身近で可憐なマーガレットの育て方、意外とコツがいるって知ってた?

白い花弁に黄色の花芯がかわいらしいマーガレット。種類も多く、寄せ植えにも使いやすいところから、ガーデニングでも人気の花材となっています。マーガレットは寒さにも暑さにも弱く、育て方には意外とコツがいる植物です。品種や植え付け、植替え、さらに日常の管理など、その育て方を中心にまとめてみましょう。

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【目次】
・キク属のマーガレットってどんな花?
・マーガレットにはどんな種類があるの?
・女性名にも使われるマーガレットの花言葉って?
・地植えや鉢植えで楽しめるマーガレットの植え付け方
・たっぷり日にあてて秋には剪定を!マーガレットの育て方
・まとめ

キク属のマーガレットってどんな花?

スペイン領カナリヤ諸島原産のマーガレットは、もともとカナリヤ諸島の浜辺に自生していた多年草。越冬させて何年も育てると、茎がごつごつと木のようになり常緑性低木となることから、和名ではモクシュンギク(木春菊)とも呼ばれています。

キク科モクシュンギク属のモクシュンギク(アルギランセマム・フルテッセンス)の園芸品種や、近縁種を交配させた園芸品種が、一般にマーガレットとされます。園芸品種は色も姿もさまざまですが、野生種は白か黄色の一重咲きのもののみです。

17世紀末にヨーロッパに渡り、フランスで品種改良されたことからヨーロッパでは「パリデージー」とも呼ばれます。さらに、フランスには日本でいうマーガレットとは違う、フランスギクという植物が「マーガレット」と呼ばれるようです。日本では、明治時代に入ってきた在来白という白い花の園芸品種が知られています。

マーガレットの開花期は11月頃から5月頃にかけてと長く、他の花との相性も良いことから、ガーデニングで人気の高い植物です。

マーガレットとよく似た黄色い花芯に白い花弁の花をつける植物にフランスギクやシャスターデージーがあります。一見同じに見えるほどよく似た花ですが、葉の形や茎の伸び方、花のつき方などで見分けることができます。

マーガレットの葉や茎の汁にはミニテルペンラクトンという有毒物質が含まれています。皮膚接触による皮膚炎や経口接触による嘔吐などの症状を引き起こす恐れがあるので、注意も必要です。

マーガレットにはどんな種類があるの?

白と黄色のコントラストが基本のマーガレットですが、交配によりピンクや黄色、八重咲き丁字咲きなどさまざまな色、形の品種が存在しています。本来は香りのないマーガレットですが、交配によりラベンダーのような香りをもたせたものも。代表的な品種や人気の品種をご紹介しましょう。

• 在来白花種(在来白)
明治時代に日本に入ってきた園芸品種で、元はフランスで改良されたものです。マーガレットといえばこれといっても過言ではないほど代表的な存在で、野生種よりも大きな花をつけるのも特徴です。

• 黄花マーガレット(在来黄)
一重の黄色い花を咲かせる品種が黄花マーガレットです。直径5センチほどの花は黄色い花芯にすらりとした黄色の花弁が美しく、調和のとれた姿が人気です。

• サマーメロディー
鉢植えで市場に多く流通する八重咲きの品種がサマーメロディー。ピンクのグラデーションが美しく、近年人気を集めています。


• クーデルスタート
中央部の筒状花が大きく花弁のように広がる、丁字咲きの品種です。

• サンデーリップル
コンパクトにまとまる早生品種で、鉢植えに向いているため、多く流通しています。暑さに弱い特徴を持っています。


• 風恋香(ふうれんか)
マーガレットとハナワギクを交配させて作られた品種で、ラベンダーのような香りが特徴。

女性名にも使われるマーガレットの花言葉って?

