入れた器を置き、周囲をアイビーやバラ、季節の小花でリースのようにアレンジ。
真っ白い塩がポプリやまわりの草花の美しさをいっそう引き立ててくれます。

シュワシュワバスボール (BATH BALL)

シュワシュワの泡とともに花びらが優雅に広がり、浴室はバラの豊かな香りに包まれます。製氷皿やクッキー型で好きな形に成型しても素敵です。
ラッピングすれば、小さな贈りものとしても喜ばれそう。

*バスボールの作り方

■用意するもの/1個分

・重曹(炭酸水素ナトリウム)……大さじ3
・クエン酸……大さじ2
・粗塩……大さじ1
・バラのドライポプリ……大さじ1 (ローズのハーブティーを利用してもOK)
・ビニール袋*1個が普通の浴槽1回分の適量です。サイズの違うものを作る場は、重曹:クエン酸:粗塩 = 3:2:1の配合で調節してください(ポプリはお好みで適量)。
*万一、きれいに成型できなくても効能は同じなので、パウダータイプとして使えます。
*浴槽のタイプによって入浴剤が使えない場合は、足湯や手浴などに活用してください。
*すぐに使わない場合は乾燥剤といっしょに密封容器に入れておけば、常温で半年間は保存が可能。01 ビニール袋にすべての材料を入れます。

02 袋ごともむようにして、全体をよく混ぜ合わせます。

03-A しっとりとして手応えがあったら、ボール状になるようにギュッと丸めます。15分ほど放置して、固まっていればできあがり。

03-B クッキー型やタルト型、製氷皿などに押し入れて成型してもかわいい。固まったら、型からそっととり出します。

*ここがPoint!

お湯に入れるとすぐに溶けて発泡しますが、これは重曹とクエン酸のダブル効果によるもの。泡の刺激は血流を促し、新陳代謝を活発にしてくれます。

■それぞれの効能
・塩:体内の老廃物を排泄します。古い角質を落とし、新しい肌に生まれ変わるのを助けてくれます。

・重曹(炭酸水素ナトリウム):ガス化して皮膚から吸収され、肌の毛細血管を刺激します。血行促進、美肌づくり、湯冷め防止にも働きます。

・クエン酸:肌のpHバランスを整え、肌をなめらかにする働きと殺菌効果があります。

バラのことをもっと知りたい方におすすめ!

「改訂版 プロが教えるバラのすべて」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんのバラの育て方のポイントをわかりやすく丁寧に紹介しております。

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