犬が苦手な『音』9選!嫌いな音で愛犬にストレスを与えていませんか?

犬はとても聴覚が優れている動物です。そのため、私たちにとっては何気ない音であっても、とても大きな音に感じていたり、それゆえに非常に不快な音に感じたりすることも。今回は、犬がストレスを感じてしまう苦手な『音』を紹介します。

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犬は人工的な音が苦手!ストレスになることも…

犬は非常に聴覚が優れている動物です。音域であれば、人間の約2倍の音を感知することができ、距離であれば、人間が聞こえる距離の約4倍も遠くから聞こえてくる音をキャッチすることができると言われています。

また、聴覚が優れている犬は、同じ音であっても人間より大きな音として聞こえています。そのため、苦手な音が聞こえたときは、私たちが想像する以上に不快感や苦痛を感じているのです。

特に、犬は自然界に存在しない人工的な音や、突然の大きな音を苦手とする傾向があります。あまりにも日常生活の中で苦手な音が聞こえていると、ストレスが溜まってしまいます。こうした音はできるだけ出さないよう、飼い主も気を付けてあげましょう。

ストレスを感じているかも…犬が苦手な『音』とは

では、具体的に犬が苦手な音とは、どのような音を指しているのでしょうか。日常的に聞こえてくる音の中から紹介していきます。ご家庭ではこのような音は避けたり、出さないように気を付けたりしてください。

1.雷の音

よく聞く犬の苦手な音として、『雷』が挙げられます。人間でも恐怖を感じるほど、地響きのような大きな音を不規則に発する雷は、犬にとって非常に怖い音です。

そのため、雷が鳴っている日は、できるだけ散歩を休んだり、雷が去ってから行くようにしたりと、愛犬になるべくストレスがかからないようにしてあげてください。家の中でも怖がるという場合は、飼い主さんがそっと寄り添っていてあげましょう。

2.花火の音

花火大会に犬を連れて行くという人もいますが、犬にとって花火も苦手な対象です。花火の音が苦手な理由としては、突然「パァーンッ」という大きな音が鳴り響くからです。突然の大きな音にびっくりしてしまい、ストレスを感じてしまいます。

中には、花火大会で花火の音にビックリしてしまい、脱走してしまったりパニックに陥ったりする犬もいます。できるだけ花火大会には連れて行かない方が無難です。

3.ドライヤーの音

人工的な音が苦手な犬にとって、毎日のように聞かなければいけないドライヤーの大きな音も不快に感じます。常時鳴っているため、びっくりするわけではありませんが、犬にとっては「うるさい」と感じることも。

人工的な音は自然界には存在しない音なので、警戒心が強い犬にとっては「なぜこのような音が出てくるのか」と恐怖を感じてしまうことも理由の1つです。

4.掃除機の音

掃除機の音が苦手な犬は多いですよね。やはりこちらも大きな音が苦手なようで、掃除機をかけ始めると、掃除機に対して吠えたり、逃げたり、中にはパニックに陥ってしまう犬もいます。

また掃除機の出す音は犬の苦手な周波数を持っているともいわれていて、不快に感じるという説もあります。

5.バイクの大きなエンジン音

散歩中、あるいは外から聞こえてくる大きなバイクのエンジン音にも恐怖を感じる犬が多いです。突然鳴り響く大きな音、また地響きを感じるような低い音は、犬に不安を感じさせるには十分な要素を持っています。

散歩中にバイクに出くわした場合、バイクに恐怖を感じ、トラウマになってしまう犬もいるほどです。散歩はできるだけ交通量の少ないルートを選んだり、飼い主自身がエンジン音の煩いバイクは乗らないようにするなど、できる限りの対策をしましょう。

6.電車の走行音

散歩中に踏切の近くや線路の近くを通る人は、電車が走ってくると愛犬が怖がったり、電車に向かって吠えたりする姿を見たことはありませんか。バイクの音とは種類が異なりますが、やはりこちらも犬にとっては不快に感じる大きな音です。

電車が走行時に出す「ガタンゴトン」という音も、自然界には存在しないため、犬は不安を感じやすいと考えられます。目の前で電車を見ている場合は、電車の大きさに圧倒され、より恐怖を感じやすくなってしまうので注意が必要です。

7.物が突然床に落ちた時の大きな音

一緒に暮らしていると、日常生活の中にも犬が苦手とする音は存在します。例えば飼い主が物を床に落としてしまった際「ガシャン!」などと音が鳴り響きますが、この突然聞こえる大きな音に犬はびっくりしてしまい、ストレスとなります。

また、家、あるいは同じ室内で起きていることなので、脅威となる音が自分のテリトリーで鳴ったことも不快感を感じる一因です。なるべく驚かせることがないよう、飼い主は日頃から落ち着いて行動しましょう。

8.機械的な電子音

犬が不信感を抱きやすい機械的な電子音も苦手な音に分類されます。機械的な電子音とは、小さい子が遊ぶおもちゃの音であったり、インターホンの音などが当てはまります。

また、朝飼い主が設定している目覚まし時計の音にも敏感です。せっかく気持ち良く寝ていたのに、突然けたたましい大きな音が鳴ることで、犬に大きなストレスを与えてしまいます。

こうした電子音は、なるべく小さい音で設定したり、目覚まし時計などは愛犬が驚きにくい音に設定するなどして、対処しましょう。

9.工事の音

こちらもよく聞く犬の苦手な音です。普段あまり聞き慣れていない大きな音、さらに家の中にいても地響きのように感じる音なので、人間でもストレスを感じてしまう人がいますよね。犬であれば尚更です。

「いったいこれは何の音なのだろう」と正体がわからない聞き慣れない音に、恐怖や不安を感じてしまいます。工事はどうすることもできないので、慣れてもらうしかありません。

しかし飼い主がおもちゃを使って思いっきり遊んであげたり、隣に座り優しくスキンシップをとってあげることで、不安や恐怖を軽くしてあげることはできます。

まとめ

今回は犬が苦手な『音』を紹介してきました。犬は突然の音や大きな音、また人工的な音を苦手とします。すべてを排除することは難しいですが、少しでも愛犬のストレスを軽減してあげられるよう対策や適切な対応をとっていきましょう。

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