マーガレットは花弁を1枚ずつむしり取りながら想い人の心を探る花占いにも使われます。その名はギリシャ語の「マルガリーテス(=真珠)」を起源にもつとされ、元英国首相のマーガレット・サッチャーや、アメリカの自動文学者マーガレット・ワイズ・ブラウンなどに見られるように、西欧文化圏では女性の名前としてもよく使われます。

古くから私たちの身近にあり、愛されてきたマーガレットは、複数の花言葉を持つ花としても知られています。代表的なマーガレットの花言葉は以下の通りです。


• 白いマーガレットの花言葉:心に秘めた愛、真実の友情、感謝、誠実、信頼、恋を占う
• ピンク色のマーガレットの花言葉:真実の愛


• 黄色いマーガレットの花言葉:美しい姿

地植えや鉢植えで楽しめるマーガレットの植え付け方

寒さや暑さに弱く、多湿を嫌うマーガレットを上手に育てるコツは、ずばり植え付け方にあります。適切な場所を選んで、適切な時期に、適切な方法で植え付ける必要があるのです。マーガレットの植え付け方と注意点をまとめてみました。

• マーガレットを植え付ける場所は?
一年を通して日当たりの良い場所で育てるのが基本ですが、夏を越すのが最大の課題であるため、真夏は直射日光を避けられる風通しの良い場所に避難させるのも一手です。

関西以西では霜にあたらない限り露地植えも可能ですが、寒さに弱いため寒冷地での露地植えは避けた方が無難。鉢植えなら気温の下がる時期や夜間だけ室内に取り込むのも良いでしょう。

育てる場所さえ選べば、マーガレットは決して弱い植物ではありません。適切な環境を選んで栽培しましょう。

• マーガレットを植え付ける時期は?
マーガレットの植え付けは、3月下旬から6月初旬あたりの春に行います。夏が近くにつれて生育が衰えてきますが、直射日光を避けられる風通しの良い場所で見守りましょう。

• マーガレットの植え付け方は?
基本的にマーガレットはアルカリ性の土壌を好むため、園芸用品に小粒の赤玉土とリンを含む緩効性無機質肥料などを混ぜた用土がおすすめです。土壌が酸性の場合は、緩和するために苦土石灰や有機石灰を混ぜるのもおすすめです。

店頭に並んでいるマーガレットは、温室育ちで寒さに慣れていない株がほとんど。冬場にいきなり戸外へ出すと、しおれてしまうケースも。暖かくなるまでは室内で管理し、徐々に外気に慣れさせましょう。地植えの場合は防寒対策として、株の根元に腐葉土などをかぶせることも必要です。

たっぷり日にあてて秋には剪定を!マーガレットの育て方

身近な花ながら意外に管理が難しいマーガレットは、ちょっと上級者向けの植物。とはいえ、適切な環境を選んで育てれば、その日常管理は難しくありません。マーガレット栽培のコツについて解説します。


• 水のやりすぎに注意すること
マーガレットは乾燥気味を好み、根腐れしやすい植物です。水のやりすぎはトラブルの元となるので、土が濡れている時には水やりを避け、土が乾いてからたっぷりと水を与えます。

冬場には特に水やりの回数は減らす必要があります。開花中は、花に水をかけてしまわないように注意しましょう。

• 肥料はひかえめでOK
マーガレットは比較的少ない肥料で十分元気に生育します。肥料の与えすぎは、花付きの悪さにつながるケースもあるので、気をつけましょう。開花時期には2週間〜3週間に1度程度、液体肥料を与えましょう。

• 秋には剪定すること
9月頃には思い切ってマーガレットをばっさり剪定することで、株形が整い、花数を増やすことができます。15cmほどに伸びた新芽を摘み取ることで、脇芽が出てより多くの花をつけるのです。全体で背丈を半分にする気持ちで思い切って剪定してよいのですが、葉を残さずに剪定すると枯れてしまうので注意が必要です。

まとめ

暑さにも寒さにも弱く、多湿でも立ち枯れてしまうマーガレットの育て方は、意外に難易度が高いもの。とはいえ、基本をおさえて大切に育てれば、かわいらしい花を次々に咲かせて、私たちの目を楽しませてくれます。コツをおさえてマーガレットをご自宅でも楽しんでみてください。


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